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Kyoto Corgi Cafe 2

京都在住ライターの愛犬との日記、お気に入りのカフェ・美味しいもの情報、日々の雑感 アメーバヴァージョン


Kyoto Corgi Cafe 2 昨年、書家の上田普さん に「いのり」のネックレスを送っていただいた時 に、「伽藍の存在価値」という冊子を貸していただきました。寺町二条の書店「三月書房 」の前のご主人宍戸恭一さんが、北山にあった「珈琲 伽藍 」の10周年を記念して執筆された貴重なもの。モモ母がブログで読みたいと書いていた のを上田さんが覚えていて下さっていたようです。
戦時中の学生時代から始まった宍戸さんの喫茶店遍歴。学徒動員で海軍に入り、ジャワで本物の珈琲の味に出会われ、復員後はジャズと珈琲の相性のよさを体験されたとのこと。そうした遍歴の果てに理想の店「伽藍」 と出会われたのだそうです。そして上田さんや画家を目指す学生さんら常連客との芸術談義。下世話な噂話や愚痴を言ってストレスを発散させることも喫茶店の大事な役割だけど、美しい空間で、訪れる者の知的好 奇心を刺激する店も必要ですね。モモ母などはカウンターには座ったことがなかったけれど、今思えばマスターの美しい珈琲の淹れ方を間近で見ておくんだったと悔やまれます。ところで、ネットで「伽藍 」を紹介したコメントにミルクの上部に塊が出来ていて珈琲が台無しになったと書かれたものがありました。読んだ時は、あの美意識の高いマスターが珍しいなと思っていたんですが、昨年「kotori cafe 」さんでキャラメルミルクを飲んだ時に、ノンホモだからミルクの表面に膜が張るけど、古いワケじゃないからというような説明を受けた時に、「あっ」と思ったんですよね。最近は「食べログ」掲載不許可の店なんてのもあるようで、某店の店主が「今は素人が作って素人が批評する時代」とおっしゃってましたが、コメントする側にも読む側にも知識がないと、間違った認識が広まるかも知れない。今は難しい時代なのだと痛感します。「伽藍」の閉店 が改めて悔やまれます。

Kyoto Corgi Cafe 2 お気に入りのカフェで飲むような美味しい珈琲が家でも飲めたら良いなと思い始めたモモ母。珈琲通の方には、初歩的なことをと笑われそうですが、モモ母の学 習の過程をお伝えすれば、誰でも美味しく珈琲が淹れられるのではないかと思い、時々メモ代わりに書いておこうと思います。
今のモモ母が知る珈琲のハンドドリップ方法は、フィルターに適量の珈琲豆を入れ、まず少量のお湯を落として20秒程そのままで豆を蒸らす(この「少量」の量が、モモ母、違ってま した)。その後、ゆっくりとお湯を注ぐ。カフェAさんによると「落とす範囲は出来るだけ狭く、500円玉の範囲内に」。カフェBさんでそう話すと、「そう ですね、100円玉よりは大きいけど、500円玉よりは小さいかな」。でも、カフェCさんは500円玉より大きかった。「1点に落とす人もあるみたいだし、色々ですね」と。確かに正解があるワケではないんですよね。難しく考えなくて良いよ、ともよく言われます。でも、考えようが考えまいが、淹れた結果を 自分が美味しいと思わなければ、それでは満足出来ないワケです。今までメッシュフィルターで5回ほど淹れましたが、同じ豆なのに毎回味が違うし、温度も違 う。試行錯誤中とは言え、この不安定さがまずダメですね。これが淹れ方をマスターすると、逆に自分で味をコントロールできるようになるとか。「体調が 弱っている時は軽めにと湯量を50㏄程多く、苦くしたい時は粉を増やしたり、お湯の温度を高めにすれば良いんです。豆の量、抽出する量、お湯を注ぐ勢い等 のバランスで同じ豆でも味はかなり変わってくる」(「クウネル」~街とコーヒーより)。そこまで思い通りに出来たら、すごいなぁ・・・。ちなみにカフェDさんいわく、熱い珈琲を出す店は沸騰し直してるんだそう。「でなきゃ、あの熱さは出ませんよ」とのこと。出来れば、面倒な湯煎や温め直しはしたくないんですが、どうもぬるいんですよね。

