経過観察の頻度と内容 主治医とのShared Decision Making | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

2015年5月8日(金)  術後ハーセプチン4回目
主治医診療

T先生:
  頻回の検査したいって言ってたよね?
  何回したいの?

私:
  とりあえず3か月に1回でしょうか。
   (梅澤先生の本の読みかじりと、
    リンパ球の先生に聞いてみた結果で)

T先生:
  何をしたいの?

私:
  えっ?  
  そんなこと患者に聞かれても困ります
  診ていただくのは先生なんだから。
  何が一番発見しやすいですか?

T先生:
  気になってるのリンパでしょ

私:
   (心の声:
       そ、れ、は、先生。まだ、気にしてる。
       私は全身気になってるんですけど、
       先生が「リンパ節郭清漏れ?」を
       責められてるって、
       まだ、思ってるでしょ?)

T先生:
  CTかな。
  放射線被曝を考えると半年に1回くらいに
  しといた方がいいと、僕は思うけど、
  CTの放射線被曝は、自己責任で考えて。
  肝臓(影の映ってる)は、
  とりあえず、エコーでいいと思うよ。

私:
  では、そのようにお願いします。
  それから、腫瘍マーカーは、
  ハーセプチン治療
  (1回/3W)の都度
  お願いします。
  血清HER2もお願いします。

T先生:
  血清HER2は最近は
 使わないけどね。
  あんまり正確じゃないし、、。

私:
  目に見える癌がいなくなって、
  それしか変化を見れるものがないので、
  それでお願いします。
  折角、すご~く勇気のいる血液検査(針)
  をするので、測定できるものは測定して
  いただけますか?
  正確性は、そういうものだと理解した上で
  見ます。

T先生:
  ちょっと、腕上げて。僕の肩に乗せて。
  僕は僕のやり方で診ますよ

  (脇の下の、元々転移リンパ節のあった
   場所の触診
   ちょっと意表を突かれて、びっくり
   しましたが、
   ほんと~に、いい先生だよね、、。
  「郭清漏れ」の責任を取る、って、
   そういうことですよね、、。
   研修医に、そういうところを見せて
   あげなきゃ、と思いますよ、、。
   ありがとう、先生、もう、いいよ、
   リンパ節のこと、って思いました
   どっちかというと、気にして拘ってるの、
   先生ですけど、、。)

T先生:
  体調は?

私:
  ハーセプチンで動悸はしています。
  心エコーした方がいいですか?
  あっ、でも、低い値が出たら、先生は
  ハーセプチンを止めなきゃいけなくなり
  ますよね?
  私は、今、ハーセプチンをやめる気は
  ないので、やっぱり、心エコーは
  いいです。

T先生、嫌な予感がしたのか、速攻で
心エコー予約を入れました。
(心エコーは混んでるので、いつもは、
 動悸がしたくらいじゃ、入れるのを
 渋るのに、、。)

T先生:
  ハーセプチン(の心毒性)は、ちょっと
  休めば戻ってきて、継続できるから。

私:
  先生、闘うタイプかと思ってました。
  FECの議論の時も、副作用を理由に
  止めませんでしたよね。

T先生:
  僕は患者さんに合わせて
 ますから。(勝ち誇ったような笑顔)
  副作用を気にする他の患者さんには、
  ちゃんと副作用を説明してますよ。
  貴女は副作用を気にして聞かないから、
  説明しなかっただけ。

私:
  いや、致死性、不可逆性の副作用
  は一応、かなり気にしてますよ。
  先生が最初に気合いで説明してくれた
  脱毛は全く気にしなかっただけで。
  先生が髪の毛に拘りがあるのかなぁ、と
  思っていました(笑)

  ※FECの脱毛は「初回で僕よりペンペン草
    になる」と説明するT先生です。

私:
  転移するとしたら、いつ頃の可能性が高い
  と、先生は思いますか?

T先生:
  1年内の可能性が一番高い。次に3年内
  5年転移しなかったら一安心かな。

私:
  1年内に再発したら、そこから1年半
  くらいで、2~3年ってとこですかね?

T先生:
  どこに転移するかにもよるから。

ーーーーー

リンパ節の転移の抗がん剤効果が、
pCRしたんだか、しなかったんだか、
元々転移していたリンパ節が身体に
残ってるんだか、残ってないんだか、
分からなくなってしまった、
術後病理検査結果だったので、

(主治医T先生は、「郭清漏れ」で決着)

その結果を、結果なりに受け止めて、
T先生も?、私も、
厳重警戒態勢?での経過観察

をすることに相成りました。

(私の家庭事情や転移後の抗がん剤治療の
  方針に関する希望に依るところが大です)

ここまで転移リスクが高くない場合は、
半年に1回くらいでもよいかも、ですね。

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