14時にPTAの予約を入れていたので、15分前に血管外科クリニックに到着した。

エコー検査に呼ばれたのは、14:05で、脇の下の静脈のところまで血栓があり、グラフト内はほとんど閉塞していた。


14:30に処置室に呼ばれ、まずは血栓吸引とPTAを行うと言われた。

V側の血栓吸引→A側の血栓吸引を行ったら、V側に再度血栓が現れた。

何度か同じことが続いたので、次にV側の血栓吸引→V側のPTA→A側の血栓吸引→A側のPTAの手順で行った。

先生の読みは、少しでも血流が復活すれば、血栓は溶けるだろうと言ってたが、アナフィラキシーの反応のせいか分からないが、V側の処置をしてるとA側が閉塞し、A側の処置をしてるとV側が閉塞してしまうという、いたちごっこのようだった。


結局、血栓の除去に3時間かかったが、血流が回復しなかったので、グラフトの再建を行うことになった。

前回のグラフト(人工血管)の手術は、2018年3月26日で、度重なる狭窄にステントグラフトを入れたのが、2022年1月19日である。


つもり、グラフトは5年4ヶ月しか持たず、スタントグラフトは1年半しか使わなかったことになる。


うちのナースさんから、大きくグラフトを回した方が穿刺する場所が多くなり、グラフトへのダメージが少なくなると言われていたので、大回しをお願いしたら、グラフトの長さが長くなると詰まりやすくなるから、お勧めできないと言われてしまった。

なので、グラフトのルートについては先生にお任せした。


前回のグラフトの手術のときはブロック注射で麻酔を行ったので、手術中は痛みがなかった。

今回は部分麻酔で進め、痛いと言うと麻酔を追加する方式だったので、恐らく30回以上は痛くて麻酔を追加してもらった。


グラフトの再建には2時間かかったので、血栓の処置を含めて5時間もかかってしまった。



血管外科クリニックを後にしたのは、20時を回っていた。


アナフィラキシーショックに始まって、シャント再建と『なんて日だ!』(誰のギャグだった?)。


ところが、シャント再建中に入院した病院から、救急外来で撮影した胸腹部CTに異常があるので、金曜日の外来に来るようにとの留守電が入っていた。


今度は何の病気の疑いだろうか?


昨日の透析のときに、シャント肢の写真を撮ってもらった。ホントは透析前が良かったけど、ギャラリーが多くてムリだったので、透析後になってしまった。


結構グロい写真なので、苦手な人はここでスルーしてください。


腫れのピークはもう少し先かな。