この方の御指摘も、我が国の報道の自由の程度に関してなかなか考えさせられるものがあります。
海外と比較した低いランキングを思うにつけても暗澹たる気持ちも禁じ得ません。
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篠田博之月刊『創』編集長
(篠田博之) - 個人 - Yahoo!ニュース
芸能界を一変させかねないジャニーズ「性加害」スキャンダルは今、大事な局面を迎えている
気になる『女性セブン』の報道と他誌の沈黙
『週刊文春』はこれを批判し、末尾で「小学館は今年、藤島ジュリー景子社長の“推し”と言われるなにわ男子のカレンダーを発売している」と書いている。
略
このところ『週刊新潮』がジャニーズ事務所のスキャンダルをあまり報じなくなったのはそのためだと業界では指摘されている。
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私見では『週刊新潮』は、今回のジャニーズ創業者の性加害疑惑の日本側の積極報道派の随一とも言える『週刊文春』とともに社会的不正や利権、大新聞やテレビ局が報道をためらっている事案への報道を相手方からの損害賠償請求の脅しや恐怖へもいとわず敢行する骨あるメディアの一つと思っていましたが、篠田氏の言う業界の指摘が事実に沿ったものであるなら大変残念なことです。
また『週刊文春』は忖度しない雑誌の雄として『週刊新潮』への友情的叱咤は行わないのでしょうか?
いずれにせよ篠田氏の言う(ジャニーズ事務所のメディア支配は「鞭と飴」の使い分け施策・・・)の戦略はこの期に及んでもマスコミ界に大きなにらみを利かせているということでしょうか。
まあ報道の自由のランクが世界でも71位という日本の実情といえばそれまでですが、現状ではメディア不信は高まるばかりではないでしょうか。
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続・「史上最悪レベルの性暴力事件」に発展するかもしれない。@ジャーナリスト