睦美の短歌日記 -13ページ目

さかのぼり短歌

この企画は気に入ったので定期的にやることにしました。
モバ短の詠歌の記録をさかのぼって読みながら思ったんだけど、古い短歌だと作ったときのイメージを覚えてないのもありますねぇ。作ったときに、「上手くできた♪」とか「なんだよこの歌はww」とか、なにかしら印象があったら、いつまでも覚えてるんだけど。

時計
■秒針の折れた時計を手放せず少し固めのラーメン啜る

侘しさの漂ってる歌ですね。ちなみにカップメンはアルデンテが好きです。一分でok。
秒針の折れた目覚まし時計は、昔、ずっと使ってたことがあります。思い出があるとかではなく、たいして困らなかったので。いい加減人間の片鱗です。


■待っている 壁の茶色い染み見つめロールシャッハのテストしながら

「壁の染みでネクラにロールシャッハテストする」というイメージを、前から短歌にしたかった。
「ロールシャッハテスト」か「ロールシャッハのテスト」か、最後まで悩みまくりました。字足らずは嫌だったから「の」を入れた。
歌詠みは、他人様からしたらどーでもいいことでひたすら悩める可愛い生き物なのだ。

カップ
■不揃いのコーヒーカップは捨てられず使われず ただそこにあるだけ

こんな短歌詠んだっけ…まったく覚えてない。

■「おめでとう」葉書に一行君の文字 その行間に嫉妬探した

この歌はお気に入りだ。
大人のオンナの、ねじくれた心理ですねぇ。

ラブ短歌
■焼きもちが欲しかったんだ バカだった ごめんごめんねこっちを向いて

これもいまいち記憶がない…。
たぶん作ったあとに恥ずかしくて脳内から抹消しようとしたんじゃないかと。深層心理のなせる技です。悪いのは深層心理だ。
ラブラブな歌は、つくづく苦手だ。いつも悩む。悩んだすえにろくでもない歌ができる。

【足】
あの背中あの手あの足 真昼間の蜃気楼ならまだ消えないで

「昼間の蜃気楼」っていうフレーズを使いたいがために作った歌だ。
デキが悪いので、再チャレンジしたい。

連歌会
■両の目に海の記憶を焼きつけて青い浮き輪はいっそ置いてく

下句はひつじさんだった。
ちなみに私、ひつじさんの歌、めっちゃ好きだ。
彼女の歌は、ふわふわのマシュマロや綿菓子みたいな肌触りで、咀嚼すると甘くて酸っぱいハッカ入りの飴玉のような味がする。

時をかける少女、筒井康隆さん

DVD借りて、アニメ映画を観ました。
想像以上に面白くて、キュンとなっちゃったよ。甘酸っぱい気分。青春時代に忘れてきた何かを思い出したような気がした。
最後にある回想シーンが特にヤバかった。なんでもないシーンがフラッシュバックするように流されるだけなのに、なぜこんなに胸が痛くなるんだろう。
ただし、SFとしての整合性にこだわって観るべきではない映画ですねw

ちなみに原田ともよ主演の映画は観たような観てないような…たぶん観てるけどいまいち記憶がない。

もともとは原作のファンです。学生時代、異才・筒井康隆をガーッと読みまくったんだけど、そのうちの一冊だ。
筒井康隆のナンセンスな小説やブラックユーモアな小説から読みはじめたもんで、『時をかける少女』は、「こんな甘い本も書けるのか!」と新鮮だった記憶がある。
好きなのは『家族八景』『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』の七瀬三部作でした。いろんな意味で強烈な印象でした。オススメ。
ミステリーなら『ロートレック荘事件』かな。ミステリー界では古典的名作の一つに数えられてますが、今読むと、くどく感じるかも。
フェミニズムへの風刺たっぷりな『女権国家の繁栄と崩壊』も印象が強いなァ。同じ時期に落合恵子(フェミニスト活動してる作家さんです)もよく読んでたけど。ただどちらも自分のなかの価値観にあまり影響をおよぼさなかったかも。ちなみに昔から揺るがずアンチフェミニスト、つまり筒井康隆さん寄りの考えかたです。女は女らしく男は男らしくっていう教育を受けて育った。外では父親をたて、家では実権を握る、そういう母をずっと見てたせいだろうと思う。
直木賞を取れなかったことも印象が強い。筒井康隆やら赤川次郎やらに直木賞をあげてないなんてオカシイです。東野圭吾もそうなりかけてたんだけど、ギリギリで踏ん張ったね。
短歌の世界も同じだけどさー。短歌専門誌からずっと無視されたり批判されたりしてた、枡野浩一さんとかね。
言葉狩りに真っ向かは立ち向かった断筆宣言も印象が強い。結局なにも変わらなかった気がするけどさ。いまやアブナイ表現を安易に書く作家さんなんてめったに見かけない。作家さんたちは自主規制かけまくりだ。そのかわりネットでは規制なき言葉があふれる。なるべくしてこうなったのかな。チョコレートパンを押さえつければ、中のチョコレートははじっこから汚くはみ出していく。

ああ、チョコレートパン食べたい。

終わりなき花粉症

花粉アンテナが壊れました。
調子に乗ってシーツ洗濯して気持ちよく外にほしたら、花粉がごっそりついたみたい。

ね…寝れん。

布団かぶるとくしゃみ連発、布団が超コワイ。恐怖のシーツになっちまった。
仕方ないので今日はコタツで寝ようと思います。
ほんともう、いつ終わるのかなー、この花粉スパイラル。
風邪よりつらいです。風邪なら数日我慢したら治るし。

そういやこないだ、知人のおばあちゃんが、90歳近いというのに花粉症になったという話を聞きました。
花粉症も、90近くなるおばあちゃんを毒牙にかけるなんて、ふてぇやつだよ。餌食にする相手を選べよ。


ああ、パーッと掃除と洗濯したいです。