あなたのお話を聴かせてください。
人にはなかなか話せない「いのちのこと」「死ぬこと」「生きること」など、胸の内をお聞かせください。
必要であれば、私の経験や想い、死生観も尋ねてください。
私にできることは、「いのち」を感じ、あなたの大切な方のいのちへ愛の光を当ててもらうこと。
自分や大切な方の「死」を乗り越えるのではなく、安らぎの源を見つけましょう。
【3月セッション可能日時】
26日(火) ・10時~ ・13時~ ・15時~ ・20時~
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【「感謝だな」と言いながらこの世を去った父ちゃんの実話①②③はこちら】
ゆっくりと車を走らせていたのに、病院に到着してしまった。
入院手続きを済ませ、父ちゃんを病室まで連れて行くと、父ちゃんは「ありがとうな」と言って、ピンとシーツの貼られた自分用のベッドに向かった。
「父ちゃん、また来るね」
コロナ禍により病室の中に入ることができない息子は、病室入り口からそんな言葉を掛けたのだけれど、危篤の時以外は面会が禁止されていることを思えば、縁起でもないことを言ってしまった気持ちになった。
それからは会えない切なさに心が締め付けられながらも、「便りがないのが良い便り」と自分に言い聞かせながらいつもの日常を過ごした。
そんなある日、病院から連絡が入った。
「すぐ来てもらえますか?夕べからお父さんの容態があまりよくなくて・・・」
「わかりました。すぐに行きます」と言うと、看護師は申し訳なさそうに言葉を加えた。
「病室に入れるのはひとりだけです」
(父ちゃん、待っててな)と祈りながら病院に車を走らせ、駐車場に着くと駆け込むように病室に向かった。
「父ちゃん!!」
そう言ってベッドの脇まで駆け寄ったものの、父ちゃんの姿を目にするなり思わず吹き出した。
ベッドの周りにはいくつものぬいぐるみが置かれ、なんと白髪頭には髪飾りがついていたのだ。
「父ちゃん、これどうしたの?」
「ん?」
「ぬいぐるみ、誰の?」
「ん?誰のかなぁ」
思ったより元気だった。
「父ちゃん、調子はどう?」
「感謝、感謝だなぁ」
「なにか言いたいことはある?」
「感謝、感謝だ」
「母ちゃんに伝えることある?」
「ん?特にないなぁ。感謝、感謝だなぁ」
(父ちゃんは幸せなんだ・・・)
病院スタッフにかわいがられている様子に、心から感謝の気持ちが込み上げた。
【「感謝だな」と言いながらこの世を去ったおじいさんの実話⑤へ続く】
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