テレ朝の後付け説明は事の本質から逃避した姿勢でしょう@ジャニーズ創業者による性加害問題 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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J-CAST ニュース 2023年04月27日17時57分配信 引用

ジャニー喜多川氏の性加害疑惑「報じなかったマスコミ」に北村弁護士激怒 「全くまともではなかった」: 

 

報道されないと「世間は全く知らない」(第二画面)

 

例えばジャニーズに入所すること自体ためらったり、選択は変わったと思うか」とする質問に、「その時になってみないと分からない」とした上で、「もしテレビが当時取り上げてたら、大問題になるはず」で「親も多分行かせない」と指摘し、「どっちの角度から見ても、多分なかったのではないかと思う」と話していた。

 

「マスコミもそのことを百も承知」

第3画面

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元ジャニーズJr.の岡本カウアン氏(26)の場合がどうであったのかは知る術もありませんが、概して、息子がジャニーズに入所あるいはレッスン受講など何らかの関りが生じる際は、少年はともかく保護者は

この若い男性専門のプロダクション創業者にまつわる悪い噂は多かれ少なかれ知っていたのではないかとも察しています。

 

保護者や取次者の結果責任は?ジャニーズ創業者による少年群への性的虐待疑惑

 

おそらくは天下のジャニーズに我が息子が創業者から認めてもらうことへのうれしさのほうが、悪い噂からんぼ懸念に勝っていたのでしょう。あるいは中には、少々の性的なハラスメントをされてもそれが出世の糧になるのであればやむなしとの考えの保護者もいたのかもしれません。

なかには息子の美少年ぶりがことその道の審美眼では随一の創業者から何かよからぬことをされるのは名誉であるととらえるBL指向の保護者もいたのかもしれません。

 

しかしそれらは決して報道しなかったメディアの免罪符となるわけではありません。特にテレビ局キー局などが利権享受をものともせずマスコミの矜持に沿って報道していれば、報道の間口が広がる事で例えばそれを見た祖父母などからも性的受難の可能性を案じる声も少年には直截に届くものでしょう。

 

したがって北村弁護士が言う 「全くまともではなかった」: 構造を忖度しまくっていた各局・各社は以下に例示するほんのさわり程度の説明では後付け説明であり事の本質から逃避の論難は不可避と思われます。

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(共同通信) - Yahoo!ニュース 配信

テレ朝「ニュースその都度判断」 ジャニーズ性加害報道

 

 

 ジャニーズ事務所の元所属タレントが故ジャニー喜多川前社長による性加害を訴えた記者会見の報道を巡り、テレビ朝日の篠塚浩社長は25日の定例記者会見で「報道の過程は従来お答えしていない」とした上で「ニュースはその都度、個別の案件を判断して対応している」と述べた。

記事画面

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ジャニーズ創業者による性的虐待関連をこれまで報道しなかったのも「その都度判断」の結果という事ですか。たとえば子飼い少年への性的虐待が認定された最高裁判決を報じないのもそれが理由になりえると開き直っているのでしょうか。

むろん事はテレ朝だけの問題ではありませんが、おおむね回答拒否とかこの程度の所見開陳でお茶を濁すメディアの矜持もなにもないいい加減な姿勢であることは否めないと考えざるをえません。