保護者や取次者の結果責任は?ジャニーズ創業者による少年群への性的虐待疑惑 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

当テーマを続けます。

*************

 

日刊ゲンダイDIGITAL 公開日: 更新日:

元Jr.カウアン・オカモト氏「国際社会に向けた性被害告発」で“ジャニーズ世界進出”が困難に

 

エンターテインメントの世界で育ててくれた喜多川氏について感謝はしているが、自身を含む未成年男子に対して性的行為を行ったことは悪いことであり、「そのような性行為の強要がある場所であれば、ジャニーズ事務所には入所しておらず、親も入所させなかったのではないか」と見解を述べていた。

記事画面(計3画面)

ジャニー氏は故人だが、この事実が明るみになった状態で、明確なコメントすら出さないジャニーズ事務所に入所させる親がいるとしたら、場合によって、保護者としての責任問題も問われかねない。

第3画面

*************

 

現時点まで事務所は本質に言及しない形だけのコメントを出すだけに終始しているようです。

タテマエの羅列しか書けないか?報じられたジャニーズ事務所のコメント全文

 

事務所が長年にわたり創業者による子飼い少年群への性的虐待をおそらくは認識しながらも有効な対策を講じなかった責任を考えれば、現在の反セクハラの世界的潮流を考えれば、世界進出どころではないでしょう。そのあたりは上記報道が言う通りだと思います。事務所は真摯な対応が重ねて要されるところです。

 

そして、多くの親・保護者は息子のジャニーズ入所に際し、創業者のよからぬ行為について本当に側聞すらなかったのでしょうか。

岡本カウアン氏(26)については本人がそうおっしゃるからにはそうであると思いたいところですが、その他の親御さん等は本当に多くのメディアが相手にしなかったとはいえくだんの最高裁におけるわいせつ認定(2004年)あるいは元アイドルグループメンバー候補者あるいはフォーりブスの北公次(故人)氏等々による不特定へ向けた告発へは側聞すらなかったのでしょうか。その他にも関係者や芸能ジャーナリストによる文言化された告発本は前回の週刊文春のキャンぺーン(1999年の8本)をはじめ確実に存在していたわけですが・・・

またたとえ親御さん等が知らなかったとしてそれらの告発を知る知人など周囲からそういった話は聞かれていなかったのでしょうか。知りながら入所させたのであれば当然ながら親の責任も生じてきましょう、

 

むろんそれらの創業者の性癖に基づく悪い風評を耳にしながらも根も食もないデマと受け取り入所を許可した可能性もありましょうが、そうした風評を自ら検証したかどうかを考えると、入所許可責任がまったくないとは言えないと思います。そのあたりは事実関係の確認と共に自己検証していただきたいものです。

 

また親や保護者ではなくてもタレント志望の少年を事務所に取り次ぐ立ち会の方も検証が要されるのではないでしょうか。

例えば岡本カウアン少年(当時)の入所希望を創業者に取り次いだとされるジャニーズ事務所の元所属タレントにしてWikipediaによると2021年11月1日より同事務所と正式なエージェント契約を結んでおられるという芸能人のお方についても、よもやご自分が取り次いだ少年が社長の性的毒牙にかかるとは思いもされなかったと受け止めてあげたいところですが、今回の岡本カウアン氏による使命感を伴う勇気ある告発については事実関係の確認および真摯な検証は道義的には責務となるのではないでしょうか?

 

追記

テレ朝の後付け説明は事の本質から逃避した姿勢でしょう@ジャニーズ創業者による性加害問題