美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

美容外科・美容皮膚科は怖いとか、よく分からないなどと思っている人も多いはずです。しかし、女性の多くは美に対する興味をお持ちのはず。どんなものだか、ちょっとでも興味があれば読んでみて下さい。
時々マニアックに走りすぎて、こいつ何が言いたいんだと突っ込みたくなるかもしれませんが、お許し下さい。
美容医療はビジネスライクになりがちです。しかしそれだけではありません。美容医療を通じて人が幸せになれる、そう信じて仕事をしています。みんなが幸せになれば自身も幸せ・豊かになり、同業者に正しい情報を広く伝えればトラブルが減り、より良い美容医療が発展、さらに多くの人が幸せになる、それが願いです。

なお治療に関する相談などは、クリニックの公式サイトにて承っております。

学会最終日。まずは朝、旅ランから始めました。今回はあいにく雨の日が多く、やっとです。

バンコクでのお気に入り、ルンピニ公園へ。

 

沢山の市民ランナーが走っています。

 

大きなトカゲも泳いでいます(笑)

 

ということで学会場へ。今日も午前はお勉強。注入はエキスパート向け講演を拝聴しました。解剖学者と注入のエキスパートによるディスカッション。

ヒアルロン酸注入は安全ではありますが、時には血管系の合併症を生じる事があります。

今回問題となったのはこめかみの骨膜上注入における合併症の多発と顎注入時の新しいリスク血管の発見。

こめかみは加齢とともに凹みやすく、その場合は骨の上にヒアルロン酸を入れる手法があります。今まで比較的安全とされていましたが、深部の血管があり、ここに注入する事は血行障害を生じるリスクがあることが解剖学的に最近分かってきました。今回も多くの演者は骨の上には打たないと明言されていました。日本では骨の上に打つし、私も時々実施しますが、ここは安全ではないそうです(ただし私、殆どの場合は側頭筋膜の直下に入れます、難しい手技ですけど)。

顎への注入も骨の上は絶対的に安全とされていましたが、舌の方に繋がる血管が解剖学的に発見され、全体安全とは言えなくなっているそうです。そしてこの血管、日本人解剖学者が発見したとのこと(知らなかった!)。多くの参加者が驚きの声を上げていました。

リスクを避けるためのお勉強、大事です。

そしてデザインについてもまた幾つか学びました。日本では企業命名のコード名(部位に特殊な名称を付ける)を用いた注入手技が広まっていますが、海外ではコード名を言うと解剖学的名称で言うようにと指摘されます。多数の企業が注入剤を製造しており、それぞれに手技が異なります。全く違う概念で組み立てることもしばしばです。私自身は、全ての企業の注入手技を出来るだけ学んで、自分で組み立て直し、自分流ではありますが解剖学的な見地に基づく治療をおこなえるよう日々ブラッシュアップしています。今回の各種講演やディスカッションを聞いて、やはりオンラインでは学べなかった知識が手に入りましたので、また日々の診療に還元したいと思います。

 

さて、IMCAS Asiaも最終セッション。最後に座長の仕事がありました。注入と糸のセッション。2時間と長丁場で、演者が多くて時間のマネージメントが主となりましたが、それなりに盛り上げることができ、無事終了。

さあ、お勉強も終わりです。

 

学会終了後は美味しいディナーを。あらおクリニックの荒尾直樹先生とともに。

 

Paste。ミシュラン星付きです。

最近流行りのThai cuisine。辛さほどほどで美味しかったです。

 

今回も沢山のアジアの友人達と再会。3年ぶりです。

前回までのブログでも何枚か写真は載せましたが、みんな素晴らしい人格者。沢山の知識を惜しみなく提供してくれます。だからこそIMCASのスピーカーに毎回選ばれるのだと思います。

 

 

私の知識と技量は彼らの才能と優しさのおかげです。感謝しています。

 

ちょっとだけ、観光もしました。

ワットパクナム。インスタ映えする本堂も魅力ですが、巨大な仏陀が完成したとのことで、見に行ってきました。

 

