経過観察の頻度 (標準ガイドライン推奨) | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

以前、読者さんからメッセージでご質問を
受け、乳癌検診や乳癌と診断されてからの
標準治療について、日本乳癌学会の
『患者さんのための乳癌診療ガイドライン』
からの抜粋転記に、私の経験を補記して
基礎知識シリーズの記事を書きました。

※詳細は『乳癌検診・治療基礎知識』
  テーマ内の記事をご参照下さい。

その際、経過観察については省略して
しまいましたが、
コメントでのご質問も受けましたので、
経過観察についても、同様に
書いておこうと思います。

⬛標準ガイドラインより抜粋転記

・初発の乳癌は小さいうちに見つけて治療
  することが重要だが、
  再発を早期に発見し治療しても、症状が
  出現してから治療を開始しても、
  その後の生存期間に変わりはない。

・どのような検査にも、一定の割合で
    偽陽性も偽陰性も発生する。

・以上の理由から、症状がないときに、
  血液検査や各種画像検査を定期的に
  行うことは、あまり役に立たない。

・検査は手術後一律に受けるのではなく、
  日常で体調に何らかの変化があった場合、
  その状況を担当医に伝え、適切な検査を
  受けるように。

  ※主治医判断と書かれている。


▼手術後の検査とその頻度

問診、診触診

・手術後1~3年 : 3~6カ月ごと
・手術後4~5年 : 6~12カ月ごと
・手術後6年以降 :  年1回

マンモグラフィ

・年1回  

血液検査や各種画像検査

・何か気になる症状がある場合、
  必要に応じて。


ーーーーー

ご参考までに、私の場合は、以下の通り。

・「転移と見られる症状が出たら
     画像検査をする」  は、
    私の病院も、基本的には、同じです。

 ・私はステージ4に限りなく近い状態で
       (治療前の検査で
        既に、腫瘍マーカーも超高値でしたし、
        皮膚肥厚、腫瘍内科医曰く浸潤疑い
        手術不能な胸骨傍リンパ節転移
        画像上映っていましたし、
        術前に肝臓の影も映っていましたし
        pCRせずに脈管侵襲高度な腫瘍が
        残りましたし)
    術後、主治医曰く
     「リンパ節郭清漏れ」もあり
       ⬆『転移リンパ節はどこへ消えた』
            シリーズの過去記事などをご覧下さい
   1年内の転移が最も可能性が高く、
    次いで3年、5年という状況だったので、
    3ヶ月毎にCTをしています
     (もうすぐ3年です)。

過去記事に経緯を書いています。





 ・私は、
     転移後の治療を考える時間が欲しいのと、
     独り親で娘を育てている終活の都合と、
     癌の変化の観察が重要だと思っている、
     ので、
     転移も早期発見すべく、
     頻回の検査をしていただいています。


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