VOGUE BAMBINI 2008年12月号

　日本はすっかりクリスマス・ムードのイルミネーションなどがあちこちでみられるようだが、イタリアは12月8日の聖母の無原罪の御宿り の祭日後から町にクリスマスの飾りつけが始まる。

　でも表紙は、もうクリスマスのVOGUE　バンビーニ。
Simonetta(シモネッタ）、やAlviero Martini（アルヴィエロ・マルティーニ）＝プリマ・クラッセなど僕らがお世話になっているブランドも多く掲載されている。
バービーはもう来年の春・夏の広告を掲載していたが、さすがに他のブランドは冬物だ。

　本誌の2倍の厚さでKIDスポーツの付録も付いてきた。（笑）読み応えがある。中は子供たちがいろんなスポーツに挑戦していて、それそれのブランドがイメージに合う一種目を選んでいる。たとえばラルフ・ローレンは乗馬、モンクレールはスキー（この辺はそのまんまのイメージ）ベネトンはバスケ・・・最近MTVでのコマーシャルが評判のよいオニツカ・タイガー（アシックスの前身）は陸上競技。D&Gはタイ・ボクシングだった。選んだ種目も相変わらず個性的だ。

イタリアの子供向けファッション誌を見ているといつも、男の子達がすごくイキイキとする服がたくさんあることに気付かされる。日本の小学生の男の子たちもジャージや体操服だけじゃないオシャレをしたらいいのに・・・と常々思う。子供のころ、僕は「同じ服を2日続けて着てはいけない」、と教えられ、髪型もどんなに寝坊しようが櫛を通さないと学校に行かせてはもらえなかった。（朝ごはん、ベッドに持ってきてもらったりもしたけど、これはやりすぎ・・・）
　T.P.O.に合わせて、髪型をジェルで固めたり、無造作に手櫛で整えたり。日本の男の子の親ごさんたち、お願いしますね！

Vogueに戻って、今回好きだった写真はこれ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　©vogue bambini italia

　僕にも娘たちがいる（3人も）ので、境遇の同じようなお父さんたちに親近感が湧く。いわゆる普通のスナップなんだが、イタリアの父親像の典型2人を選んだなあ～と感心した。どんなにオシャレなパパでも、子供（娘?）たちに翻弄されるのは、全世界共通なんだろうな。

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僕のステイタス・シンボル・女性編（エレガント、でも・・・やりすぎない編）

今日はお約束通り、イタリア女性のステイタス・シンボルについて書いてみようと思う。

まず、女性の独占欲の究極にあるのは、何と言っても靴！間違いたくなければ、Gucci（グッチ）の、先が尖ってない黒のエナメル・パンプス
を手元に。

黒のパンツはやはりこれにもGucciに軍配があがるが、Versace（ヴェルサーチ）のブラック・ジーンズならエレガントだ。

　白のシャツはしつこくGucciかHermes(エルメス）、高級な木綿のシャツなら恥ずかしくない。まあ、シルクでもいいけど・・・麻は駄目、（選ぶ人いないか）。きっちりとアイロンのかかった襟に口紅をつけないようにね。

夜にはおる黒のジャケットは、しょうがない、今回はGucciしかない。（これしか知らないというわけではないけど）日中ならLoro Piana（ロロ・ピアーナ）の紫か明るいグレーのセーター、もしくはカーディガンをふわりと引っかける感じ。

刺し色が欲しければGucci, Hermes, Versace, Louis Vuitton（ルイ・ヴィトン）のスカーフを首に。どれをつけてもいいけど、セーターに合う色を選んでほしい。

カバンは、Gucciの黒のショッピング・バッグか、仕事に行くなら Piquadro(ピー・クアドロ）のブリーフ・ケースでもいい。

もし靴が Gucci ならベルトも必然的にGucciになってしまう。（バラバラにいろんなブランドを付けるのはおかしい）そうでなければ、全部ヴィトンにしてください。でもエナメルの黒で。（サンチュール・パンピーユのベルトはかわいい）