 

そして日曜には帰国。疲れましたが月曜から診療再開。

 

 

実は、日曜日は台湾レーザー医学会で講演予定でした。バンコクから台北への飛行機予約も取っていたのです。台湾政府の防疫体制維持ゆえに訪台叶わず、ビデオ講演で参加。私の友人であるアジアを代表する美容皮膚科医Peter Pengが理事長を務める最後の年で、参加したかったのですが残念。

この学会では目の周りの若返りについて講演をさせて頂きました。英語講演をこんなにまとめて引き受けたのは初めての経験でした。

 

 

学会2日目。この日は午後に2つの講演。

午前中は全く新しい2波長レーザーの発表を聴講。これは面白そう。メーカーブースを訪問し、機械があれば使ってみたいと交渉しました。

そのほか注入系の発表も拝聴。えーっ、そんなふうに入れるの??というような斬新な内容もあり、すごく勉強になりました。ちょっとだけ取り入れてみよう。。。。

 

そして午後。実は大きな問題が。私の発表2つが時間モロ被り。

 

本来は発表終わったらディスカッション時間まで待機して討論するのですが、それを待つともう一つの発表の時間にギリギリなってしまいます。ということで、座長を確認すると友人のDr. Patrick Huang!事情を説明して直後のQ&Aとしてもらい、駆け足で次の発表会場へ。着くと心配そうな顔をしているスタッフが。なんとあと数分で私の発表でした。

 

さて、発表内容ですが、最初の演題は機器治療の長期経過について。機器治療の最大の利点は正しく照射すれば長期的にたるみの予防になることです。10年以上経過を追って分かった事実も沢山あります。私はHIFU使用歴がアジアで最も長い医師ですし、テノールのような機器でも最長17年ほど経過を追えていますので、それをもとに実際の長期結果がどうなのか、どう予防効果があるのかなどを解説しました。時間がないため質疑応答はサラッと。企業セミナーではないため機器名は細かく解説しなかったので、何を使っているのか、どのように実施するかなどの質問でした。

(Dr. Huangが講演中の写真撮ってくれました。)

 

もう一つはスレッドリフトを最小限にするコンビネーション治療についてです。侵襲の少ない治療を上手く組み合わせてスレッド(糸)の本数や刺入による負荷を減らし、かつより良い結果を得るためのポイントを解説しました。

スレッドリフトは今回の学会でも主たるテーマの一つですが、やはりその持続期間が問題となっていました。

3ヵ月くらいだという医師もいましたし、ナチュラルに、違和感や合併症なく入れるなら多くは半年以内という意見が多かったです。私個人としてはもう少し持続力があると思っています(特にコグ、トゲ付きでない糸によって持ち上げた場合)。そのほか部位毎にどのように入れるべきか、材質や手法など、このセッションでは気がつけば40分くらいの討論となりました。英語苦手な私としては、それなりに盛り上げられたかな。

 

この日は楽しみにしていたタイ料理のディナーその1。

今バンコクで話題のレストランWana Yookへ。

タイの伝統的な料理を新しい解釈で組み立て、かつ古典的なものも大事にしている。心に響く料理でした。

 

続く

 

先週後半は国際学会のIMCAS Asiaに参加してきました(バンコクにて開催)。リアルな開催は3年ぶり。

久々に国際線に乗りました。

 

International Master Course on Aging Science、略してIMCAS。パリを本拠地とする学会ですが、欧米の学会は遠すぎて2〜3年に1回程度と決めているので、コロナ前は毎年参加するのを楽しみにしていました。

欧米とアジアは顔立ちも肌の色も、そしてフォーカスする治療も全く異なります。以前は欧米の治療を単に導入するだけだったアジアの医師達は既にそれを脱して、アジア発の治療法などを欧米と討論していく時代となっています。アジアだからこその治療と欧米の最先端とを上手く組み合わせながら吸収して自らのレベルを上げるために、最近はIMCASでアジアの有名どころの先生方が集います。そんな空気を吸うためにも、勇んで参加しました。

