腫瘍マーカーの推移
乳癌の腫瘍マーカーは、乳癌初期の発見には
利用できない(血液に癌細胞が一定量流れて
いなければ、値は上がらないので)、
再発転移の発見や、再発転移時の治療の
効果判定にある程度利用できる、
とされています。
しかし、私の場合、治療前の初診療時の
血液検査で、既に、腫瘍マーカー超高値、
※初診時の腫瘍マーカー値は、術後、
初めて聞きました、、。
血液に癌細胞が垂れ流し状態で、
微小転移は明らかに存在し、
CT、MRIの画像上に映る遠隔転移が
なかった、というだけの状況だった、
と強く推測します。
■治療前 2014年6月20日
・CEA 10.3
(基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
・NCC-ST-439 120
(基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満
現在1.0以下)
・CA 15-3 15.6
(基準値:0~25、現在6~8)
■術前化学療法後 2014年11月28日
・CEA 1.1
(基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
・NCC-ST-439 2.0
(基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満
現在1.0以下)
・CA 15-3 10.3
(基準値:0~25、現在6~8)
術前化学療法で、基準値の範囲まで下がって
いますが、術後の値よりは、若干、高いです。
遺残癌(脈管侵襲、高度)から、まだ、
癌細胞が垂れ流しだったと推測します。
■手術(&放射線治療後 2015年5月8日
・CEA 1.3
(基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
・NCC-ST-439 ≦1.0
(基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満
現在1.0以下)
・CA 15-3 6.6
(基準値:0~25、現在6~8)
手術で遺残癌が切除され、血液に癌細胞が
流れなくなったから、現在の値まで下がった
のだと推測します。
■術後ハーセプチン治療中
(2015年5月8日~11月28日)
・CEA 1.2~1.5
(基準値:0~5、 現在1.2~1.5)
・NCC-ST-439 ≦1.0
(基準値:49歳未満7.0未満、50歳以上4.5未満
現在1.0以下)
・CA 15-3 6.0~7.7
(基準値:0~25、現在6~8)
・血清HER2 10.2~13.3
手術、放射線治療後の値から、
大きな変化なく、推移しました。
目に見える癌が体内に存在した時の、
術前の値と比較して、
変動の幅は、誤差の範囲と推測します。
血清HER2の値は増加もしなかったけれど
減少もしませんでした。
■治療後経過観察
(2016年1月9日~2017年6月17日)
・CEA 1.2~1.4 (基準値:0~5)
・NCC-ST-439 ≦1.0 (基準値:<4.5)
・CA 15-3 6.7~8.6 (基準値:0~25)
・血清HER2 11.6~14.5
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