あなたのお話を聴かせてください。
人にはなかなか話せない「いのちのこと」「死ぬこと」「生きること」など、胸の内をお聞かせください。
必要であれば、私の経験や想い、死生観も尋ねてください。
私にできることは、「いのち」を感じ、あなたの大切な方のいのちへ愛の光を当ててもらうこと。
自分や大切な方の「死」を乗り越えるのではなく、安らぎの源を見つけましょう。
【3月セッション可能日時】
26日(火) ・10時~ ・13時~ ・15時~ ・20時~
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「いい土地を譲ってもらったよ!今度一緒に見に行こうな。ゆくゆくはお前が引き継ぐ土地だ」
満面の笑顔を浮かべ意気揚々とそう言う父ちゃんに、40前半になる長男は尋ねた。
「ねえ、おやじ。その土地いくらで買ったの?」
―――群馬の山奥で質素に暮らす父ちゃんの元に思わぬ大金が入ったのは、それより数か月前のことだった。
国のあるプロジェクトの建設地に、持っていた畑が引っかかったのだ。
その額、なんと1億円。
父ちゃんは「国からのお願いだったらしょうがないな・・・」という呑気な調子で売却を了承したのだけれど、周りは目ざとかった。
高額納税者として新聞に名前が載ると、知り合いの男性が父ちゃんの家を訪ねてきて、「いい土地を持っているんだけれど、買ってくれないか」と懇願した。
もう畑もやっていなかったし、土地が欲しかったわけではないけれど、人のいい父ちゃんは「買ってほしい」という願いを受けて、「わかったよ」と了承して手に入れたのが、先ほどの土地。―――
「ねえ、おやじ。その土地いくらで買ったの?」
「3200万円だったよ」
(え?この周りにそんなに高い土地、あるの?)と思いながら、ふたりで車に乗ってその土地まで案内してもらうと、さっきまで舗装されていた道路は砂利道となり、今度は地面がむき出しとなった凸凹道をひたすら山の奥へ奥へと走った。
そして日も当たらないようなうっそうとした森に着くと、父ちゃんは笑顔でひとこと。
「な。いい場所だろ。ここだよ」
(マジ・・・・・・・・・・・・・・)
言葉を失ったまま家に帰った息子は、その後、不動産鑑定士にその土地を査定してもらい、さらに絶句。
「14万円です」
【「感謝だな」と言いながらこの世を去った父ちゃんの実話②へ続く】
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