ただ、アジアでは主役となる台湾の防疫体制が厳しくて、台湾勢の参加はごく少数だったのが残念ではありました。

 

今回もFaculty、講演者として参加です。事務局からは3つの講演と1つの座長を依頼されていました。英語が苦手な私でも、一応日本代表の年長者として何とか任務を遂行しなくてはならないわけです。

 

学会前夜、まずは蟹カレーの有名店、Somboonへ。

ガイドブックにも載っているお店ですが、バンコクに行くと毎回食べないと気が済まないのがこのプーパッポンカリー。

 

さて、学会初日。

学会は大盛況。今回は1983名の参加だったそうです。

 

午前は少し聴講して、そのあとは友人のDr. Wichaiのクリニックを訪問。当院にも導入した新型たるみ治療機器Sofwaveについての情報収集。彼は今現在、アジアのユーザーで症例数や治療報告などトップドクター。実は私が2年ほど前に試験使用したときに、設定などで色々メールで相談し合っていました。彼の方が本格導入してからは、最高の結果が出るから早く買えと言われ、色々教えてくれるという事で今回訪問したのです。同行したのはこの会社の創業者と社長。創業者は伝説のSimon Eckhouse。フォトフェイシャルの開発者で起業者です。久々にお目にかかりましたが、変わらず紳士的でパワフル。

 

Dr. WichaiにはSofwaveの照射方法を細かく教えて貰い、その後も会場で会ったときに具体的な事を相談。特に問題となる痛みの回避方法について、面白い話を幾つか伺ったので治療方法が固まりました。まずはテストをしますが、できるだけ早いうちに治療を開始します。

 

ランチをする暇もなく、会場に舞い戻りSkin tighteningのセッションで最初の講演。

たるみ治療における口腔内照射スムースリフトについて、各種実験データを元に機序と効果について説明させて頂きました。その後に続く演者を集めてのディスカッションタイムも(Wichaiと一緒)。ただ、座長は古くからの知り合いDr. Oeiria(日本語も少し出来る)とDr. Prager(いつも紳士的なドイツ人)だったので、和気あいあいと進んで、まあま言いたいことが言えました。ただ、Dr. Wichaiの発表したSofwaveの質疑が当然のごとく盛り上がり、途中から私も巻き込まれ比較や様々な意見(なぜか私はレーザーオタクとして知られています)を求められ、頭はフル回転。どっと疲れました。

そして夜はSofwave社のfamily dinnerへ参加。

あらおクリニックの荒尾直樹先生、湘南美容外科の西川礼華先生と。最近移転して頑張っている荒尾先生と、語学堪能で海外講演もばっちりのホープ西川先生とともに楽しいディナーでした。

 

まあだいたい、飲んだら徐々に盛り上がり賑やかになるのはどの国も同じかも。知り合いを見つけては喋って、飲む。

香港のDr. Ho、タイのDr. Rangsimaと。

 

飲んでます(Dr. Ho & Dr. Lim)。

 

その後はアジア人の集団で二次会へ、深夜まで。

とりあえず初日は終了。

 

 

 

 

 

9月21,22日は、第45回日本美容外科学会総会(北海道大学形成外科 山本有平教授会長)に参加してきました。毎年恒例、日本美容外科学会最大のイベントです。前日には評議員会なる会議があり前乗りで札幌へ。私の苦手な会議を真剣に聞くだけ(笑)ですが、疲れました。会議後は会長招宴があるのですが、先約あり(学会から招待状来るのが遅すぎ。。。。)、同業Dr.たちと寿司屋で会食。真面目な話から笑い転げる話まで延々飲みました。

 

 

そして翌日朝からは学会参加。

会場は京王プラザホテル札幌。

 

