3年前の2014年6月乳癌検診・告知から、
三大治療 (術前化学療法、手術、
放射線治療、術後化学療法)と
頻回の経過観察を経て、
2017年6月の本ブログ開始までの、
私の乳癌の状況と治療について
書いてきました。
2年前に主治医の見解に納得がいかず、
セカンドオピニオン巡りをしたこと、
そして、主治医と険悪になってまで追求した
「転移リンパ節行方不明事件」のことも、
詳しく書きました。
※是非、前記事をご覧下さい。
転移が分かってから書くと、また、
蒸し返して責めてる?と誤解され、
険悪になるのもよろしくないので、
骨転移疑いの検査(PET-CT)結果を聞く、
本日7月17日(祭)までに、
ここまで書いておきたいと思いました。
三大治療、M病院・主治医T先生とのことは
駆け足で、現在に追いつきました。
2017年6月23日に投稿した記事を
再掲します。
※タイトルの「インフォームドコンセント」を
「Shared Dicision Making」に変更しました。
医師との関係について思うところは、
別記事で書きたいと思います。
主治医と私の関係は、本来の(米国起源の)
「インフォームドコンセント」、
~最近では 「Shared Dicision Making」と
言うらしいです~
私にとって、心地よい関係だと、
私は思っています。
主治医T先生は、
「診療、説明をしているだけ」
としか言わないと思いますが。
そして、面倒な患者なので、再発転移
しないことを、先生ご自身のためにも、
願ってくれているのでは?と思います(^^;;
そこは利害が一致しているということで。
ーーー以下、再掲しますーーー
2017年6月23日(金)の診療
血液検査の結果、腫瘍マーカーは
大きな変動なし。
CEA 1.3 (前回1.3)
NCC-ST-439 1.0以下 (前回1.0以下)
CA 15-3 7.2 (前回7.3)
HER2 14.5 (前回12.8)
私:
骨転移でも、腫瘍マーカーは上がります?
T先生:
骨転移だと、上がらないことも多いね。
あんまりあてにならない。
私:
転移してたら、小さいうちに見つけて、
少ない量の、抗がん剤で長く持たせる
ってのが、いいと思うんですが。
T先生:
そういうのは、最近はやらない。
あんまり効果がないから。
症状が出てから、最初に
ガツンと叩いた方がいい。
高齢者とか、身体に支障がある場合は
減量するけど、それ以外は、
減量しないで標準量でしますよ。
臨床試験結果というエビデンスに基づく
標準治療ですから。
私:
(心の声:
ブルータス、お前もか⁉
でも、なんだか、口調が、
乳癌学会認定指導医として、一応、
言っとかねば、というように聞こえるなぁ、
気のせいかなぁ)
私:
転移したら、抗がん剤だけで
根治はしない。
癌を小さくしなくても、
大きくならなければいい
わけで、
小さい時に見つけて、
大きくならないための
必要最少限の量の抗がん剤で、
できるだけ長持ちさせる、ってのが、
いいと思うんですよね。
梅澤先生みたいな治療が。
T先生:
少ない量でも副作用だけが出て
効かないってこともあるからね。
まずは、標準量で叩いて、
副作用が耐えられなければ減らす
ってのがいいと思うけどね。
副作用が耐えられるなら、
標準量で消えることを目指す。
消えるかもしれないし。
(癌が残ったから、術後にFECを2回追加
できないか、パージェタを足せないか、
他にできる抗がん剤はないか、
セカンドオピニオン巡りをした
※前の記事をご参照下さい
普通じゃない私の、闘う性格を、
よく、ご存知で。
でも、あの時も、転移後の抗がん剤は、
「宝くじに賭けてみる気はないの?」と
先生に聞かれて、
「分が悪すぎるから、No」
と答えましたが。 あ、でも、
「状況によっては、闘うかも」
と付け加えたかな。)
私:
癌が消える前に、副作用でやられて
身体が弱って、癌が増大する可能性が高い
じゃないですか。
前に、セカオピに行った時、
がん研有明の××先生も、
「癌で弱るのは本当の終末期
だけ。それまでは、
抗がん剤で弱っていく。」
と仰ってたじゃないですか。
それが医師の本音、事実だと、私は、
思いますが、、。
(『××先生』のお言葉は、印籠のような、、
使わせていただきました)
T先生:
効くか効かないか、
