被告男性(37)は「パパ活」男子大学生〈21)から別れを告げられ殺害
別報道は被告人が熱を入れあげていた男子大学生は検察側の陳述によると男子大学生は女装しての「パパ活」であったことを地元紙は報じています。
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千葉日報 3/5 12:18 (JST)updated 引用
市川市内で恋愛感情抱いた男子大学生をナイフで殺害 被告の男起訴内容認める 弁護側、責任能力争う 千葉地裁で初公判
検察側の冒頭陳述などによると、男子大学生は女装して被告相手にデートなどの見返りに金銭を受け取る“パパ活”をしていたとされる。
弁護側は「被告は当時、運転手の仕事などでストレスを感じ、適応障害だった。男子大学生と話すことが唯一の精神安定剤だった」などと主張。被告が心神耗弱状態だった可能性を指摘した。
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被告人は二輪車のマニアであったことが当事件発覚当初のまとめサイトからもうかがい知れます。さしずめデートはオートバイに若い子を乗せての行楽が中心だったのでしょうか。その場合は男子大学生はさすがに女装ではなかったものと思われます。
それにしても「パパ活」の内容ははたして単純デートや話し相手になるだけだったのでしょうか。裁判では性的交接の有無なども当然出てきたものと思われますが、報道はそのあたりも明らかにすべきではなかったでしょうか。世の中には援助交際の内容を知らない世代の読者・視聴者も多々いらっしゃることをメディアは忘れてはなりません。
弁護側陳述として「被告は貯金を崩して100万円ほどを援助するほど男子大学生に入れ揚げていた。」ことも報じられていますが、「入れ揚げ」は性的動機があることは推して知れましょう。
そして実際に男子大学生がそうした行為に応じていたことが法廷で出てきたのであれば、読者に推察させるのではなくはっきりと報道すべきではなかったでしょうか。それでこそ事件の本質を不特定に意思伝達するメディアの役目というものと思われます。
追記