午前中は上下眼瞼のセッションを拝聴して、午後は特別企画のセッション「美肌:レーザー」で講演。

自身の今までの経験やレーザーについての考え方など総論をお話しさせて頂きました。

 

感謝状、頂きました

そしてその他夕方は今度本気で導入したたるみ治療Sofwaveのセミナーを拝聴。国内で最初に試用させて頂いたのですが治療時の痛みのために導入断念した機器でした。しかしやはり結果はなかなか良いようで、楽しみ。

そして夜はまた同業Dr.たちとの食事会。某怖ゆい先生の強烈なツッコミに中堅Dr.達がタジタジになりながら弁明するといういつものパターンに大笑いしながら楽しく過ごした夜でした。

 

学会2日目は厚労省科研費補助金事業の美容医療診療指針、重要ポイントの解説というセッションでレーザー脱毛の解説をさせて頂きました。いわゆる美容医療の治療ガイドラインみたいなもので、美容皮膚科学会や美容外科学会などが合同チームにて策定しています。私は複数のパートで委員を担当させて頂いたのです。レーザー脱毛という当たり前の治療でもきちんとエビデンスを積み重ね学術的に評価をして診療指針を策定することは大きな意義があります。そんな中で大役を任され感謝です。

お役目も終わり、足早に札幌を後にしました。

 

学会期間中、もちろんランニングも。

 

学会ではお決まりの集合写真。

 

翌週は国際学会でしたので、また報告します。


今回、新しい機器を4台、まとめて導入しました。昨年は移転でバタバタとしてまた出費もかさんだため、あまり沢山は買えなかったので、やっとです(笑)

まずはメソナJ。エレクトロポレーション(電気的穿孔、薬剤導入機器)では最も効率良い機器です。美肌には必須の機器。メソアクティスの後継機器として使用していましたが、2台では患者様の予約要望に応えられず、もう1台増やしました。


並べてみると壮観です。これで少し看護師施術の予約が取りやすくなるかなと思います。


そしてウルトラセルZ i(写真右)。現行のQプラス(左)の後継機種です。Qプラスの全ての機能に加えて、深度が0.5ミリ刻みで自由に設定でき、これが通常のdot状照射とlinearの線状照射との両方でおこなえるという優れもの。新しい照射法に既にトライし始めていて、なかなか良い感触を得ています。


3台目は冷却痩身機器のクールスカルプティング新型。クールスカルプティング・エリート。先端のアプリケーターが2つあり、一気に2エリア同時にかつ効率良く治療可能です。カップ形状も改良され、また治療時不快感が軽減されています。評判も上々。旧型に劣る所はどこもなく、激安クリニックとの大きな差になるかと思います(笑)


4台目は、2年ほど前にテストでデータを取り効果は認めたものの痛くて導入断念した強力なたるみ治療機器ソフウェーブ。これはまだ患者様には稼働させていません。今月末にバンコクで開催される国際学会に参加する際、タイの友人Dr.のクリニックを訪問して、痛み対策と効果の高い手法を教わってから本格的に稼働します。


少し前に導入した機器もあったのですが、少しのんびりと、皆様に機器の詳細は紹介していこうと思います。

先週末は札幌でレーザーのセミナー講演でした。

最近は学会での地方出張や都内での企業セミナーはありましたが、地方都市でのセミナー講演は久々。

飛行機に乗るのは何となくワクワクするものです。それはこの歳になっても変わりません。

新千歳空港へ。蝦夷冨士を眺めて。

 

今回は2つの講演。1つめはレーザー等の治療をおこなううえでの診察、診断、治療法の選択までの総論的なお話し。

美容医療における診察というのは、病気の診断などのように検査する道具が少なく、血液検査やレントゲンなど客観的なデータ、病変を捉える術も少ないものです。拡大鏡や画像解析装置などを用いた診断になりますが、診断に留まらず、患者さんに納得して頂けるためのツールとしての要素も大きくなります。実際に当院でどのようにおこなっているのかを解説しました。

