little*happiness -7ページ目
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決意の断髪式

私は、髪の毛は肩下25センチあります。先週は、ストレートパーマをかけてさらさら。

ところが、病院に入院、抗がん剤投与となると脱毛もはじまる。

結局4年近く延ばしてきた髪をきることにしました。


いつも行っている美容院に電話をして、切ってください。

と、お願いをしたところ不思議がりました。

そりゃそうですよね、先週ストパーかけたはずなのにこいつ何言ってるんだ?


「わたし、入院することになっちゃったんです」

「どこか、お体わるいんですか?」

「はい・・。白血病なんです」


美容師さんはその後、3人お客さんがいたそうですが

何をどうやったか記憶がないくらい動揺したそうです。すいません。


今回は、その担当さんがシャンプーからカットまですべてやってくれました。

やさしく頭を洗っていただき、とても気持ちよかったです。


4年ぶりにショートヘアになりました。

少しずつ、病気と闘う態勢がととのってきました。

おはか参り

病名を宣告されて、やっぱり動揺はさけることはできませんでした。

入院のしたくもしないといけない。でも、やっぱり体はしんどいんですよね。

入院は4日なのでそれまでは実家で過ごすことにしました。

まんがを読んだりごろごろしていました。


そして今日は、父と義母のお墓参りにもいきました。


わたしの父は肝臓で亡くなりました。肝臓は沈黙の臓器なので

気づいたときは、手遅れで入院して10日でなくなってしまったのです。


(お父さん、わたし白血病なんだって。わたしがんばって治すから見守っててね。

それからくれぐれも、連れに来ないでね)ってお墓にお話をしてきました。


だんなさんのお母さんのお墓でも同じことをお話してきました。


お墓参りもしばらくできなくなるだろうなぁ・・。

でも、退院したらまたくればいい。そうだよね。ってだんなさんとお話しながら

帰りました。


入院まであと3日です。

急性骨髄性白血病

骨髄まで採ってしまった。

そして、数値はおかしい。

わたしの頭の中はパニックでした。


いよいよ、検査の結果を先生が話してくれる日がきました。

次回はご主人ときてください。といわれていたので主人に仕事を休んで

もらい病院にいきました。


どういわけか、母も妹夫婦も(こういうところうちの家族団結力あるんだよなぁ)

そして、今日も血液検査。今日は4本だったので頭がフラフラすることはありませんでした。


検査結果も出て先生との約束の14:20

診察室にわたしの番号が出ました。もう、どこかに逃げてしまいたい気持ちでいっぱい

だった。怖くて、不安で、でもだんなさんがずっと手をにぎっててくれた。


「先生、主人も診察室に入っていいですか?」

「お願いします。」

そのときに先生のうなづいた目を見たときにやっぱりだめだったんだでわかっちゃったんです。


「この間の骨髄を検査した結果、やはり急性骨髄性白血病であることがわかりました」

「あなたの型はM5単球性です。」


白血病・・。


この間本田美奈子が死んじゃった病気じゃない。

夏目雅子も死んじゃったし、アンディフグも・・。その病気にわたしが

わたしも、死んじゃうのかな・・。


「先生、今の状況命にかかわる状態なんでしょうか?」

「今、元気でしょ?それがすべてです。たぶん、治療してる時のほうがつらいかも

しれないなぁ・・」


白血病が不治の病と言われていたのはもう、ずっと昔のこと。

今、白血病でなくなる方の大半は感染症なんだそうです。


「治療には6ヶ月ぐらいはかかります。それまでは仕事を休んでください。」


その後、職場に行き白血病であることを上司に話ししばらく休職する手続きをしました。

わたし、白血病だって・・。

と、同僚にはなしたら、天と地がひっくりかわるようの驚いてたなぁ・・。

そりゃそうだよね。元気しか取り柄のないわたしが白血病なんだもん・・。

病院での検査・骨髄採取

内科というのは、いろいろなジャンルの内科があるんですね。

聞いたことのない内科があって、それは実は糖尿病の専門外来だったりしました。


そして、わたしは今日血液内科というこれまたはじめて聞くところに検査にきました。

どうしてもわたしが病気になっているとは信じられず、なんかの間違いだろう。

と、半信半疑でまずは血液検査(そりゃ当然だよね)


中央検査室というところで検査をしたのですが、なんと検査に7本も血を抜きました。

普段の健康診断のときは3本くらいですから、ざっと倍!!

最後はしぼりだすように検査技師さんもがんばっていました。


そして、検査結果も出て診察室に入るとそこには女医さんが・・。


「健康診断で異常値が出たんですか?」

「そうみたいなんです。でも、3月に交通事故もしてるし最近、少し体に炎症も

あったし・・・。」

「それにしても、今日の白血球数も異常値が出ています。今日は45100です」


45100!!


健康診断のときの1.5倍じゃん。どうなってるの?なんなの?

そして、やっぱり赤血球と血小板は減少傾向・・・・。


「なんらかの血液の病気にかかっているとうことはまちがいありません。」

「最悪は、白血病を想定してください。」

「ただ、これではなんとも言えないので骨髄採取を午後からします」


白血病・・・・。


私が白血病?

こんなに元気なのに、白血病って何いってるのこの先生・・。

妹と一緒に病院に来ていたのですが、この急展開にいつも冷静な

妹もさすがに動揺・・・。

午後の骨髄検査には母も呼びました。


「どういうことなの?」

「わからない。ただ、やっぱり数値はおかしいって。血液の病気であることは

まちがいないって・・。」

母も妹も信じられない様子。そりゃそうだよ。だって当の私がこんなに元気なんだもん。


3時から、骨髄をとりました。

骨髄を取るのはものすごい痛いと聞いてたけどそんなことはなかった。

看護師さんがずっと手をにぎっててくれた。

先生は上手だった。


そして、先生に「もし、白血病だったらわたしはどうなっちゃんでしょうか?」

と、しょうもない質問。もう、動揺でパニックになってたんですね。

そしたら先生は


「なんとかします。絶対に大丈夫」


と、おっしゃってくれました。この先生に任せよう。

と、思えたのはこの一言があったからだと思う。


そして、不安な気持ちのまま家路につきました。




突然の電話

わたしは、大学の学生対応の仕事をしてるのですが、仕事中に突然電話がなったのです。


「保健センターです。今、これますか?」と。

「はい。大丈夫ですが」


行ってみると、先日の健康診断の血液検査で異常値がでました。

ついては、大至急血液内科のある病院を受診してください。

とのこと。


異常値?


何が、異常なんだろう・・。

先生に聞いてみると、白血球の数が正常の範囲をはるかに超えてる

とのことでした。


白血球の数というのは正常な成人のひとは10mlで3500~8500

なんだそうです。なのに、わたしは先日の健康診断で29300という莫大な

数がでたそうなんです。しかも、赤血球、血小板ともに貧血傾向・・。


わたしのからだに何が起きてるんだ?

こんなに元気なのに、毎日仕事もこなしてるし、でも確かに最近少し

疲れてるかなとも思ったけど・・・。


結局、あさって病院に再検査にいくことにしました。

健康診断

今日は、健康診断。今年は、年齢も当たり年たし検査項目も多い。

めんどくさい・・・。 しかも、3月に交通事故(ぶつかられたんだけど)もしたから

レントゲン、CT、MRI山のように検査をしているんです。


とまぁ、色々文句もありましたが無事、健康診断も終了。

きっと、肥満とか出ちゃってるんだろうなぁ・・。


やせないと。

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