副作用がどれだけ出るか、
やってみないと分からない。
私:
ですよね。だから、
最初はできるだけ少ない量
で試して、
ダメだったら、量を増やす、
というのが、いいと思うんですよね。
免疫力落とすくらいなら、治療しないって
のも手かもしれないし。
T先生:
あくまで、僕は(強調)だからね。
僕は、○○さん(私)が、
どうしても、そういう治療が
いいなら、
○○さん(私)の納得がいく治療
をしますよ。
でも、少ない量で効かなくて、
命がかえって縮まるかもしれない、
その責任は取れない。
僕は、量より、
どの薬を選ぶか、
質の方が重要だと思ってる。
(先生、私の扱いがお上手になられてる。)
私:
よかったぁ。
私は、先生に(最期まで)
お任せしたいので。
勿論、自己責任で。
T先生:
○○さんが、そういう治療がしたいって
いうから、僕は、
小さいうちに見つける検査をしてますよ。
小さいうちに見つけた方が、
考える時間もあるし。
経過観察は大事だから。
(本当に、偶々、いい先生に
巡りあえてよかったなぁ、
と心より感謝)
私:
ありがとうございます。
最初が、あまりに切羽詰まってて、
考える時間的余裕が全くなかったんで
転移は早く見つけて、
考える余裕が欲しいです。
では、(骨転移疑い追求の)検査を
入れるということで。
(見つけたからといって、すぐに標準量で
治療を開始しないってことを、
一応、確認しとかないとね、、
ファーストラインを、闘うべきか
闘わざるべきかは、引き続き迷い中。
闘う性格なんですよねぇ。)
私:
もう一回CTやって、映ってたら
PET- CTをするのがいいですか?
T先生:
いや、直接PET-CTを入れた方が
いいと思うよ。
私:
PET CTって、CTより被爆量が多いん
じゃないですか?
T先生:
いや、今は機械がよくなって、
撮ってる時間が短くなったから、
あんまり変わらない。
私:
そういうことなら、尚更、
毎回CTするより、PET-CTした方が
いいじゃないですか。
M病院も入れてくれればいいのに
T先生:
僕らも、ずっと前から希望を出している
んですけどねぇ
骨シンチなら当院でできるけど、
被爆量がべらぼうに高い。
やる?(笑)
私:
いや、骨シンチは遠慮しときます。
それでなくても、医療被爆がかなり
多いのに…。
PET- CTに行ってきます。
これから、来る度に、『ご意見箱』に
「PET -CT入れて下さい」って、
投書しときますね。
病院経営上難しいんでしょうが。
私:
ところで、脳転移の頭痛って、
痛くなったまま?
時々痛くなって、止んでたりします?
T先生:
場所によるけど、かなり激しい頭痛だよ、
脳転移の頭痛は。
めまいがするとかの場合もあるし。
私:
ただの偏頭痛かな、私のは。
脳転移はどうやって調べるんですか?
PET-CTって脳も分かります?
T先生:
脳は別のPET-CT。
脳はMRIの方がいいかな。
私:
骨が気になるのって、最近、
肋骨(前回映ってたヤツ)というか、
それも含めて、右側の骨だか、
筋肉だか、ズキっ、ミシッてするから。
手術の跡の痛みですかね?
だといいんですけど。
T先生:
手術の跡は、何年経っても、
時々、そういう痛みが来るっていう
患者さん、多いよ。
私:
局所再発って、皮膚とか、変化とか、
表面的に分かります?
T先生:
大丈夫、局所再発もPET-CTで
分かりますから。
私:
そりゃそうですね。
では、PET-CT行ってきます。
あっ、そうそう、私、ブログ始めて、
先生のことも書いてるんですけど、
M病院、T先生で書いてるから、
いいですよね?
悪いこと書いてるわけじゃないですよ…
T先生、看護士さん:(笑)
(私が、先生を信頼してることを、ご存知。
一応、承認されたということで。)
ーーーーー
※当初予定より、だいぶ載せたからな、、。
内容は、ほとんど全て、2年前に先生に
提出済のメモや手紙ですけど、、。
今日行ったら、ブログのURL伝えとこ(^^;;
先生とのやり取り載せると断然アクセスが
増えるから、読者さんが欲してる情報で、
先生は、私のブログを通じて、社会貢献が
できちゃってるんですよ ということで。
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