こんにちは!こんばんは!
このブログを開いてくださり、ありがとうございます<(_ _*)>
今日は新しくテーマを追加しました。
今まででセラピー的な内容は「みえない世界のこと」に書いておりましたが、これだと分けて考えるのが難しくなってしまうため、カテゴリーを分けました。今までで読みづらかった方がいらしたら、申し訳ありませんでした🙏
今日はこのカテゴリーの第一号を書いて、後半には来週の音楽の癒しの会のお知らせを書いていきます。もしよろしければ、ご覧ください。
今日のタイトルは、「純粋さを失わないために、埃を払う」にしました。
癒しとは、本来のかたちとしての自分自身に戻っていくことだと、私は臨床や自分が受けたカウンセリングや学びを通して感じてきました。
でも、その「本来かたちとしての自分自身」になるって、難しいんですよね。なぜなら、育っていく過程で、良いものも悪いものも吸収していきますし、悪い記憶に縛られたり、“良い”と思い込まされているものもあったり、その辺の見分けがつかないような巧みな刷り込みによって成り立っている部分が大きいのが、この世の中です。
その中で成長していくわけですから、本来の自分自身として描いている自分像がそもそも間違っている場合もあるでしょう。
過大評価している場合もあれば、過小評価してしまっている場合もあるし、恐らくそれらは混在しているでしょう。
そうなると、そもそも何の基準と比べるのか、1つの物差しで測れるのか、といった疑問が出てきます。
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ここで1つの例を出してみますね。
みんなが喜ぶ素晴らしい発明をしたAさんという人がいたとします。Aさんのお父さんは会社員、お母さんは専業主婦だったとしましょう。
Aさんが発明家として輝くにあたり、どんな人たちが関わっていたでしょうか。
Aさんの両親はもちろん、そのまたご両親がいて…
その人たちに関わった人たちがいて…
Aさんの成長に関わった人たちがいて、その関わった人たちのご両親がいて…
Aさんの研究を支えた人たちがいて、その発明を喜ぶ人たちがいて…
発明の前にあった法則や方法を考えた人がいて…
…そうやって辿っていくと、すごいですね。自分で書いていて「そっかぁ」と思ってしまいました(笑)
このように、たくさんの歯車が噛み合って、「みんなが喜ぶ素晴らしい発明をしたAさん」という図が浮かび上がるんですね。
世に顔や名前が残るのはAさんかもしれないけれど、それらに関わった人たちは素晴らしくないのかといったら、そんなこと、ないですよね。良いか悪いかは別にして、全てが大切なピースということになります。
もし、「この中で一番すごいのは誰でしょうか?」と聞かれたら、私は間違いなく「さぁ?」と答えるでしょう(笑)
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話を戻していきますが、私たちは絶妙に噛み合うように、神様が創ったたった1つの世界のピースとしてそれぞれが生きています。宇宙が絶妙なバランスでその存在を保っているのとそっくりですね。
ですから、SNSで映えるとか映えないとか、注目されてるとかされてないとか、何かを成し遂げたとか成し遂げてないとか、そうじゃないんです。完全な秤は私たちのものではないんです。
同時に、“~すればなりたい自分になれる”とか“作りたい社会がつくれる”とか、そういうことも行き過ぎなんですね。
なぜなら、象は空を飛ぶことはできないし、魚が陸を走ったりすることはできません。
そして、社会はたくさんの“他者”がいる以上、思う通りにはなりません。
当たり前のことなのに、“純粋な自分”と“なりたい(と思い込んでいる)自分”がごっちゃになって、自己暗示や現代スピリチュアル、占いや心理学などの色々なハウツーを取り込みすぎてしまう……
埃の上に、さらに埃を被せてしまう……
しかもそれを癒しと勘違いしてしまう……
という悪循環が、世の中の大半なんです。
そういうわけで、まずは“埃を払うこと”が必要なんですね。
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では何を目指せばいいか、という指針として、まずは純粋さを掴むことが一番なのかな、と思います。個人的にはノートに書くのがおすすめです。
「こんなこと思ってはいけない」「ネガティブは良くない」「汚いことばで思考しちゃだめ」とかではなくて、
「悪い人じゃないけど嫌だった。なぜ嫌だと思ったんだろう?」
「良くないことをしてしまった…なぜこんなことをしてしまったんだろう?」
「民衆騙してここまでやるなんて頭おかしい!」
などと、まずは素直に思いましょう。
もやもやしていることを、しっくりくるまでことばにしてみましょう。大丈夫です。見ないように覆っているよりも、一回蓋を開けてしまった方がすっきりします。
“見ないようにしている”状態は、その方向を意識しているのと同じですからね。
少し長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。
今日は、癒しについて書いていきました。まとめると
・癒しとは、本来のかたちとして自分自身になること
・本来のかたちと思い込んでいる場合もあること
・完全な秤は私たちのものではなく、世の基準に当てはめられない大切なピースがたくさんあること
・埃を被った状態にそれを覆うようなハウツーを追加するのは逆効果であること
・見ないようにするよりも、まずは純粋さを取り戻すことが大切であること。ノートに書くとわかりやすいこと。
これらを書いていきました。長文を読んでくださり、ありがとうございました🙏
これからまた、記事を色々と追加していきますので、もしよろしければ、またお越しください🍀このカテゴリーは多くの方にとって優しい内容でいきたいと考えています。
“心の埃を払う”方法としておすすめの方法をバイオリンの生演奏や資料と共にお届けしています。ご興味のある方はどうぞ 2/4(土曜日)14:00~都内で行うセラピーの会のご案内をご覧ください。