私の小学生時代はエホバの証人という

親が信仰していた宗教に付き合わされた時期で

 

「本当は集会に行きたくない」

「奉仕なんか行かずに友だちと遊びたい」

「注解なんてしたくない」

「聖書なんて興味ない」

 

という心の中でずっと思っていた気持ちを

ぐっと押し殺して蓋をして生きていました

 

 

その思いが記憶として身体に残り

今年の1月に両親とエホバの証人問題について

話し合った時についに大爆発をしました

 

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どのような状況だったかをご説明します

 

話し合い中に怒りを抑えられなかった

話し合いの途中までは冷静に自分の気持ちを伝え

両親の意見を聞くように徹しましたが

 

中盤からエホバを熱烈に信頼し信仰している父親と

エホバの証人の行いを真っ向から否定する私

 

お互いの感情が高ぶってしまい口論に発展。

 

そして、エホバの証人の被害を受けてきた大勢の方や被害の声、

被害者に寄り添い活動をされている方々を否定し非難する父に

 

私の導火線が切れてしまい、

 

両親に向かって

 

「私の家から出ていけ!二度と来るな!」と、

 

両親の荷物を玄関に放り投げて大号泣してしまいました。

 

 

うつ向いて泣いている女性

 

 

夫は見たことない私の姿に唖然

両親との話し合いは平日の子どもたちが

学校に行っている間に行ったのですが

 

 

たまたま夫が在宅で仕事をすることになり

夫は別室で仕事をしていました。

 

 

夫には両親が来ることは伝えましたが

どのような理由で来るのかを説明していなかったため、

 

 

いきなりリビングから私の怒鳴り声と鳴き声

そして物を放り投げる音がして驚いたのでしょう、

 

 

「一体どうした??!」と慌てたじろぐ夫と

「すみません、何でもありません」と必死に夫をなだめる母、

激怒しながら号泣している私と座っている父

 

という異様な光景。

 

 

冷静にお互いの気持ちを聞きながら話し合う

なんて理想な状況ではありませんでした

 

 

しばらくして両親が帰宅した後、夫に成り行きを説明をし

私があれだけ怒った姿を見たことはなかったから

とてもびっくりしたと言われましたが

 

 

私自身も自分の怒りに驚きました

 

 

それだけエホバの証人に対する怒り憎しみ失望

今まで心に蓋をしていた感情があったからでした

 

 

父に失望

私が激怒した理由は

 

現役で長老としてエホバの活動をしている父にとって

エホバの証人の被害者や被害から立ち直ろうとしている方を

否定したこと(営業妨害だと言っているかのよう)

 

そして

 

加害者でもあるエホバの証人側の父が

被害者の声に聴く耳を持たずに

自分たちが行ってきたことを認めず

”過去のこと”と逃げていることに失望したからです

 

 

エホバの証人であっても私にとってはたった一人の父なので

 

できるだけ穏便に親子関係を続けたいと思い

 

今まで我慢をしてきましたが、

 

今回の話し合いにより目が覚めました

 

 

今後両親と話し合いたいかというと

今の時点では話し合う意味がないと思っていますし

平行線で終わるとわかっているので

話し合うつもりはありません

 

 

私のようにエホバの証人の両親と話し合った方が

いらっしゃると思いますが、話し合っても

良い結果にならなかったとよく聞きます

 

 

必死に宗教から抜け出して新しい人生を歩もうとする、

または現在も苦しい状況でありながらも、もがきながら

一生懸命に生きている

 

 

そんなあなたは本当に素晴らしい

逃げずに立ち向かっているあなたは

これからも生き抜いてほしい

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました

 

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