判決続報が出ました。
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(共同通信) - Yahoo!ニュース 配信 ※被告人の実名は伏せました
少年性被害、中学講師に有罪 SNS悪用、長崎地裁
12~14歳だった少年6人に、交流サイト(SNS)の機能を使い裸の画像や動画を送らせたり、みだらな行為をしたりしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた長崎県諫早市立中講師の被告(31)に長崎地裁(芹沢俊明裁判官)は17日、懲役2年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。
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改悛の情が認められた温情判決とも思われますが、それにしても同様のわいせつ犯罪で計五回も逮捕されていない実刑判決を言い渡された方々のことを思えば腑に落ちずを感じざるをえません。
まして勤務先の教え子や元教え子に与えた衝撃は計り知れないのではないでしょうか。
検察と何らかの取引があったかどうかは無論知る術もありませんが、判決はこれまでぼ判例や上述の事を真摯に検証した上の猶予判決だったのでしょうか。
12~14歳だった少年6人から情状酌量の嘆願書等が出ているとは私見では到底考えられないことです。
かりに少年側それぞれへの誠意の示しがあったとしても、公益侵害や逮捕回数のことを考えれば実刑にならなかった裁判結果を意外と思う向きははたして私だけなのでしょうか。
追記
判決を報じる別報道です。
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(KTNテレビ長崎) - Yahoo!ニュース 配信 ※同
少年にみだらな行為 中学校講師の男に長崎地裁は有罪判決
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17日行われた判決公判で、芹澤 俊明 裁判官は「女子中学生になりすまして被害者と会うなど犯行は計画的で悪質」としながらも、「被害者の1人に50万円を弁償をするなど更生を誓っている」として、懲役2年6カ月の求刑に対し、執行猶予3年保護観察付きの有罪判決を言い渡しました。
被告の弁護士は、控訴しないとしています。
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6人の少年が性犯罪被害にあった案件の裁判でしょう。一人に弁償したからといっての酌量判決はいかがなものでしょうか。もしかすると弁償の受け取りを拒んだ少年もいたのではないでしょうか。
また、拒否がたとえなくても一人への弁済でもって残りの別人被害者への行為が相殺されるはずもないのではないでしょうか。
また更生の誓いは一般に被告人の責にいるものの常套手段ではないでしょうか。
いずれにせよなんとも腑に落ちない執行猶予判決だと思ってしまいました。
追記
既報(後述リンク)ですが、6人の被害少年の中には男子小学生(12)も含まれていました。
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(長崎文化放送) - Yahoo!ニュース 配信
【長崎】男子小中学生6人にみだらな行為 児童買春の諫早市立中学講師に有罪判決
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小学生へもですか・・(絶句)
諫早市の市立中学校男性講師(31)を別の二人の少年の児童ポルノ製造容疑で再々逮捕
追記
判決前に懲戒免職にしなかった子供だましの理由(諫早市の少年買春等の先生の失職報道から)