Dampflok Nr.2 -24ページ目

Dampflok Nr.2

(蒸気機関車2号機:ダンプフロック・ヌマー・ツヴァイ)
On30やOn18それにHOn30といったナローゲージ(軽便鉄道)が中心のブログです。

最近のミニトレインズの新製品、F&C鉄道やブリゲイドロックなんかを見るにつけ、何だか私の好みとチョイト違う方向に行っているような気が・・・ ソッそっちに行っちゃうの? おーい!置いてけぼりにしないでー!って言う感じ。 でも買っちゃうんだろうけど。

ということで比較シリーズ第4弾は、ミニトレインズからエガーバーンの6号機が出ないもんで、拗ねてトラムワークスのサンダースとの印象の違いで誤魔化します。
 
【Egger-Bahn #106 OEG Fiery Elias(ドイツ語だとFeuriger Elias)】OEG: Oberrheinische Eisenbahn-Gesellschaft AG オーベルライン鉄道(意味はライン川上流部鉄道かな?)

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こちらが所謂6号機と呼んでいる車輛(車番は102ですけどね)。 シャーシは赤、モーターはmicropermじゃなくてLima、Magnakraftはついてないので初期モデルだと思うんだけどね。
 
 
【Tram Works: TNHT Type Sanders 1887/1888】TNHT: Tweede Noord-Hollandsche Tramweg-Maatschappij (意味は第二北ホラント州路面鉄道会社かな?)実機の製造はオランダのBacker & Rueb

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こちらはトラムワークスの製品。 製品番号なんてものはなくて、呼び名のTNHT Type Sanders 1887/1888で識別しているだけ。 ところでSandersって何? 人名? コンバットのサンダース軍曹とかの?
 

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二つ並べたところ、左がエガーバーン、右がトラムワークス。 エガーバーンの全長は51mm、対してトラムワークスは45mmとちょっと小さめ。 元々のモデルが違いますからね。 なにせエガーバーンはドイツ車、トラムワークスはオランダ車ですから。
 

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当たり前ですが正面の印象は随分違います。トラムワークスの方はオープンウインドウで気持ち良さそうですが冬は寒いだろうな・・・
 
お次は客車を牽かせましょう。
 
【Egger-Bahn: #2003 OEG Fiery Elias Passenger Coach】

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ボギーの客車。 この子が困ったチャンでギリギリC140を通過するんだけど、軽いもんでタマに脱線するんだよな・・・これがまた。
 

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オリジナル編成の通りエガーバーンに牽かせます。 色合いがあってますね。
 

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トラムワークスでも、まーおかしくはないか。
 

因に、エガーバーンの商標を持つ正統なスイスの会社、その新品の金属製エガーバーン6号機の値段を恐る恐る見に行ったら、奥さん! 


6号機のお値段!
 
1870スイスフラン!
 
1870円じゃないよ! 
 
1870スイスフラン!
 
換算すると に・にじゅう 21万円!!! 参った・・・

こりゃ、一品一品手作りの高級時計と同じで総作業時間を値付けにしてるな。 恐るべしスイス職人。
 
 
第1弾:062.エガーバーンの2号機vsミニトレインズのコッペル
第2弾:093.エガーバーンの1号機vsミニトレインズのグマインダー
第3弾:120.エガーバーンの5号機vsミニトレインズのクラウス




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ミニトレインズのF&C鉄道のロゴ付き模型を買ったついでに、F&C鉄道の本(漫画ですけどね)も購入。

F&CBOOK-1
正式名称は、Fiddletown & Copperopolis。 西部開拓時代の鉄道を描いた一コマ漫画。 昔のアメリカの漫画やアニメの雰囲気。 そうだな・・あえて言えば、例えば「チキチキマシン猛レース」とか「幽霊屋敷のドボチョン一家」とかの雰囲気・・・ ちょっと違うか・・・(本当はディズニー系なんで)
 

F&CBOOK-2
こちらが著者のMr. Carl Fallberg。 詳しい説明はその道の専門家がいますので、ここでは紹介のみ。

更に、ブログにアップする写真は表紙のみにしておきます。 内容を出すと色々ややこしことになりそうなのでね。
 

F&CBOOK-3
ということでF&C鉄道の客車との記念撮影です。
 
 


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塗装の前にサーフェイサー吹き。
 

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Mr.サーフィイサーの#1000を吹いた後に#800の耐水ペーパーで磨いて次に#1200を吹いてます。
 

LEO70-52
さて、色は何色にしよう。 本当はカラフルな色が良いのだけど、3Dプリントだと塗り分けが大変そう、なので車体は実機と同じく黒。 あんまり面白くないな・・・ 黒一色って初めてじゃないかな?
 
