アナフィラキシーショックに始まりいろんなことがあったが、7月初旬に時を戻そう(誰のギャグだった?) 。

この日は東京本社でダブルヘッダーの打合せがあり、その後、飲み会まで時間があったので、トーハク(東京国立博物館)で開かれている『古代メキシコ展』に行ってきた。




 


何十年前の学生時代には『世界四大文明』と習ったが、今ではメソアメリカ文明、アンデス文明を加えて『世界六大文明』と言われているようだ。


本展は、そんなメソアメリカ文明の中の『マヤ』、『アステカ』、『テオティワカン』という代表的な3つの文明にフォーカスし、メキシコ国内の博物館から古代メキシコの至宝140点を最近の発掘調査の成果を交えて紹介している。


古代メキシコ文明のことを知ったのは、手塚治虫先生が描いた『三つ目がとおる』という漫画である。

古代文明を築いた『三つ目族』の末裔で、不思議な力を持つ少年が、古代史にまつわる難事件を解決していくというSF漫画である。


日本や世界の古代遺跡が舞台となり、その中にマヤやテオティワカンも出てきた。

特にテオティワカンは、漫画で興味を持ってから、一度は行ってみたいと思うようになった。


メソアメリカの地理的な関係は下の図に示すとおりである。



マヤ、アステカ、テオティワカンの年代的な関係。