昨日の透析でのできごと。

穿刺が終わり、ラインを繋いで、血液を回すとM子さんがA側のラインの色が薄いことに気がついた。


確かに見てみると、いつもは暗赤色なのに、V側と同じくらい明赤色になっていた。


考えられることは、V側の針先の血管が狭窄してて、送られてくる血液がA側に逆流してる、いわゆる再循環が起きてるらしかった。


いろいろなところの血管を押して圧の上がり方を確認したが、再循環を否定できなかった。


そこへ院長先生が登場し、V側をまったく別の自己血管に刺すように指示し、主任のF穂さんが上腕に一発で穿刺した。

もちろん、針はいつもの15Gではなく、17Gだったので、血流も300ではなく200にした。


その間に血管外科の予約を取ってもらった。


前回のPTAが12/11だったので、1ヶ月強しかもたなかったことになる。

シャントの作り直しを覚悟しないといけないかも。








④在宅透析患者管理における遠隔モニタリング加算

 

概要として、以下のように書かれてある。

在宅透析(在宅自己腹膜灌流、在宅血液透析)は、基本的に在宅で患者自身が透析を行う治療であり、在宅での治療状況の把握が重要となる。そのため、在宅透析患者への遠隔モニタリング加算を提案する。さらに、在宅透析はCOVID19感染が少ないことが証明され、各国ガイドラインにても感染防御のために推奨されており、遠隔モニタリングを加えることでさらなる感染対策が得られると考えられる。

 

診療報酬に収載する理由として、以下のように書かれてある。

在宅自己腹膜灌流は、在宅で1日3~4回の透析液パック交換を行い、その除水量、体重、血圧、廃液の性状、カテーテル出口部状態などの観察を行い、月当たり1~3回の受診時にそれらの記録を提示し、医師の指導を受けている。在宅血液透析では、日々の透析装置の設置、血管アクセスへの穿刺、透析条件の設定、体重、血圧などの自己管理を要するが、月1回の受診での管理となっているため危険を伴う。遠隔医療の導入により、定期受診回数は減るが、救急外来受診なども減少し、導入後1年間の観察では死亡や血液透析への移行が減少し、腹膜透析継続率が改善すること、が報告されており、予後改善に寄与することが期待される。

 

 

 

月2,000円の診療報酬を要求している。


在宅診療は重点政策だけど、アピールポイントが弱いので、認められないかな。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

キッセイ薬品工業(株)と丸石製薬(株)は、透析患者におけるそう痒症治療薬「ジフェリケファリン」の第Ⅲ相臨床試験において主要評価項目を達成したと発表した。(詳細は、こちら。)


痒みについて、少しおさらい。


透析患者の痒みの原因は以下の4つに分けられる。

①外因刺激に対する痒み感受性の亢進

皮膚の乾燥により、痒みを伝える神経が皮膚に向かって伸長し、痒みを感じやすくなる。

ひっかくことで、二次的な湿疹ができ、さらに痒みが悪化する。

 

②内因性痒み物質の蓄積

尿毒素が体内に溜まる。

血中カルシウム、リン濃度が高くなる。

血中副甲状腺ホルモン濃度が高くなる。

 

③痒みメディエーターの過剰産生

痒みメディエーター(痒みを媒介する物質:ヒスタミン、サブスタンスP、サイトカインなど)が過剰に産生される。

 

④脳内の痒み制御メカニズムの異常

痒みを誘発する物質(内因性オピオイド:βエンドルフィン)の血中濃度の上昇

 

それぞれの原因に応じて以下の治療を行う。

①保湿剤などの外用薬でのスキンケア

②透析膜の改良、カルシウム・リンの管理

③抗アレルギー薬の内服

④痒みを抑制する薬(ナルフラフィン:レミッチ)の内服






 


 

 

今週も日本透析医会から透析患者さんの新型コロナウイルス感染者数の発表があった。
 
透析患者の感染者は、16名増えて2693名に、死亡者数は3名増えて426名だった
 

感染者が増えた地域は、南関東地区が3名、東京地区が5名、甲信越・北陸地区が4名、大阪地区が3名、中国地区が1名だった。

死亡者数が増えた地域は、大阪地区の3名だった。

(詳細は、こちら


ワクチンを2回接種して退院した人は131名、亡くなられた人は12名、転帰不明は87名だった。

ロナプリーブ(抗体カクテル療法)を投与して退院した人は128名で、亡くなられた人は6名、転帰不明は20名だった。(これらの人数は累積の数である。)


感染者の年代別の増加数は、40歳未満が1名、40歳代が0名、50歳代が2名、60歳代が4名、70歳代が3名、80歳以上が4名であった。


感染者数は5週間ぶりに2桁の増加となった。感染者は60歳以上が大半である。

死亡者は大阪地区だけだった。




























































































今年行ってみたい美術展・博物館展。

○フェルメールと17世紀オランダ絵画展
(東京都美術館:〜4/3)



開催が延期になってしまった。
公式サイトによると開催末日は4/3に決まっているようなので、コロナが終息しないとこのまま開催中止ということもありえるかもしれない。
ポスターの絵にあるように壁に描かれたキューピッドはずっと消されたままだったが、長年の修復で見事に復活した絵をぜひ実際に見てみたい。

○メトロポリタン美術館展
(国立新美術館:2/9〜5/30)


年末に大阪市立美術館で見たけど、もう一度見てみたい。

○開館記念特別展〜モディリアーニ
(大阪中之島美術館:4/9〜7/18)


約40年前に構想された美術館が今年開館する。
エコール・ド・パリを代表するアメデオ・モディリアーニ。
アーモンド型の目と細長い首の人物像で有名である。

○ミロ展 日本を夢見て
(愛知県美術館:4/29〜7/3)



シュールレアリスムの巨匠ジュアン・ミロ。
今年は20世紀の画家の美術展が多い気がする。その代わり、印象派が少ないかも。
詩情豊かなミロの作品を多く見られる機会は滅多にない。