Kyoto Corgi Cafe 2 週に一度だけ早起きするモモ母の週末の楽しみはモーニング。今週は鞍馬口の「フランジパニ 」さんに行きました。今年初訪問。前回は落ち着きのないモモと一緒 だったので、こちらまで何となくそわそわしていたけど、今回はゆっくり過ごすことができました。床の間には仏手柑が飾られていました。「柑」という字がつくだけあって、柑橘系で食べることもできるんだそうです。花に疎いモモ母は、名前やお正月によく飾られること等をお店の方と初めてお会いしたおばはんさん に教えていただきました。



Kyoto Corgi Cafe 2 この日もコーヒーを淹れるところを見せてもらいました。ゆっくりお湯を注がれるんですが、モモ母ほど遅くはなく、丁寧だけど手際良い。お湯を注いでないところまでこんもりと膨れ上がっていくのが不思議。以前、店を紹介するコメントで、女性が淹れる珈琲では京都で一番美味しいというようなことをどなたかが書かれていたように記憶しています。淹れ方に男女差があるのかよくわか りませんが、上手いことに間違いはない。でも、奥さんいわく、豆が挽き立てがどうかでものすごく差が出るんだとか。じっくり本を読んでいたら、珈琲がすっかり冷めたけど、最後まで酸味は出ませんでした。ちなみにこの日のサラダにはわさび菜やごぼう、赤カブなどが入っていました。今年も「フランジパニ 」さん に通います!
★フランジパニ
室町通鞍馬口下る
075-411-2245 
10時~18時 日休

Kyoto Corgi Cafe 2 水曜の天気予報は雪。モモの散歩は小雨が降る中、早めに済ませて下鴨に買い物に行きました。ところがお目当ての品は売り切れ。仕方ないのでコーヒーでも飲んで帰ろうと高木町まで歩いたらシャッターが・・・。ダブルで振られるとさすがに凹みました。でも、北上した辺りに新しいカフェが出来てたな・・と思い、行ってみることにしました。初めての道を歩くうちに気も晴れ、左京区役所前の「カフェジュノ」さんに到着。奥の席に座ると、可愛い鳥かごのディスプレイが目を引きました。
コーヒー(400円)は第一印象は適度な苦味があって、冷めるとやや酸味が増すオーソドックスなブレンド。フレッシュが添えられていたのが残念でしたが、最近はすっかりブラックで飲むようになっているので問題なし。自家製パンを使ったサンドイッチ類が美味しそうだったので、次は フードも試してみたいものです。

Kyoto Corgi Cafe 2 文庫本を読んでいたら、ずっとカーペンターズが流れていました。初めて買った洋楽のレコードがカーペンターズだったモモ母 は、カレンの声を聴くと懐かしくてたまりません。まさしくイエスタディ・ワンスモア。かなりマイナーな「Happy」も聴けて嬉しかった。あの頃は母は大阪に勤めていて、祖母が毎日のように来て・・・。ご店主はドラマ「未成年」で使われていたのがきっかけで聴くようになったんだそうですが、BGMは4つのロー テーションとかで、25%の確率で店内にカーペンターズが流れているそう。あたたかいカレンの声と落ち着いた空間に、冷たい雨を忘れるひとときでした。
★CAFE JEUNO
左京区松ヶ崎堂ノ上町
075-708-8884
8時~17時30分 
日、不定休
http://www.cafe-jeuno.com/

Kyoto Corgi Cafe 2 モンゴメリの「アンの幸福」を読みました。アンの22歳から25歳までを描いたこの作品は年齢順で言うと5作目だけど、発表は他の作品よりかなり後。その せいか最初はアンのギルバートへの手紙形式で綴られていたのが途中から通常の文体になって、またところどころに手紙が挿入されていたりして、マンネリ回避のための苦心の跡が感じられます。物語もアン自身の話というより、アンが校長として赴任したサマーサイドの住人達を描いた話になっていて、アンが彼らの悩みや揉め事を次々と解決していくあたりはちょっと出来すぎの感も。
娘を束縛し続けるギブソン夫人や無愛想で誰にも心を開かないギャザリンなど様々 な人達が登場する中で、特に印象的だったのが、下宿先の姉妹の従姉アーネスティン。恐ろしく悲観論者で「・・ではないかと心配しているのですよ」「・・・しないかと、それが心配ですよ」を連発。というより、それしか言わない。あまりにデフォルメされてるので寧ろ滑稽で、ギルバートへの手紙ではアンもその口 調を真似て、あんなに取り越し苦労をするのは可愛そうと書いています。確かにアンのように前向きに道を切り開くことが大切だけど、困難を回避するために予 め考えること自体は悪いことではないと思います。まぁものには限度がありますが・・・。それにしても、これはアンに特有なのか、モンゴメリがそういう人なのか、当時のカナダ女性が皆そうなのかわからないけど、アンの教養の高さにはいつも感心します。ギリシャ神話や詩の一節などがごく自然に引用される。そういえば、「赤毛のアン」のラストはブラウニングの詩の結び「すべて世は こともなし」でした。アニメの最終回を見て上田敏の訳詩を思い出す子供って いるでしょうか?(モモ母は今も堀口大學だっけ?上田敏だっけ?とごっちゃになりました。お恥ずかしい・・・)

