睦美の短歌日記 -50ページ目

モバ短投稿歌(2007年9月その2)


どんだけ~
■わけを問うあなたの顔が真剣で、真剣すぎて気になる鼻毛

牛乳
■珈琲に入れたミルクの渦巻きに見とれるふりで埋める沈黙

もしもorもし
■鳴りやまぬ携帯見下ろす もしも今話せば私、絶対に泣く


■屋久島の千年杉に耳を寄せ流れる水の歌声を聴く

いいわけ
■太陽が沈めばすべて打ち明ける ノスタルジアを言い訳にして

とまる
■空中で止まる指先 君の背が安易な慰め拒絶していて


■愛情もないし別れる理由もない恋は静かに腐敗していく

実り
■君の掌も実りの秋の風景もがたんごとんと遠ざかってく


■追伸の後に「今でも好きだよ」と冗談めかして書いちゃダメかな

規則
■簡単な規則も守れないきみに自由を語る資格などない

十五夜
■嘘かさね身動きとれなくなっている私を見下ろす十五夜の月

必死
■恋するとメモリが狂う物差しで将来性を必死にはかる

苦しい片思い
■背を向けて煙草をふかす君は今抱いた言い訳考えている

沈黙
■告白の勇気をふるう君見上げこの沈黙を楽しんでいる

モバ短投稿歌(2007年9月その1)

Favorite song
■年上の男の舌を思い出す レイ・チャールズの歌を聴くたび

育つ
■孵化を待つ卵のように内側ですくすく育つ嫉妬、劣情

トランプ
■最後まで隠し持ってるジョーカーを使わないまま負けてる女

ブログ
■足跡も残さず毎日ROMをする 優しい文字に癒されながら

花火
■汗ばめど繋いだ手まだ離せない 君の肩ごし打ち上げ花火

友達
■友達の距離を維持する数センチ、触れたい、だけど触れちゃいけない

宿題
■「もう一つ宿題がある。日焼けして真っ黒になれ。よい夏休みを!」


■波の音響く海岸 脱ぎ捨てる、言葉もシャツも靴も理性も

揺れる
■立ち止まり揺るがぬ大地だけを見る 遠い未来が不安な時は


■苛立ちが諦めになり諦めが冷笑になる 旬は過ぎたね

悔しい
■悔しさが胸の奥からせりあがり塩水になってぽろんと落ちた

答え
■君を待つカウンター席 溜め息で曇るグラスに答えをあおぐ


■慣れた手でワインの栓を開けたからあなたの過去に嫉妬しました

氾濫
■今にでも氾濫しそうな綾瀬川 私の嘘も流してほしい

愛の告白
■割りきった関係でいる約束を勝手に破ってごめん、好きです

通販
■欲しくってたまらなかったモノたちが押し入れの中で「使ってくれよ」

キス
■キスされた事よりキスをした後に「ごめん」と言われた事が切ない

理性
■君はまだ理性の仮面を脱がずいる 泣いて罵る私を前に


■這いつくばりあたしの足を舐めているオヤジは上場企業の部長

自己紹介
■肉眼じゃ確認できない感情もほじくり返して歌にしている

雑誌
■なにげなく開いたページの片隅に今欲しかった言葉見つける

香水
■忘れえぬ男のことを考えた 同じ匂いの男の下で

公園
■粉々にされた私のプライドの破片はあの日の公園にある

木偏
■はじめての痛みに耐えて目閉じればそのまなうらに散る紅桜

魔法
■あの坂を越えたらそこはもう夜明け どんな楽しい魔法も解ける

速度
■ためらいも君と話せば解けてゆく グラスの氷が溶ける速度で

絵本
■「努力するうさぎと努力する亀じゃ、うさぎの方がすごいよね?ママ」

エッチな歌
■この口であなたの口をこじ開けて理性の留め金まさぐっている


■「始めての男」になりたがる男、「最後の女」になりたい女


■靴ずれができないようにゆっくりと互いに互いを慣らしていこう

皆勤破れり

ブログのマイページに入れないという不具合が続いて、参りました(>_<)
機種のせいなのかサイトのせいなのか、何が起きてたのかよく分からないままですが、どうやらもう大丈夫なようです。
ブログを書きはじめてから、一応毎日なにかしら書くようにしてたので、なんか残念な気分ですわ~。
ほら、子供って皆勤賞にこだわるから。それと似たようなもんです。脳ミソがガキんちょなんです。

ちなみにモバ短でも私はほぼ皆勤賞です。
なーんも浮かばないお題でも、「秋の田の~」のままで空送信しといて、「締め切りまでには何か作れよ、私」というプレッシャーを意味なくかけといたりする。
追い込まれてギリギリでヤケクソで滑り込みセーフで適当に提出した歌が意外と評判よかったりするから、それに味をしめてたりもします。たいていはダメダメですが、マレにそういうこともあるのです(笑)

また、私は歌歴がそこそこ長いので、歌をひねれないならひねれないで、お題にそった歌を昔作った歌から引っ張ってきてよく提出したりもします。
このあたりは他の歌詠みさんよりもズルい部分ですね(笑)

で、さらに追い込まれたら、エロに行く。