あなたのお話を聴かせてください。
人にはなかなか話せない「いのちのこと」「死ぬこと」「生きること」など、胸の内をお聞かせください。
必要であれば、私の経験や想い、死生観も尋ねてください。
私にできることは、「いのち」を感じ、あなたの大切な方のいのちへ愛の光を当ててもらうこと。
自分や大切な方の「死」を乗り越えるのではなく、安らぎの源を見つけましょう。
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【「感謝だな」と言いながらこの世を去った父ちゃんの実話①②③④はこちら】
それから何度か危篤を乗り越えたものの、とうとう病院から「お父さんに残された時間はあとわずかです。今のうちに会っておいてください」と連絡が入った。
危篤の連絡なら「一刻も早く!!」と心が騒ぐけれど、「残された時間があとわずか」と聞くと、心が寂しい静けさに包まれた。
危篤の時は駆け込むように入った病室に、今度はゆっくりと足をすすめた。
久しぶりに会う父ちゃんはだいぶ痩せてはいたものの、父ちゃんの周りの空気は相変わらず穏やかで温かかった。
身体を動かすことも、目を開けることもない父親に「父ちゃん・・・」と声をかけると、布団の端がもぞもぞ動き、父ちゃんの右手が出てきた。
(あっ!聞こえてるんだ!!)
目の前に伸びてきた手を握ろうとすると、脇に立っている看護師が申し訳なさそうに息子の手を止めた。
「すみません・・・。今はコロナ禍ですので、患者さんに触れることはできません・・・」
「あ・・・。わかりました」
いつもだったらきっと、「こんな時まで、なんでだ!」とでも言いたくなるのだろうけれど、そんな気持ちも湧くことがなかったのは、父ちゃんのいつもの言葉が胸の中にあったからだ。
「感謝、感謝だなぁ」
これが父子の最後の面会となった。
【「感謝だな」と言いながらこの世を去ったおじいさん 最終回へ続く】
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