もちろんこれは僕の趣味だけれど。それに今日はイタリアの女性のフォーマル・ウエアに限っている。来週末はカジュアル・ウエアについて話すつもりだ。

最近、日本女性はあらたまった席や勝負服には、どのブランドを一番選んでいるんだろう・・・よかったら、コメントで教えてください。興味あるなあ。

では、Ciao Ciao


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マイピク

　ペタをしたので、気づいてくださった方もいるだろう。
僕のプロフィール画像が変わった。前回までは無料似顔絵サイトで妻が作った。

　でも、なんかしっくりこないので、マイピク さんのサービスを利用して、写真から似顔絵を制作してもらったのだ。このブログに使いたいと説明したら、雰囲気も合うようにしてくれた。クリエーターはみかはん さんだ。
　素敵な似顔絵を本当にありがとう。注文から納品まで3日という超スピードだった。みかはんさん、お仕事早いんですね？お値段も2625円とリーズナブル。
大きい画像（上の画像をクリックするとオリジナル・サイズになります）と、プロフィール用のサイズの2種類も用意してくださった。いたれりつくせりだ。

サングラスの中の目が優しそうでいい！と妻は喜んでいた（細かいな～）

　ペタも目立ったでしょ？

皆さんもいかがですか。いろんな注文にも対応してくださるようですよ。


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僕のステイタス・シンボル（カジュアル編）

　さて、予告通り、またまたステイタス・シンボルというか、イタリア人男性のワード・ローブの中になくてはならないと思うもの、について話そうかな、と思う。今回は興味のある人がいるかもしれないと思い、イタリアでの値段も併記する（今日は1ユーロ＝144円くらい）。

　世界で一番愛用者の多い衣料といえばジーンズ。疑う余地なく、Levis（リーバイス）（150ユーロ）（イタリアでは「レヴィス」と呼ばれる事が多い）Diesel（ディーゼル）（150～250ユーロ）も悪くない。僕は5本ディーゼル、1本リーヴァイス、残りは他のメーカーだ。

　カジュアルなパンツを履くなら、最近流行っているのはJekerson（ジェカーソン）(250ユーロ) の紺のパンツ, もしくはArmani Jeans（アルマーニ・ジーンズ） (200ユーロ) のチャコール・グレーのパンツを選ぶ。

　ポロは簡単。普通に考えてLacoste（ラコステ） (80ユーロ) もしくは Ralph Lauren（ラルフ・ローレン）(80ユーロ). 他のポロは、ステイタスとは言えない。

　シャツはDiesel, Armani Jeans (紺), Paul Smith（ポール・スミス） (チェック柄）, Ralph Lauren (縦縞).

　コットン・セーターなら:絶対、紺色を選んで。夏は夜、羽織るのにもちょうどいい。 Lacosteは質と値段でトップ。(100～150ユーロ), でもEtro（エトロ）のプルオーヴァーも Etro (250～300)素敵だと思う。もうちょっと、お金をはたいてもいいというのなら Loro Piana（ロロ・ピアーナ）（写真）（300～400ユーロ）。ここのカシミアのセーターもお薦め。

　金に糸目はつけないぜ、という皆さんはBrunello Cucinelli（ブルネッロ　クチネッリ）（500～700ユーロ）。最高級カシミアだ。

　スニーカーはNike（ナイキ）エアのシルバー（120）で。頼むから、ゴールドは選ばないで。カジュアル・シューズはHogan（ホーガン）（250～350ユーロ）ならライバルはない。

　ダウンは、既にご紹介したFay（11月7日の記事）（800～ユーロ）。もちろん、Moncler（モンクレール）でもいいけど。スクーターに乗る人なら、Belstaff（ベルスタッフ）（1200ユーロ）は半ば強制着用。皮の防水加工済みなら寒くない。