Kyoto Corgi Cafe 2 年明けに鴨川の河原を歩いてみると、ユリカモメがたくさん飛んでいました。この前はマガモが大半 だったのに、確実に季節は移っています。
冬場も基本は何も着せずに出かけますが、「フレンドフーズ」に出かけた時は昨年「9689」さんで買ったフリースの洋服 を着せました。少し遠出した後でモモ母が買い物中の待ち時間があるから、昨年上賀茂神社に行った時みたいに体が冷えて痙攣しても困る と思ったワケです。おかげで往復とっても元気で、楽しそうに歩いていました。帰り道で「あら、コーギーちゃん」と興味を持ってくれた母娘がおられました。その家でも以前トライカラーのコーギーを飼っていたそうです。 13歳まで生きたけど、10歳をこえて急に体力が落ちてヘルニアで2年程は寝たきりになり、ネットで購入した車椅子を使っていたとか。うちも11歳なので 色々心配ですと言っていたら、足腰強そうだから、まだ大丈夫そうですよと言ってもらいました。「でも後ろ足がハの字になってる から気をつけてあげてね」とのこと。コーギーは股関節の病気になりやすいんですよね。ところでその方のご近所のコーギーちゃんは獣医さんで健診を受けた際の麻酔で全身の毛が抜け、そ れ以後体調が優れず12歳で亡くなったとか。「どうして健診で麻酔を?」と聞くと「暴れるからでしょう」と。採血にも手間のかかるモモ だけど、麻酔が必要なほど暴れるって、一体どんな検査だったんでしょう??

Kyoto Corgi Cafe 2 昨年親戚が集まった時にだしパックをもらいました。「特選京風だしパック」という商品で、京都、羅城門の「田中鰹節店」のもの。住所は南区唐橋。あれ? 「うね乃 」も南区じゃなかったっけ?と確認したら同じく南区唐橋。ほかにも南区には鰹節のメーカーやお店があるようで、唐橋周辺って鰹節屋さんのメッカ (?)だったんですね。
商品アイテムが豊富な「うね乃」に比べて、こちらはネットを見ても業務用が主なのか、少量から買えるのはこのだしパックく らい。こちらの特徴は枕崎産の鰹節、牛深産の削り節(サバ、ウルメ、イワシ混)、大分産の椎茸、利尻産の昆布を粉末にせずにそのままパックしてあること。 だしを取った後に取り出すと、大きくなった真っ黒な昆布や干椎茸が入ってるのが見えて、添加物なしを実感します。唐橋までは遠いので、電話して置いてる店 を聞いたら、下鴨の「フレンドフーズ」や藤井大丸、洛西のカナートで扱ってるとのこと(錦の「竹長」では別の商品名で売られてるようです)。日曜にモモを 連れて「フレンドフーズ」まで買いに行きました。鰹節の棚にないなと思って店の人に聞いたら冷蔵コーナーに置かれてました。そうなんです、天然素材なので 開封後は冷蔵庫で保管して下さいと書かれてるんですが、もらったのは知らずに常温保存してました。新しく買ったのはちゃんと冷蔵庫に入れました。
★田中鰹節店
南区唐橋羅城門
075-691-6033
http://www.tanaka-katsuobushi.com/index.html

