子育て通信43)「いじめ」が心配です | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

広島市内のこども園で、子育て通信「えがおがいっぱい」を発信しています。その第43号(2023年7月号)です。




 

相談

 

来年から小学校です。「いじめ」は、だれもがいじめられる側になる可能性があると聞きます。学校でいじめにあわないか心配です。

 

 

考え方


「いじめ」には、身体的な暴力だけでなく、「死ね」「クズ」などの言葉による暴力もあります。イヤがることを強要したり、無視する、嫌がらせをするなどの陰湿なものもあります。

どれも、人としての尊厳を傷つける犯罪行為です。「ふざけていただけ」「あいつがみんなに迷惑をかけたんだ」……どんな言い訳も、いじめを正当化することはできません。

いじめこそがひきょうな行為であり、『いじめる方が100%悪い』のです。



『いじめる方が100%悪い』と言うと、「そうは思わない」という子もいます。「あいつにも悪いところがある」と。もしそうだとしても、「いじめ」で仕返しをすることは許されません。

また、相手に悪いところがあったとしても、自分がいじめたことの「悪さ」が帳消しになるわけではありません。

「いじめた」という行いについては、いじめた方が100%悪いのです。

 

 

どうすればいい?

 

◆普段から、「気持ちを認める聴き方」でお子さんの話を聴いてあげてください。子どもは、困ったときや苦しい時に、親に助けを求めることができます。

◆普段から次のことを繰り返し伝えてください。

  1. 「いじめ」は、いじめる方が100%悪い。
  2. 自分がイヤなことをされたら、「やめて」や「謝ってほしい」と言う。
  3. 恐くて「やめて」と言えない時は、先生など、大人に助けを求める。

◆お子さんが「いじめられている」と打ち明けたときに、絶対に言ってはいけない言葉があります。「あなたにもなにか原因があるんじゃないの」です。

親に打ち明けた時には、限界にきていることがほとんどです。「よく打ち明けてくれたね」「あなたはなにも悪くない」と抱きしめてあげてください。そして、学校と協力して、迅速に対応してください。


【子育て通信の「感想」「質問」や、「とりあげて欲しい相談事項」がありましたら、「コメント」していただけるとうれしいです】
(「子育て通信43」完)

 

 

 

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