メソアメリカ文明の中でも、特にテオティワカン文明が好きである。


テオティワカンは、メキシコシティーから車で1時間ほどで行けるアメリカ大陸最大の遺跡である。


『死者の大通り』と呼ばれる道の両端に『太陽のピラミッド』と『月のピラミッド』が建ち並び、紀元後200〜600年くらいまで栄えたと言われている。


150年ほどに渡って発掘調査がなされているが、文字も言葉も民族も分かっていない謎大き遺跡である。


太陽のピラミッドは、テオティワカン最大の建造物である。

高さ75mは世界で3番目の大きさであり、頂上まで登れるピラミッドとしては世界最大である。

前にある石像は、頂上から出土したもので、頭の上に火鉢を載せて、火を焚くために用いられたようだ。



注目の出土品のひとつで、『死のディスク石彫』と呼ばれている。

とっても大きなもので、両手を広げたくらいの大きさがある。

メソアメリカでは、日没は死、日の出は再生を意味するとされ、頭蓋骨と太陽で、西に沈んだ(死んだ)太陽を表してるようだ。

なぜ、あっかんべーをしてるんだろうか?(笑)












昨日は東京出張だったので、いつものクリニックで臨時透析だった。

シャント肢はまだ腫れも引いていない。


うちのクリニックからは、出張の取りやめや変更を要請されたので、いろいろと調整したがダメだった。


だから、こんな状態で透析を行なった。



アナフィラキシーショックのことも伝わっていたので、皆んなが心配してくれた。


臨時透析先には持って行ったことはないけど、今回はご迷惑をかけますということで、手土産を持参した。


汗をかくとシャント肢が染みて痛いので、今日はどこにも寄らずに帰る予定。(汗)






アナフィラキシーショックに始まりいろんなことがあったが、7月初旬に時を戻そう(誰のギャグだった?) 。

この日は東京本社でダブルヘッダーの打合せがあり、その後、飲み会まで時間があったので、トーハク(東京国立博物館)で開かれている『古代メキシコ展』に行ってきた。




 


何十年前の学生時代には『世界四大文明』と習ったが、今ではメソアメリカ文明、アンデス文明を加えて『世界六大文明』と言われているようだ。


本展は、そんなメソアメリカ文明の中の『マヤ』、『アステカ』、『テオティワカン』という代表的な3つの文明にフォーカスし、メキシコ国内の博物館から古代メキシコの至宝140点を最近の発掘調査の成果を交えて紹介している。


古代メキシコ文明のことを知ったのは、手塚治虫先生が描いた『三つ目がとおる』という漫画である。

古代文明を築いた『三つ目族』の末裔で、不思議な力を持つ少年が、古代史にまつわる難事件を解決していくというSF漫画である。


日本や世界の古代遺跡が舞台となり、その中にマヤやテオティワカンも出てきた。

特にテオティワカンは、漫画で興味を持ってから、一度は行ってみたいと思うようになった。


メソアメリカの地理的な関係は下の図に示すとおりである。



マヤ、アステカ、テオティワカンの年代的な関係。















 

 

 

名古屋の老舗の山本屋本店は、名古屋めしの『味噌煮込みうどん』 で有名である。

地元民もよく行くお店でもある。


また、味噌煮込みうどんに付いてくるお漬物がお代わり自由なことでも有名である。


最初に出てくるお漬物の量が半端ないので、旅行客の多いエスカ(名古屋駅の地下街)のお店では、お茶と一緒に出されたお漬物に『おしんこは頼んでません。』と言うお客さんがたまにいるらしい。


そんな山本屋のお代わり自由なお漬物が、今年の4月からお代わり自由ではなく有料になってた。

しかも、その値段は1人前330円。



この量で330円だから、注文する人はまずいないよね。

 

 

山本屋本店のお代わり自由のお漬物は、一種の名古屋の文化だったので、非常に残念である。

うどんを値上げしてでも、この文化は守って欲しかった。







 

 

救急外来で撮った腹部の単純CT画像の診断結果が放射線科医から送られてきていて、それによると『肝臓のS6に15mm大のSOL』があるので、再検査が必要とのことだった。


SOLは、Space Occupaying Lesionの略で、占拠性病変のことなので、嚢胞、結石、石灰化、膿瘍、血腫、良性腫瘍、悪性腫瘍などになる。


腹部エコー検査の時間と診察の時間が指定されてて、有無を言わさない感じがしたので、予約された時間に素直に受診した。


腹部エコーの結果は、『S6の指摘のSOLは、17*15mmの境界明瞭な円形の低エコー域。血流シグナル得られず。体位変換で輝度変調ははっきりせず。Liver tumor』だった。


エコーの内容は分からないが、Liverは肝臓、tumorは腫瘍なので、良性か悪性かは分からないけど、肝臓腫瘍は間違いないようだ。


診察のときに、血流シグナルがないから嚢胞ですかと聞いたら、腫瘍という結果なので、さらに詳しく検査をするために造影CTを撮りましょうということになった。


腎臓癌が見つかったときは、年1回の献腎移植の外来で受けたCTだったし、緑内障が見つかったのは、白内障の再建のオペの前日の検査だった。


アナフィラキシーで運ばれた救急外来で撮ったCTで肝臓癌が見つかったということになりそうな予感がする。


結果は1週間後には分かる。