陸上自衛官隊員(35)を強制わいせつ致傷の罪で在宅起訴(陸上自衛隊福島駐屯地)
続報
強制わいせつを被ったとされる後輩の隊員に対して2020年11月ごろから去年4月までの間、平手打ちなどをしてけがをさせたとして、陸上自衛隊福島駐屯地の3等陸曹(36)の男性自衛官が18日付けで懲戒免職処分となったという報道が配信されています。
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TUFテレビユー福島) - Yahoo!ニュース 配信 免職者の実名は伏せました
後輩の男性隊員に暴行、わいせつ行為も…男性自衛官(36)を懲戒免職 陸上自衛隊福島駐屯地
略
3等陸曹は、この男性隊員に対する強制わいせつ傷害の罪で在宅で起訴されていて、今後、福島地裁で裁判員裁判が開かれる予定です。
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強制わいせつが事実なら、被害者は平手打ちやつねりの暴力におびえながらの性加害をいやおうなしに受けていた可能性もあります。
そもそも強制わいせつ傷害で在宅起訴されたのが7月7日であるなら、その事での懲戒処分は可能ではありませんでしたか?なぜ12月半ばすぎになるまで処分が伸びたかも合点がいきません。処分に要する聴き取り調査結果が今月まで得られなかったというのであれば福島駐屯地の人事業務の遅遅たるところが論難されてしかるべきと思ってしまいました。
それにしても強制わいせつや障害をその加害期間中に同僚や上官は認識していなかったのでしょうか?だとすれば隊内の非人道的行為への能天気ぶりが天下にさらけ出された案件といえましょう。
自衛隊内でのセクハラ等の別件はメディア等で言及されて至近も女性自衛官への加害自衛官三名の完全敗訴が報じられています。
今回の同性わいせつや傷害加害疑惑も蛮行は速やかに隊の責任者に行きわたるような体制が引かれていない、もしくは不十分である可能性も大いにあるものと疑念せざるをえないところです。
追記
後輩隊員への強制わいせつ致傷が問われる元自衛官の裁判の途中経過報道(福島地裁)
同