主治医診療
T先生:
頻回の検査したいって言ってたよね?
何回したいの?
私:
とりあえず3か月に1回でしょうか。
(梅澤先生の本の読みかじりと、
リンパ球の先生に聞いてみた結果で)
T先生:
何をしたいの?
私:
えっ?
そんなこと患者に聞かれても困ります、
診ていただくのは先生なんだから。
何が一番発見しやすいですか?
T先生:
気になってるのリンパでしょ?
私:
(心の声:
そ、れ、は、先生。まだ、気にしてる。
私は全身気になってるんですけど、
先生が「リンパ節郭清漏れ?」を
責められてるって、
まだ、思ってるでしょ?)
T先生:
CTかな。
放射線被曝を考えると半年に1回くらいに
しといた方がいいと、僕は思うけど、
CTの放射線被曝は、自己責任で考えて。
肝臓(影の映ってる)は、
とりあえず、エコーでいいと思うよ。
私:
では、そのようにお願いします。
それから、腫瘍マーカーは、
ハーセプチン治療
(1回/3W)の都度、
お願いします。
血清HER2もお願いします。
T先生:
血清HER2は最近は
使わないけどね。
あんまり正確じゃないし、、。
私:
目に見える癌がいなくなって、
それしか変化を見れるものがないので、
それでお願いします。
折角、すご~く勇気のいる血液検査(針)
をするので、測定できるものは測定して
いただけますか?
正確性は、そういうものだと理解した上で
見ます。
T先生:
ちょっと、腕上げて。僕の肩に乗せて。
僕は僕のやり方で診ますよ。
(脇の下の、元々転移リンパ節のあった
場所の触診。
ちょっと意表を突かれて、びっくり
しましたが、
ほんと~に、いい先生だよね、、。
「郭清漏れ」の責任を取る、って、
そういうことですよね、、。
研修医に、そういうところを見せて
あげなきゃ、と思いますよ、、。
ありがとう、先生、もう、いいよ、
リンパ節のこと、って思いました。
どっちかというと、気にして拘ってるの、
先生ですけど、、。)
T先生:
体調は?
私:
ハーセプチンで動悸はしています。
心エコーした方がいいですか?
あっ、でも、低い値が出たら、先生は
ハーセプチンを止めなきゃいけなくなり
ますよね?
私は、今、ハーセプチンをやめる気は
ないので、やっぱり、心エコーは
いいです。
T先生、嫌な予感がしたのか、速攻で
心エコー予約を入れました。
(心エコーは混んでるので、いつもは、
動悸がしたくらいじゃ、入れるのを
渋るのに、、。)
T先生:
ハーセプチン(の心毒性)は、ちょっと
休めば戻ってきて、継続できるから。
私:
先生、闘うタイプかと思ってました。
FECの議論の時も、副作用を理由に
止めませんでしたよね。
T先生:
僕は患者さんに合わせて
ますから。(勝ち誇ったような笑顔)
副作用を気にする他の患者さんには、
ちゃんと副作用を説明してますよ。
貴女は副作用を気にして聞かないから、
説明しなかっただけ。
私:
いや、致死性、不可逆性の副作用
は一応、かなり気にしてますよ。
先生が最初に気合いで説明してくれた
脱毛は全く気にしなかっただけで。
先生が髪の毛に拘りがあるのかなぁ、と
思っていました(笑)
※FECの脱毛は「初回で僕よりペンペン草
になる」と説明するT先生です。
私:
転移するとしたら、いつ頃の可能性が高い
と、先生は思いますか?
T先生:
1年内の可能性が一番高い。次に3年内。
5年転移しなかったら一安心かな。
私:
1年内に再発したら、そこから1年半
くらいで、2~3年ってとこですかね?
T先生:
どこに転移するかにもよるから。
ーーーーー
リンパ節の転移の抗がん剤効果が、
pCRしたんだか、しなかったんだか、
元々転移していたリンパ節が身体に
残ってるんだか、残ってないんだか、
分からなくなってしまった、
術後病理検査結果だったので、
(主治医T先生は、「郭清漏れ」で決着)
その結果を、結果なりに受け止めて、
T先生も?、私も、
厳重警戒態勢?での経過観察
をすることに相成りました。
(私の家庭事情や転移後の抗がん剤治療の
方針に関する希望に依るところが大です)
ここまで転移リスクが高くない場合は、
半年に1回くらいでもよいかも、ですね。
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