こんな感じかな・・・今日紹介したものはYOOXで全部買えると思う（僕のページにも左にYOOXのパーツ貼ってあるんで、興味のある方はご覧ください）

次回はイタリアの女性のステイタス・シンボルについて書いてみたいと思ってる。

じゃ、また。チャオ、チャオ

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2008年のワイン

　フランスのボジョレー・ヌーボーは毎年11月の第3木曜に解禁になり、今年は11月の20日に世界中に発売されるようだが、イタリアでは「今年のワイン」＝「ヴィーノ・ノヴェッロ」は既に店頭に並んでいる。
　写真、左は南イタリア・ベネベントのワインで、右は北、ヴェローナのD.O.C.付きワインだ。どちらも5ユーロ（700円ほど）でお手軽に買える。ノヴェッロは、「絞りたてのぶどうジュースみたいで好きじゃない」、というワイン・ファンもいるが、それを「フルーティー」だと思えば、家族でのランチなんかには「もうノヴェッロの時期になったんだね」なんて話題にも季節感が出て、いいんじゃないかと僕は思ってる。
　エノテカの販売員に聞くと、「ノヴェッロが出たから、買いたい」という客はうちの奥さん（日本人）くらいだそうだが・・・(;^_^A
　
　自宅の地下にワイン貯蔵庫を持っている従兄がくれたワイングッズ。

ドロップストップ ZD002PC

￥630

Amazon.co.jp

これは、丸いシルバーメタル製で、くるっと巻いてボトルの口に差し込んで使う。注ぐ時にしずくが垂れないから、ラベルなんかを集めている人には便利かも。(今、Treview見たら、同じものが紹介されていたま、いいか）

もう一つ、彼からのおすすめ。

画期的なデキャンティング効果・デキャンティングポアラー

￥5,355

こだわりキッチンプロの道具屋さん

ワインを空気に触れさせて、おいしくさせるデカンタ効果をボトルの口に差し込むだけで実現できる品物・・・これはイタリア人のアイデアらしい。（イタリア人って発明するけど、商品化するのは苦手で、特許をほかの国に取られることが多いんだそうだ・・・）

　でも、どちらも全部飲んでしまってから「あ、そう言えば、あれ使えばよかったな・・・」と思いだすのは僕だけ？


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aletta(アレッタ）のベビー用ドレス

[子供服] ブログ村キーワード

　どうだろう、このロマンチックなレース使い・・・大人に着せるとなると照れくさいが、ベビーが着ると本当にため息がでるほど可愛い！！僕らのお店でも販売しているaletta(アレッタ）だ。こういう、女の子の好きそうなひらひら、ふわふわなイメージを上手に洋服にするのを得意とするブランド。
　12月開店予定のネットショップのほうでは、フォーマルすぎるので、他のブランドと、どんなふうにバランスを取って紹介しようか悩んでいる。

　このドレスは、キリスト教の洗礼式に使う。
日本でもキリスト教の家庭では、洗礼式のドレスをアメリカのebayなんかで、「買った」というのをよく聞く。
でも、イタリアはバチカンを擁するカトリックのお膝元。洗礼式のドレスも多種多様。もちろん売っているとは思うけど、確かに、日本のブランドで探すのは生活習慣の違いから少し大変だろう。

　このドレスなら、お宮参りや、もうちょっと大きいサイズを七五三に使うこともできるだろう。振り向かれるのは確実だと思う。
って・・・実は僕の長女は日本で着物で七五三をしたんですが・・・(｀∀´)


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Dieselが作ったFiat500：おしゃれな車

今日は、自動車について話そう。

というのも、多くの人にとって自動車はファッションの一部であると思っているからだ。もちろん、仕事に行く移動手段とか家族を運ぶためだけの道具だと思ってる人もいるだろうけど・・・。

　今、一番スタイリッシュなクルマと言えば、イタリアを代表するFiat500（フィアット・チンクエチェントと読みます）をMr.Dieselが自分のために内装をデザインしたという500 by Diesel
（チンクエチェント・バイ・ディーゼル）なんじゃないか。

個人的には、Dieselのサインが入ったホイールに釘付けになった。・・・15歳若かったら、買ってたな、きっと・・・（って、その時は買うお金がなかったという・・・(;^_^A　今は子供に乗られて、チョコとかガムとかつけられたら発狂しちゃいそうだしな～）

サイトにリンクはったので、行ってみてください。いろいろ遊べて楽しいよ！

ではチャオ、チャオ

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モンクレールにするか？フェイにするか？

今日はダウンジャケットの話・・・初めから言っておくけど、僕はMoncler（モンクレール）もFay（フェイ）も持ってない・・・10年前に買ったアルマーニ・・・今年も使いそう（泣

