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つづき

 

育児休暇を終え、

 

保育園入園の時期が来ました。

 

職場では、一回り年上の子もち主婦の同期が待っています。

 

すごくイヤでした。

 

また無視されたり、聞こえるようにイヤミを言われたりする日々が

 

また始まるのかと思うと憂鬱でしたが、

 

上司や他の仲間、おばちゃん達に

 

優しく迎えられ仕事復帰は穏やかにできました。

 

元夫も少しずつ収入が増えてきて、

 

わたしの給料も満額入るようになったので、

 

借金が増えることなく、現状維持できていました。

 

 

 

 

保育園に入園すれば、

 

必ずどの子供もそうですが、

 

すぐ体調を崩しますよね。

 

 

・職場についてすぐお迎えの電話。

 

・職場につく前にお迎えの電話。

 

・仕事中にお迎えの電話。

 

 

一か月に何回早退・欠勤したかわかりません。

 

集団生活の中にいるので、いろんな風邪をもらってきました。

 

逆に移していることもあったと思います。

 

お互いの実家も遠く、

 

友人もいない。

 

頼れる人は誰もいない。

 

孤独でしたね。

 

世の中の核家族は本当に大変だと思います。

 

幸い、家の近くに病児保育があり、

 

常連となりました。

 

 

 

病児保育も枠があり、予約できない日もありました。

 

そういう時は私が仕事を休むことがほとんどでしたが、

 

どうしても休めない日があり、

 

元夫にお願いすると、

 

すんなりOKしてくれました。

 

め、珍しい。。。

 

素直に喜べないのが残念ですw

 

元夫は子供を見てるくらい簡単だと思ったのでしょう。

 

 

 

 

看病1日目。

 

わたしが仕事から帰ってきて元夫が一言。

 

元夫:「ずっと泣きっぱなし、めっちゃ熱あるで!」

 

私:「風邪だからね。」

 

元夫:「なんかもっと他の病気なんちゃうん?!」

 

私:「普通の風邪だから」

 

 

ふだん子供との関わりは、

 

自分が遊びたい時にだけ遊び相手をするくらいだったので、

 

子供の変化に鈍感でした。

 

一日目にしてすでに不平不満。

 

 

 

 

 

看病2日目。

 

わたしが仕事から帰ってきて元夫が一言。

 

元夫:「こんなん(長女)見てたら仕事にならんわ!支障ありすぎや!!!!!」

 

「明日で俺は限界や!!!!!」

 

キレられました。

 

OK言ったの誰やねん。

 

突っ込まずにはいられません。(心の中で)

 

私はいつも仕事に支障ありありなのは棚に上げられました。

 

 

 

育児に限界なんてないんだよ。

 

甘ったれた事言ってんじゃねーよ。

 

あんたの種付けでできたあんたそっくりの娘だぞ?

 

あんたそっくりの顔が高熱出して泣いているなら

 

落ち着くまで抱っこしてやるのが親だろ?

 

私よりも6歳も年上でそんなこともわからないのか?

 

呆れちゃう。

 

よくもまぁそんな簡単に限界とか言えたもんだ。

 

この時もわたしはだんまり。

 

下手に反論すれば逆切れが長引くのを知っていたからね。

 

 

 

 

 

夜、長女を寝かしつけていると、

 

リビングで壁を何度も殴る音が聞こえました。

 

もう明日はダメだ。

 

そう思いました。

 

ていうか、この家、

 

賃貸なんだからヤメロよって本気で思った。

 

本当に何も考えられない単細胞野郎め。

 

でも元夫の機嫌を損ねたくなかったので黙って寝ました。

 

次の日、

 

「俺が見るよ」

 

なんて言葉は一切なく、

 

俺はもう知らないもん、プイッ!とした態度見せつけてくる。

 

親としての責任感がなさすぎ。

 

そんなんで本当に仕事できるの?

 

疑問です。

 

自分の子供に全く見向きもしませんでした。

 

長女は熱が下がっていたので、

 

しぶしぶ保育園へ連れて行きました。

 

下痢を2回してしまいましたが、

 

保育園の先生が気を遣ってくれて職場に電話はせず様子を見ててくれました。

 

お迎えに行くまで保育してくれていました(優しすぎる・・・)

 

周りに助けられてばかりでした。

 

長女と一緒に家に帰ると、

 

家で仕事をしているので、

 

もちろん元夫はいます。

 

家の事は何もしません。

 

自分が食べた昼ごはんの食器やゴミはそのまま。

 

ゴミ箱周辺にはやや大量のティッシュが散乱。

 

一人でやったであろう痕跡が見事に残っていてうんざり。

 

「俺は家にいるってだけで、仕事をしているんだからな。いないと思え。」

 

とよく言われました。

 

ひょろひょろに細い人であれば、

 

存在もさほど気にならなかったかもしれない。

 

元夫は、まるまる肥えて声がでかく無駄に存在感がある。

 

「ロン!」

 

「ツモ!」

 

とネット麻雀の音が聞こえれば

 

嫌でも目に入る。

 

バカみたいに家賃の高いマンションに住んだせいで

 

家具がないから部屋で目立つ。

 

だから余計に腹が立つ。

 

「俺は家にいるってだけで、仕事をしているんだからな。いないと思え。」

 

って言っておきながら、

 

は?麻雀?

 

は?オ〇ニープレイ?

 

それがお前の仕事か!

 

そりゃ稼げねーはずだわ!

 

 

 

 

 

 

看病2日目の翌日の夕食時。

 

よほど二日間の看病でイライラしたのでしょう。

 

元夫から話を切り出してきました。

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

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