だけど、そこは黒といっても緑掛かったタミヤのNATOブラックを使用。 キャブ内の色は基本ホワイトに一滴だけコックピット色を入れて隠し味にしておきましょう。
 

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キャプ内部を塗装後、マスキングしてNATOブラックをエアブラシで吹いてます。
 
塗装が乾く間に他の作業。
 

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ヘッドライトの色差し。 ガラス部分はクリアオレンジで着色。 LEDは仕込まないので点灯している雰囲気だけ。
 

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NATOブラックが乾いたら、ボイラーバンド巻き。 ごちゃごちゃしているボイラー回りを塗り分けする自信がないもんだから、0.14mm厚・1.5mm幅のプラストライプに先にゴールドを着色させてから巻いて接着。 疲れるわ・・・
 

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一方、カプラー。 カプラ固定の為のネジ穴が位置の関係で使えず困ってしまったので、シャーシに金属板を接着して、カプラーに先日買ったネオジウムを接着。 これでカプラーの固定にしています。 (ネオジウムをシャーシ側に付けるつもりだったんだけど、モーターのマグネットに干渉するのでカプラー側にネオジウムを付けました。)
 
車体の方は、塗装・乾燥・塗装・乾燥の繰り返しを何回やったのだろう。 最後はつや消しのトップコートを吹いて、ようやく塗装完了しました。
 
== 完成写真 ==

【Brack Models: Leo70 in 09 (1:45 on 9mm track) from Shapeways】

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正規側。 シャーシとボイラーの間に隙間があるのです。
 

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後部。 面倒なのでデコレーションしてません。
 

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非正規側。 いい加減なパイピングでもそれなりに見えるかな・
 

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ドイツ鉄道でよく見る3灯のヘッドライトです。 色合い的にはクリアオレンジじゃなくて白のままの方が良かったな。
因にバンパーの色はシャーシの赤と合わせるのに色々迷った末、なんのことはないタミヤエナメルのフラットレッドが一番似た色だったのでそれを採用。
 

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いやー。 3Dプリントは一体成形だからこんな内部をどうやって筆入れすればよいのやら。 積層痕も磨けないし触ると折れそうなんでえらく神経を使ったぞ・・・
 

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キャプ内部後方もそう。 積層痕を磨けないじゃないか・・・
 

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シリンダーは実機に合わせて黒に塗装。
 
ということで、窓入れもウエザリングも車番入れもなくて完成。
 

LEO70-64
Arttistaの#1532のお人形さんに乗ってもらって記念撮影。 このお人形さん本当はFiremanなので右側にいるのはおかしんだけどね。 それにしても頭が天井につかえそうで窮屈そう。 実機もこんな感じ。
 
これが3Dプリントの 3作目だけど、エッチング板のキットの方が手を加えたり塗装を考えると作りやすいような感じ。 少なくとも一体成形じゃなくてある程度分割のパーツになっていると3Dプリントも作り易いんだけどな・・・
 
いずれにしろ、このLEO君、フェルトバーンタイプのBタンみたいで結構好み。
 

2/3追記:
1作目 167.On18 スティープルキャブ・ディーゼル機関車(5:完成編)
2作目 176.Tramworks: Steam Tram 5号機(5:完成編)
 
 


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ガンプラの世界で使われていて且つナローの世界でもカプラーとか屋根とかに利用されているネオジウム磁石。 ウィキペディアじゃ、永久磁石のうちでは最も強力と言っている。 なんだか凄そう。
 

ネオジウム
 
前から気にはなってましたが、近所の模型屋にはなくて購入が延び延びになっていたものの結局、通販で購入。
 
何に使うかっていうとLEO70の工作用です。



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もうこういう形でブリゲイドロックの写真がWeb上にありますが、正式リリース写真なのでしょうかね? 勇み足で出た?
 
良く判りませんがロゴ入りですのでミニトレインズが作成したものに間違いはないでしょうね。

写真はこちらのpdf

にしても、F&C鉄道と同様またもやBlack+Brown系とGreen系、それにGray系の車輛となってますね。
 
※2/1追記:機関車のアップ写真はこちらのお店のHP内を探索するとあります。onlineというところをクリックするとリストがでてきて真ん中あたりにMinitrainSのBrigadelokがあります。
#1021 Brigadelok, neutral, schwarz/rot(Black塗装)
#1022 Brigadelok, WW1, grau(Gray塗装)
#1023 Brigadelok der Ohsabahn, grün/schwarz(Green塗装)
気になるお値段ですが機関車単体でEUR129.90らしい。 ということはF&Cの機関車よりEUR10.00ほど高いとなりますね。




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