いずれにしても、ダウンジャケットの世界、数だけではなく値段的にもモンクレールが一人勝ちしそうですが、フェイはもっと孤高の存在って感じです。
分かりやすく言うと、モンクレールはイタリアでだいたい1着700～800ユーロ（86000円～98000円くらい）、一方フェイは一番安いのが、このくらいの値段からスタート。

違いは仕立てにある。
Fayはメイド・イン・イタリーを貫いているけど、モンクレールはインド、中国、ルーマニア、ポルトガル、モロッコなど生産地が様々だ。

興味のある方、今年のトレンド・カラーは写真のミリタリー・グリーンです。準備OK?

では、チャオ、チャオ

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ネットショップ開店に向けて・・・

　今日は、ネットショップのために洋服の写真を撮りにいきました。昔、ネクタイのカタログを撮ったことはあるけど、服は勝手が違う・・・ネットでは、実際に手に取ってお客様に見たいただけないので、写真が勝負でショ？
　1着の撮影に結構時間がかかるので、ちょっと焦ってしまった・・・。

　イタリアの子供服って、日本ではどんな位置付になっているのかな？
僕らのお店では、カジュアルだけどオシャレ、着やすくて愛着の湧く服を取りそろえているつもり。
学校行くのも、みんなとちょっと違う、あ、やっぱり「イタリアの服なんだ」って思ってもらいたい。
　ショップのサイトもいろいろ凝りたかいけど、オープンも早くしたいし、この辺が難しいな・・・

写真は、みんなでお仕事中・・・といいたいけど、実は店長アンナマリーア（ここには写ってない）の息子の地理の宿題をスタッフのジュージーとロベルタが手伝っている所でした・・・お店でやるなよ～（笑


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僕のステイタス・シンボル（エレガント編）

ワードローブの中で、欠かすことが出来ないから、きっと誰でも一つくらいは持っているんじゃないかな、と思うステイタス・シンボルを考えてみた。今回はメンズ・ウエアについて書いてみます。

もちろん、無意識のうちに集めてしまって、今から書くアイテム全部持ってる人もいるかもしれないけど・・・・。
ちょっと自慢になっちゃうけど、僕はほとんど全部持っているわけで・・・・というか、僕も含めオシャレが好きな人なら欠かすことは出来ないんじゃないかな～と思う。最近LEONなんかの日本の雑誌読んでないけど、よく似たこと書いてあるかも・・・

時計から始めると、まずはロレックス(Rolex)・Datejust（金とプラチナ）。もしパネライ(Panerai)持ってるんなら、それでもOK。
でもロレックスに惹かれる。

ペンは絶対モンブラン(Montblanc)。

紺のスーツは、ゼーニャ(Zegna)の3つボタン。（で、真ん中しかボタンを止めちゃだめ）もしくはアルマーニ(Armani)の黒。グレーだったらラルフ・ローレン(Ralph Lauren)のブラック・レーベル。

Yシャツはブルックス・ブラザーズ(Brooks Brothers)のボタンダウン（ボタンは外して使う）かボレッリ・ルイジ(Borelli Luigi)。どんなシャツも胸ポケットは決して付いていてはダメ。初めて買うシャツは、できれば派手じゃないものがいい。

靴、もしボローニャを旅行するなら、テストーニ(Testoni)で。そうでなければサントーニ(Santoni)か日本ですぐ見つかるフェラガモ(Ferragamo)。

ネクタイは、もう義務っていうか、選択肢はマリネッラ(Marinella)のセッテ・ピエーゲのみ。300ユーロ（4万円程度）は怖いのも通り越す。

カフスはネクタイと色を合わせて、ネクタイピンは古い。つけないように。

完全な装いがしたい人は、バーバリー(Burberry)かフェイ(Fay)=写真のスプリングコートで、恥かくことはあり得ない。

スコットランド製の長い靴下と、下着は自分の好きなのを選んでください（一応、これもこだわりはあるんだけど・・・）

今度は、カジュアル・ウエアの時を考えてみよう。

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