Kyoto Corgi Cafe 2 昨年秋、モモとお散歩していて北山大宮の西北角が何やら改装中なのに気づきました。見れば12月半ばに「サーカスコーヒー」というスペシャルティコーヒーの店がオープンするのだとか。気になりつつ年を越し、6日に漸く訪れてみました。ドリンクメニューはエスプレッソとカプチーノと本日のコーヒーが各350円で、店の一角で飲むスタ イル。この日のコーヒーは多分好みではなさそうだったので、カプチーノをお願いしました。ディスプレイされた豆の中でモモ母が見るからに美味しそうと思っ たのが深煎りのバリスタブレンド。カプチーノはこの豆を使ってるそうで、ミルクの甘さと苦味がよく合ってなかなか美味しかった。

Kyoto Corgi Cafe 2 ご店主は神戸の コーヒーメーカーで豆の鑑定や品質管理をされてたそうで、コーヒーマイスターや生豆鑑定マスターの認定証が飾られていました。「じゃあテイスティングしただけで豆の種類とか産地がわかるんですか?」と聞くと、「当てもんではないんで・・・」とのこと。勿論、そういうのもおおよそはわかるけど、そういうことではなく、個々の豆の品質を鑑定する資格なのだそう。コーヒーはお米みたいなもんで、どんなに良い釜を使ってもお米自体の品質が悪いと美味しくないのと同 じで、生豆の品質、コーヒーの液体の良し悪しの50%以上は原料は決まるとご店主。それって、まさしく「達人が土鍋で炊く魚沼産コシヒカリはもっと美味しい 」という例えと同じですね。世界の産地から トップスペシャリティコーヒーを定温コンテナで輸送されてるというこだわりの豆、本日のコーヒーを色々試して、お気に入りを探したいと思います。
★サーカスコーヒー
紫竹下緑町
075-406-1920
10時~18時 
日・祝休
http://circus-coffee.com/index.html

Kyoto Corgi Cafe 2 お正月には奈良漬か千枚漬を買うことが多いモモ母家。最近は「茎屋」以外で漬物を買うことが滅多になくなったモモ母ですが、昨年末は久しぶりに東山三条の 「田中漬物舗 」に行ってみました。数年前に買った時にモモ母の好みからするとちょっと漬かり過ぎていたことがあって、それ以来しばらく足が遠のいていたんですが、今回のはちょうど良い漬かり具合でした。

Kyoto Corgi Cafe 2 買ったのは五島灘の天然塩と天然一等昆布を使った「千枚漬」(1050円)と紅かぶらの千枚漬 「紅千枚」(525円)。紅白並べるとお正月らしくおめでたい感じがします。モモ母はいつも七味をふっていただきます。こちらの店では聖護院かぶら1個をかんなで約20枚にスライスして、50個分をひとつの樽に漬けるのだそう。20枚×50個で一樽に約千枚。でもお歳暮のピーク時は約65個漬けるので千三百枚漬けになるんだとか。モモ母が買ったのは千三百枚漬かもね。お店の方によると、2月頃まではどちらも入手可能なようです。
★田中漬物舗
東山三条下る西入る
tel 075-561-2928
10時~18時 日休
http://tanakatsukemono.com/

Kyoto Corgi Cafe 2 今年の仕事始めは府立医大病院での取材。6時過ぎに終わる予定だったので、4階にある京都ホテルオークラの「レストランオリゾンテ 」に行ってみることにしました。窓際の席に案内されて「神戸牛ハンバーグステーキ ホテルオークラ特製デミグラスソース」(1470円)をライスでお願いしました。

Kyoto Corgi Cafe 2 ハンバーグは特筆すべきものではなかったけど、付け合せのマッシュルームとマッシュポテトが美味しかった。これを病院の中で食べてると考えるとスゴイ。病院の食堂のハンバーグって、つなぎたっぷりに豚肉メインの合挽きがほとんどだと思うので、神戸牛を使ってるのが嬉しい。仕事が終わる頃に待ち合わせた父が頼んだ「牛フィレ肉のステーキ 6色の野菜とオニオンソース」(1680円)もお肉が柔らかくて美味しかったと言ってました。ホテルスタッフだから給仕がちゃんとしてるし、何より男性の蝶ネクタイ姿を病院で目にすること自体が今までになかったこと。塩や油を一切使わない減塩や低カロリーな料理もあり、昨年末には糖尿病専門医や看護師、管理栄養士らによる糖尿病医療チーム「Team FUTABA」が考案したヘルシーランチも登場 。患者に寄り添ったメニューをどんどん提供して欲しいものです。
★レストランオリゾンテ京都府立医大病院店
外来診療棟4階
075-231-8828
http://okura.kyotohotel.co.jp/restaurant/kyoto_orizzonte/