メソアメリカ文明の中でも、特にテオティワカン文明が好きである。


テオティワカンは、メキシコシティーから車で1時間ほどで行けるアメリカ大陸最大の遺跡である。


『死者の大通り』と呼ばれる道の両端に『太陽のピラミッド』と『月のピラミッド』が建ち並び、紀元後200〜600年くらいまで栄えたと言われている。


150年ほどに渡って発掘調査がなされているが、文字も言葉も民族も分かっていない謎大き遺跡である。


太陽のピラミッドは、テオティワカン最大の建造物である。

高さ75mは世界で3番目の大きさであり、頂上まで登れるピラミッドとしては世界最大である。

前にある石像は、頂上から出土したもので、頭の上に火鉢を載せて、火を焚くために用いられたようだ。



注目の出土品のひとつで、『死のディスク石彫』と呼ばれている。

とっても大きなもので、両手を広げたくらいの大きさがある。

メソアメリカでは、日没は死、日の出は再生を意味するとされ、頭蓋骨と太陽で、西に沈んだ(死んだ)太陽を表してるようだ。

なぜ、あっかんべーをしてるんだろうか?(笑)