シャントの手術の傷は日にち薬だから、だんだんと良くなっていくはずなので、いつも通りグルメブログ(?)に戻ります。(笑)

先週の水曜日は、松本で打合せだったので、美味しい蕎麦でも食べようと思ってたが、打合せ時の雑談で、何やら変わったひつまぶしがあると聞いたので、さっそく寄ってみた。



風情のある佇まいのお店で、駐車場は地元ナンバーの車ばかりだった。

メニューを見ると、話に聞いてた『焦がしネギひつまぶし』があった。



自分は『焦がしネギひつまぶし』を注文したが、周りの人の注文を聞いてるとそれほど頼んでいる人はいなかった。(汗)


20分ほどしてやってきた。



信州松本なので、付け合わせの漬け物は、野沢菜漬けだった。

焦がしネギは、うなぎの下にしっかりたっぷりあった。



薬味の種類や量も多くて、全部を消化できなかった。特に『わさびのタレ』がわさびの風味が強くて美味しかった。



会計時にレジの横に、バナナマン・日村さんの色紙が飾ってあった。










14時にPTAの予約を入れていたので、15分前に血管外科クリニックに到着した。

エコー検査に呼ばれたのは、14:05で、脇の下の静脈のところまで血栓があり、グラフト内はほとんど閉塞していた。


14:30に処置室に呼ばれ、まずは血栓吸引とPTAを行うと言われた。

V側の血栓吸引→A側の血栓吸引を行ったら、V側に再度血栓が現れた。

何度か同じことが続いたので、次にV側の血栓吸引→V側のPTA→A側の血栓吸引→A側のPTAの手順で行った。

先生の読みは、少しでも血流が復活すれば、血栓は溶けるだろうと言ってたが、アナフィラキシーの反応のせいか分からないが、V側の処置をしてるとA側が閉塞し、A側の処置をしてるとV側が閉塞してしまうという、いたちごっこのようだった。


結局、血栓の除去に3時間かかったが、血流が回復しなかったので、グラフトの再建を行うことになった。

前回のグラフト(人工血管)の手術は、2018年3月26日で、度重なる狭窄にステントグラフトを入れたのが、2022年1月19日である。


つもり、グラフトは5年4ヶ月しか持たず、スタントグラフトは1年半しか使わなかったことになる。


うちのナースさんから、大きくグラフトを回した方が穿刺する場所が多くなり、グラフトへのダメージが少なくなると言われていたので、大回しをお願いしたら、グラフトの長さが長くなると詰まりやすくなるから、お勧めできないと言われてしまった。

なので、グラフトのルートについては先生にお任せした。


前回のグラフトの手術のときはブロック注射で麻酔を行ったので、手術中は痛みがなかった。

今回は部分麻酔で進め、痛いと言うと麻酔を追加する方式だったので、恐らく30回以上は痛くて麻酔を追加してもらった。


グラフトの再建には2時間かかったので、血栓の処置を含めて5時間もかかってしまった。



血管外科クリニックを後にしたのは、20時を回っていた。


アナフィラキシーショックに始まって、シャント再建と『なんて日だ!』(誰のギャグだった?)。


ところが、シャント再建中に入院した病院から、救急外来で撮影した胸腹部CTに異常があるので、金曜日の外来に来るようにとの留守電が入っていた。


今度は何の病気の疑いだろうか?


昨日の透析のときに、シャント肢の写真を撮ってもらった。ホントは透析前が良かったけど、ギャラリーが多くてムリだったので、透析後になってしまった。


結構グロい写真なので、苦手な人はここでスルーしてください。


腫れのピークはもう少し先かな。














月曜の夜、透析から帰ってきて、シャワーを浴びてたら、目の前が急に真っ暗になったので、

これは低血圧だと思い、真っ裸のまま這ってリビングまで行った。

次女がいたので、血圧と酸素飽和度を測ってもらったら、血圧が64/40でSpO2が88%だった。


これはマズいと思い、救急車を呼んでもらい、念のため透析クリニックに電話をしたが留守番電話だった。


10分ほどで救急車がきて、ストレッチャーで乗り込んだが、そこから搬送先を探した。

1件目は、以前、腸閉塞になったときに救急車で運ばれたところだったが、断られた。

2件目は、一度も通院したことのない病院だったが、一発OKだった。


低血圧以外に全身に蕁麻疹が出ていた。


救急医の見立ては『アナフィラキシーショック』で、すぐにアドレナリン製剤のボスミンを打った。

その後、酸素を15リットルに上げたら、呼吸もずいぶん楽になり、SpO2はすぐに90台に回復し、血圧も120台となった。


ただ、24時間は経過観察が必要とのことで、HCU(ハイ・ケア・ユニット)へ運ばれた。



実は入院した翌日にPTAの予約があることを伝えると、翌朝に症状が落ち着いていたら、昼までに退院して良いことになった。

翌朝、救急医が病室へ来て言うには、透析中に食べたものの中でアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こしそうなものは、『ピーナッツ』だと言う。

10粒も食べてないんだけど・・・。


しかも、朝食についてたメニューには、しっかりと『ピーナッツアレルギー』と書かれてあった。




一方のシャントの方は、低血圧の影響かスリルもシャント音も聞こえなくなっていた。














アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)で開催されてる『抽象絵画の覚醒と展開』でアンリ・マティスの絵に触発されたので、同時期に東京都美術館で開催されている『マティス展』に行ってきた。


アンリ・マティスは、パブロ・ピカソとともに20世紀を代表するフランスの画家であり、フォービスム(野獣派)の旗手と言われている。
本展は、ポンピドゥーセンターの協力で、150点もの作品を展示しているマティスの一大回顧展になっている。



写真撮影が大丈夫で、気になった作品はこの3点。『ニースの室内』

マティスの定番である室内と窓から見える風景。



『黄色と青の室内』

真上から見た青いテーブルが独特の雰囲気を醸し出している。対角に配した青が効いてるかな。



『赤の大きな室内』

マティス=赤というイメージにピッタリな絵。

さすがに本展の看板となる絵だからか、一番印象に残った。

遠近法を使っていないのに、すごく奥行きがある感じがする。



晩年には、ヴァンスにあるロザリオ礼拝堂の建築、装飾、家具、オブジェ、そして典礼用の衣装のデザインまでも行なった。

最後に本展のために撮り下ろしたロザリオ礼拝堂の4Kによる高精細映像の上映があった。

高精細映像が光の移ろいを見事に表現していて3回も見てしまった。

当然ながら、撮影NGなので、下の2枚の写真はマティス美術館のHPより拝借した。




キリスト教徒ではないけど、こんな素敵な礼拝堂で、祈りを捧げたいと思う。


















小浜市で打合せ、若狭町で年縞博物館をじっくり見学してたら、お昼をずいぶん過ぎてた。(汗)
年縞博物館から車で10分ほどの、若狭町で一番有名なドライブインにやってきた。

看板から『いか丼』推し。


いか好きの友だちには申しわけないけど、注文したのは、いか丼にゲソ揚げのついた『いか丼セット』。名物の梅干しがついて、1900円。



いか丼のアップ。

サイコロ状にカットされたイカ(今回は、アマイカとアオリイカ)、山芋のとろろ、大葉、刻み海苔、うずらの卵がご飯の上にたっぷりとのっている。



甘めのしょうゆタレで、ワッサワッサと一気に掻き込んだが、見た目より量が多かったので、結構満腹になった。


お店は、年縞が採取された水月湖のほとりにある。