一体、どういうことでしょうか?
18歳で任官された時から職場での性被害や、所属長の散漫な対応が報じられています。
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(毎日新聞) - Yahoo!ニュース 02配信 引用
上司から性的暴行受けPTSD 男性自衛官が公務災害を申請 宮城
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弁護団によると、男性は2006年、18歳で任官。配属直後から隊の男性上司2人から「女みたい」などの発言を受け、忘年会で女装するよう指示を受け、キスをされたり胸を触られたりするなどした。 勤務中も整備工場内で2人から体を拘束され、下半身を露出させられたほか、工具で性器に触れるなどの暴行を受けた。こうした行為は男性が異動するまで5年近く日常的に続いたという。
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男性は22年に所属長へ一連のハラスメント行為を報告したが、「(本人の証言と)事実が一致しないので(ハラスメントを)認定できない」と告げられるなど、十分な対応を受けられなかったとしている。男性は24年2月、PTSDと診断された。
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自衛隊内に限らずですが、優越的立場の同性からのこうした性加害は昔から今に至るまでよくあることなのでありましょう。
記事で知る限りは「関係者に謝罪及び組織の隠蔽体質の是正」を訴えている被害者は現職の自衛官です。自衛隊はこうした告発を行ったことで職場での不利益を起こさないようにしなければなりません。
それにしても2022年に男性から一連の被害報告を受けた所属長の散漫な対応が事実であるなら、所属長をはじめとした隊内意識の抜本的是正が必定ともなっていましょう。またセクハラが事実なら謝罪は2名の加害隊員のみならず当該の所属長も心より行わなければなりません。また謝罪だけで済むのでしょうか?事実なら公表を伴うなんらかの懲戒処分であるべきではないでしょうか?
陸上自衛官隊員(35)を強制わいせつ被害の後輩隊員への暴行事由で懲戒免職(福島駐屯地)
いずれにせよ防衛省はこうした悪習があるならそれらを掌握したうえでの対策そして一掃に向けて当事者意識にたち努力しなければなりません。