月曜の夜、透析から帰ってきて、シャワーを浴びてたら、目の前が急に真っ暗になったので、
これは低血圧だと思い、真っ裸のまま這ってリビングまで行った。
次女がいたので、血圧と酸素飽和度を測ってもらったら、血圧が64/40でSpO2が88%だった。
これはマズいと思い、救急車を呼んでもらい、念のため透析クリニックに電話をしたが留守番電話だった。
10分ほどで救急車がきて、ストレッチャーで乗り込んだが、そこから搬送先を探した。
1件目は、以前、腸閉塞になったときに救急車で運ばれたところだったが、断られた。
2件目は、一度も通院したことのない病院だったが、一発OKだった。
低血圧以外に全身に蕁麻疹が出ていた。
救急医の見立ては『アナフィラキシーショック』で、すぐにアドレナリン製剤のボスミンを打った。
その後、酸素を15リットルに上げたら、呼吸もずいぶん楽になり、SpO2はすぐに90台に回復し、血圧も120台となった。
ただ、24時間は経過観察が必要とのことで、HCU(ハイ・ケア・ユニット)へ運ばれた。
実は入院した翌日にPTAの予約があることを伝えると、翌朝に症状が落ち着いていたら、昼までに退院して良いことになった。
翌朝、救急医が病室へ来て言うには、透析中に食べたものの中でアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こしそうなものは、『ピーナッツ』だと言う。
10粒も食べてないんだけど・・・。
しかも、朝食についてたメニューには、しっかりと『ピーナッツアレルギー』と書かれてあった。
一方のシャントの方は、低血圧の影響かスリルもシャント音も聞こえなくなっていた。