そしてもう一つは久々にピコ秒レーザーのお話しです。ピコ秒レーザーの理論と臨床という題で、基礎的な理論と実際にできることなどを解説しました。もはやピコ秒レーザーは目新しいものではなく、日常の臨床で普通に使用される機器となりました。魔法の道具ではなく、その利点のみならず欠点も理解して使いこなすことこそが重要です。このあたりを解説させて頂きました。

 

さて、当日朝は早起きして札幌市内をRUN。

 

 

 

もちろん前日夜は美味しいものを。新進気鋭の寿司職人のお店。鮨こいせ。昔小樽のお店で知り合って以来のお付き合い。札幌の超一流店も良いのですが、東京で美味しい寿司は沢山あり、やっぱり北海道らしい寿司で気合いを入れているお店が好きです。

 

 

 

 

ちなみに食事とRUN以外はお仕事に明け暮れ、

眺めの良いホテルの部屋で癒されながら。

 

今月は講演する5つのプレゼン(うち英語3つ)と事前録画の1時間ものの講演、編集者になっている書籍の目次作り、対談形式の書籍の原稿チェック、その他論文執筆など、やらなければいけない仕事が沢山。週末も休めそうにありません。

現在、初診の予約が3ヵ月先まで全て埋まっている状態です。毎月1,15日の12時から3ヵ月先の予約を2週間ぶんお取りしております。初診専用電話番号を開設して、そこでのみに限定して対応をさせて頂いております。

 

 

開業以来、有り難いことに当院はずっと予約が取りにくい状況です。しかし昨年、再診の患者様のご予約までかなり先まで取れなくなったために初診枠を減らし、さらにネット上からキャンセルを簡単にできるシステム(診察券にもQRコード)などで無駄のない診療がおこなわれるよう努力をしてきました。

最近は新型コロナウィルス感染流行の状況もあり、再診においては直近は少し予約が取りやすい状況となっていますが、秋の学会シーズンにて休診せざるを得ない日も多くなります。

そこで臨時に診療日時などを設けて、再診枠を増やすのみではなく、初診の予約枠も増やして対応致します。

明日12時からの初診予約受付では、ご案内できる枠数も多くなると思います。

 

そして患者様には厳しい対応もしております。

無断キャンセルに関してです。時間を過ぎても来院されない人がいると、その時間帯の予約枠が無駄になってしまいます。特に診察は私一人でおこなっているので、無断キャンセルをされると仕事がなくただ待っているだけになってしまい、そのそばの受付では予約は取れないのかと患者様から電話でお叱りを受けているというなんとも心苦しい状況。

そのため、当院ではキャンセルポリシーを掲示して、無断キャンセルなどが続いた場合や初診で無断キャンセルした場合には今後予約が取れなくなるなど厳しく対応しています。

全てが診療空き時間など無駄なく、多くの方が受診して頂けるように考えてのことです。ご了承ください。

 

 

またこれだけ予約が取れにくいと、過度の期待をされて来院される方も多くなりました。当院だけ特別なことができるわけではありません。オリジナルの機械を作っているわけでもありません。

「宮田式〇〇」なんてものは一切ありません。症例数も普通です。正しい美容医療をおこなうよう日々真面目に仕事はしていますが、私には神の手はありませんし、カリスマや日本一の誇れるものなどはありません。普通の美容クリニックですので、その点はご容赦ください。

まあ、誇れるのは美容治療に関する「オタク」なところでしょうか。

 

学会2日目の報告。

この日も朝から教育講演「アンチエイジング」で「機器を用いたシミ・くすみ治療の実際」について講演。ピコ秒レーザーからIPLに至るまでメラニンをターゲットにした様々な治療法について概論を解説しました。シミと言っても様々なものがあり、ご存じ難治性の肝斑もありますし、ADMというアザもあります。疾患によってレーザーで悪化したり、完治できたりと異なりますので、どのように治療をおこなっていくのか、どのような結果が出せるのかなどを数多くの症例を提示しながら解説しました。

 

