救急外来で撮った腹部の単純CT画像の診断結果が放射線科医から送られてきていて、それによると『肝臓のS6に15mm大のSOL』があるので、再検査が必要とのことだった。
SOLは、Space Occupaying Lesionの略で、占拠性病変のことなので、嚢胞、結石、石灰化、膿瘍、血腫、良性腫瘍、悪性腫瘍などになる。
腹部エコー検査の時間と診察の時間が指定されてて、有無を言わさない感じがしたので、予約された時間に素直に受診した。
腹部エコーの結果は、『S6の指摘のSOLは、17*15mmの境界明瞭な円形の低エコー域。血流シグナル得られず。体位変換で輝度変調ははっきりせず。Liver tumor』だった。
エコーの内容は分からないが、Liverは肝臓、tumorは腫瘍なので、良性か悪性かは分からないけど、肝臓腫瘍は間違いないようだ。
診察のときに、血流シグナルがないから嚢胞ですかと聞いたら、腫瘍という結果なので、さらに詳しく検査をするために造影CTを撮りましょうということになった。
腎臓癌が見つかったときは、年1回の献腎移植の外来で受けたCTだったし、緑内障が見つかったのは、白内障の再建のオペの前日の検査だった。
アナフィラキシーで運ばれた救急外来で撮ったCTで肝臓癌が見つかったということになりそうな予感がする。
結果は1週間後には分かる。