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つづき

 

 

大学卒業後の同棲の許可が下りず、わたしも両親も毎日疲弊。

 

そんな毎日のバトル後、必ず元夫に電話をしていた。

 

わたしも許可がもらえず愚痴る。

 

その愚痴に対して元夫はこう言った。

 

「もちの両親はもちをダメにする。」

 

「もちはその家にいたらダメなんだよ。」

 

「絶対家を出るべきだ」

 

「そんな両親の下にいたらもちは自立できないぞ」

 

「二人の未来なんだから両親がとやかく口を挟むのはおかしい」

 

「両親の言うことなんて気にしなくていい、何も聞くな」

 

「俺たち二人で幸せになればいいんだよ」

 

「結婚は俺たちふたりでするものだろ?」

 

 

 

 

 

 

クソみたいなセリフがいっぱい真顔

 

 

 

 

 

 

この頃からすでにわたしは洗脳されていました。

 

 

 

 

遅い反抗期もあり、両親を悪く言われてもモヤっとはしたけど、

 

「自立できない」という言葉が胸に突き刺さりました。

 

私は末っ子長女で甘々で育てられてきた。

 

そう言われると確かに「自立」できないと思い込むようになっていた。

 

 

 

 

元夫と二人だけにしか共感できない状況がますます二人の世界に火をつけさせ、

 

両親との話し合いも平行線で変わらず。

 

 

 

 

ある日、父からこの話し合いの中での疑問を指摘された。

 

 

 

 

 

父:ところで何で当事者の男は直接何も言ってこないんだ?

 

私:仕事で忙しいから。

 

父:大事な娘を連れていくなら一度顔を出すのが筋ってもんだろーが。自分でもそう思わないか?

 

私:・・・・・・・・・・たしかに・・・。仕事調整してもらって北海道に来るよう話します。

 

母:こっちから言われないと来ないっていうのもどうなの?常識なさすぎでしょ?あっちの両親は何も言わないの?

 

父:同棲するってことは将来結婚するかもしれないんだろ?娘を連れていくなら親御さんそろって挨拶しに来ないのか?

 

私:・・・(たしかに・・・)

 

 

 

 

なぜ当時のわたしはこんなにアホなのか!!

 

過去に戻って耳元でツッコミたい。

 

どう考えてもおかしい!と。

 

そもそも結婚は二人だけのものって考えもおかしい。

 

同棲の話をしてるのに頑張ってるのわたしだけ。

 

元夫は何一つしない。

 

私ひとりでケリをつけることをあぐらをかいて待ってるだけ。

 

社会人として、一人の男としてあるまじき男よ。

 

今だから言えるけど、一般常識からだいぶ逸脱した人間だった。

 

弱い立場の人間にしか強く振舞えない。

 

自分よりも正当性を持ち、口や態度では敵わない相手にはシュンとするそんな人間だった。

 

どこまでもクズ男。

 

それが元夫。

 

当時のわたしは脳内お花畑だったからそんなクズ男を好きで好きでたまらなかった。

 

ヘドが出るよ。

 

オエッ。ゲロー

 

今じゃなんで好きだったのかコナンでも解き明かせないほどの謎。

 

迷宮入り。

 

 

 

 

いや、違う。

 

 

 

ただの若気の至りwww笑い泣き

 

 

 

 

と、話は戻って、元夫に北海道へ挨拶に来るようお願いした。

 

 

そこでもまた失言いただきました。

 

 

「なんで?」

 

「なんで俺が行かないといけないの?」

 

「しかもなんでオカンまで?」

 

「おかしいやろ?」

 

「は?ふざけてんの?」

 

※元夫は母子家庭。

 

 

え・・・・

 

予想外にめっちゃキレられた。ゲロー

 

ふざけてないし、なんでわたしこんなに責められなきゃいけないの?って思った。

 

仕事が忙しいのはわかるけど、常識的に考えて一度挨拶は必要だと思うから来てほしい。

 

おかあさんと話し合って日程調整して。

 

 

 

この日程調整でもわたしの両親ぶち切れ。

 

 

元夫と元姑は、こちら(北海道側)の都合を一切聞かず日程を勝手に決め、

 

〇月〇日の〇時の飛行機で北海道に行く。

 

と既に予約完了後に報告がきて、

 

え・・・と思いつつ両親へ報告すると案の定ぶち切れ。

 

両親:こっちの都合も聞かないで勝手に日程決めるってどういうことだ?!常識なさすぎるにもほどがあり過ぎるだろ!!

 

 

 

えぇ、わたしもそう思いましたよ。。。

 

 

 

でもまぁ、両親も大人なので予約をとってしまった以上、どうしようもないからこっちもなんとか都合つけると言ってくれました。

 

 

 

次回は、初顔合わせです。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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