子育て通信42)助けを求めることができません | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

広島市内のこども園で、子育て通信「えがおがいっぱい」を発信しています。その第42号(2023年6月号)です。


 

相談

 

「子育てが辛い時には、助けてもらえばいい」と言われますが、助けを求めることができません。

 

 

考え方


頑張り屋のママやパパほど、助けを求めることが苦手なようです。「自分でなんとかするしかない」「助けを求めるのはダメな親」などの思いがあるようです。

最新の研究で、人類はもともと共同で子育てをしてきたことが、分かってきました。人間は一人で子育てするようにできていないのです。

助けを求めることは、恥ずかしいことでも、弱いことでもありません。能力のひとつだったのです。遠慮なく助けを求めてほしいなと思います。お子さんにも、助けを求めることを教えてあげてほしいなと思います。

先日、NHK「すくすく子育て」(
2023/02/25放送)で、ステキなアイデアの紹介がありました。『助けてくれる人マップ』です。苦しいときに自分を助けてくれそうな人や機関を、身近な家族から、園の先生、自治体の窓口までリストアップしておく方法です。

 

 

人は悩んでいる時、ひとりぼっちのように感じます。そんな時このマップを見ると、助けてくれる人がたくさんいることに気付きます。

 

 

どうすればいい?
 

◆「助けて」と言えない自分を責めないでください。話しやすい人に、話しやすいことから相談してみるといいでしょう。

『助けてくれる人マップ』を作っておくことをお勧めします。
苦しいときに助けを求めることができるだけでなく、マップを見るだけで、「自分のまわりにはこれだけの人がいるから大丈夫」と、元気が出てきます。

各自治体には、さまざまな相談窓口があります。広島市であれば、各区の『子育て支援センター』や『こども家庭相談コーナー』です。各窓口は連携していますので、どこに相談されても大丈夫です。

◆一度や二度の相談であきらめないでください。いろいろな相談窓口があり、同じ窓口にもいろいろな人がいます。あなたと相性が合う人ばかりではありません。「話してよかった」と思える出会いがあるまで、あきらめないでください。


【子育て通信の「感想」「質問」や、「とりあげて欲しい相談事項」がありましたら、「コメント」していただけるとうれしいです】
(「子育て通信42」完)

 

 

 

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