野球部の元コーチ・講師(31)の部員への性的蛮行への検証記事
その後、この方面に関心のあると思われる女性フリーライターの方による部活での男子性的被害についての検証記事が計5画面に及び掲載されています。
その最初の画面をリンクしておきます。
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東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース 2021/10/18 10:00
部活で起きる「男子への性的暴行」知られざる問題
男性が性被害を言い出しづらい5つの理由 引用
スポーツ環境におけるハラスメントを研究する明治大学政治経済学部の高峰修教授は「部活動顧問による性虐待の被害は女子がほとんど。被害対象が男子というケースはほぼ聞いたことがない」と驚きを隠せない。しかも約10年にわたり50人以上と、大量の被害生徒が出ていることは、非常に衝撃的だった。
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被害対象が男子で「約10年にわたり50人以上」と、大量の被害生徒が出ていること」は別に驚くに足りません。水面下での被害を思えば50人どころじゃないでしょう。
しかも現在までのも「約10年」はそれ以前の時系列よりはるかに人権感覚や民度も進み、男子生徒に対しても同性指導者とはいえおいそれとセクハラ的行為が相対にできにくくなっている現状をかんがみれば、男子セクハラ等へは言わば野放しであった以前のほうが被害は圧倒しているものと考えざるをえません。
被害を受けた元男子生徒・同児童のほとんどは被害体験については口を閉ざしているのがほとんどである現状は、そうした事後告発数の極小からも言うまでもありません。
その理由としてはこの女性ライターがおそらくは取材に基づき机上で考えたと思われる、
「➡次ページ 男子部員が被害を言い出しづらい理由」(リンク画面欄末から入れる第二の画面)に書かれていることが当を得ていましょう。
全体的にも異性事案にもかかわらず取材を咀嚼しよく勉強なさっているものと思いますが、上述した、教育を舞台とした日本での少年への性虐待は今に始まったことではない事やおそらくは昔の方が事態は深刻だったことおよび当時の被害者がなかなか「Me Too」しない事由なども検証すればさらに良かったのではないでしょうか。
追記