元Jr岡本カウアン氏(26)による外国人特派員協会での告発会見関連を続けます。
ジャニーズ創業者による子飼い少年群への性的虐待の疑惑や告発は特段今に始まったことではありません。
しかるに疑惑や告白を事前に知っていたらジャニーズに入所していなかったであろうとの性被害を告発する元Jrの所見は非常に整然としているものと思われます。
つまり疑惑や告発を自社の利害の思惑から報道を怠っていた各社は間接的ながら加害行為に加担(ほう助)したことにならないでしょうか?
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: J-CAST ニュース 2023年04月12日16時03分 引用
元Jr.岡本カウアンさん、会見で「性的被害」訴え テレビ報道あればジャニーズ入り「多分なかった」
この問題は1999年に週刊文春が報じたが、「後追い」は皆無に近い状況が続いてきた。岡本さんもジャニーズ加入までは疑惑について把握しておらず、仮にテレビが大々的に報じていれば、ジャニーズ入りは「多分なかった」と話した。
記事画面(計2画面)
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もちろん事は今26歳という岡本氏以前にも連綿と遡りましょう。
フォーリーブスの故北公次氏1949年1月20日 - 2012年2月22日)は16歳でジャニーズ創業者の付け人になって以来な卑劣な性被害を被ったことを自著『光GENJIへ』シリーズで告発しました。
ところが同シリーズをはじめとするジャニーズ創業者の行為への暴露や批判活動に関する報道は、一部の雑誌やスポーツ紙を除き在京TV局、ラジオ局ではほぼなかったといいます。ましてテレビのキー局や大手一般紙の対応も推して知れましょう。
同シリーズを刊行した出版社自体、その後、絶版にしていることを後にやはり創業者の性癖に基づく少年虐待を取り上げた自著「二丁目のジャニーズ」シリーズ鹿砦社 1996年頃」にて世に提起した昔から創業者を知るという芸能ジャーナリストの原吾一氏はその経過や当該社への問い合わせのやりとりなどを懐疑的に紹介されています。
ともあれ以前よりこの問題をタブー視するメディアの多数派は都合いい「報道しない自由」がさらなる被害疑惑の土壌となっていると論難されても仕方ないのではないでしょうか?
追記
少年へのわいせつ行為が認定された最高裁判決(2004年)の特集記事@本日配信
追記2