そして昼はランチョンセミナーの座長。座長は準備いらずで気楽です。

その他にも事前に録画したオンデマンドのセミナーで、当院で大人気のスムースリフト、スムースアイリフトとTランナーによるたるみ治療の講演の仕事もありました。

 

これでお役目終了。

 

相変わらずこの学会では忙しく仕事をさせて頂いています。喋るのも大変ですが、何よりプレゼンのスライドを5つ、合計2時間半分も用意するのが大変でした。合計350枚を超えるスライドですので、時間もかかります。

その間、依頼論文の執筆もありましたし、そして美容皮膚科関連の教科書関連のお仕事もありましたのでバテバテでした。

 

その仕事の一つ、南山堂から「あたらしい美容皮膚科学」が学会監修で出版されました。

この編集者に名を連ねることができました。この書籍の企画、執筆、校正などにかなりを時間を割くこととなり、大変だったぶん感無量です。

しかし、また新たに、これよりもっと分量の多い書籍も編集者を務めることとなり、その準備が始まっています。

 

さてさて、学会終了後は昨夜に続いて、海外からの業者さんと。まずは当院に来訪頂き、二人でディスカッション。

スロベニアFotona社の学術責任者Zdenko氏。私がこの会社のレーザー理論でわからないことがある時にいつも色々と教えてくれる知恵袋です。

 

そのあとはユーザーのみんなで集まり、軽く勉強会のあと、食事会でした。

 

心地よい疲れの週末でした。

 

*COVID-19流行のため、当院スタッフの複数名が濃厚接触者、感染者となり欠勤しています。ご予約調整のお願いのお電話を指させ頂いた方、本当に申し訳ありません。

子供のある家庭では本当に爆発的な感染のようで、こればかりは致し方なく、ご容赦ください。

 

コロナウィルス感染の拡大する中、当院職員でも子供のいる家庭では濃厚接触者となり、出勤できない状況となっております。予約が少し制限されたり、移動をお願いすることもありますのでご容赦ください。

 

さて、久々の投稿です。

週末は第40回日本美容皮膚科学会(会頭 名古屋市立大学 森田明理教授)に参加しました。

 

この学会は皮膚科医を主として形成外科医なども多数参加する学会です。皮膚科のサブスペシャリティとしては最大規模の学会だそうで、今年も大盛況でした。

会場は虎ノ門ヒルズ。当院から徒歩数分の場所です。

ぼく、トラのもん。

 

前日の代議員会は診療を途中で抜け出して出席。

 

さて学会ではシンポジウム2つ、教育講演1つ、企業の共催セミナー2つの合計5つの講演と座長を1つ。参加者の中で一番多い仕事量です。

形成外科医である私が皮膚科の学会でこれだけの仕事をさせて頂ける事は光栄です。しかし歳には勝てず、ややバテてしまいました。

 

まずは初日。朝一番の「アンチエイジング美容医療:施術の有効性と限界、リスク」というシンポジウムで「機器によるRejuvenation」という題で講演。レーザー、高周波やHIFUの有効性や限界点、そしてトラブルケースなどについてお話をしました。機器の治療は基本的に引き締め、引き上げであり、骨などの加齢性萎縮には効果はありません。つまりフェイスラインを主な対象とするものです。ただ最近ではほうれい線や目の下に有効な機器も登場してきています。このあたりを具体的に解説し、またヒアルロン酸や糸などの併用なども含めて、どうすればrejuvenation(若返り)できるのかを説明しました。

 

午後は「レーザー機器の基礎知識」のシンポジウムで「シワ・たるみに対するレーザー治療」を講演。たるみ治療においてはレーザーではなく高周波やHIFUが主流ですが、レーザーでできることや、今までの概念を覆すレーザーによるたるみ治療についてお話ししました。レーザーは基本的に深くまでエネルギーが到達できず、特にHIFU等で狙う筋膜への効果などはありません。深い層への効果を出すためのレーザー波長の選択と、発想の転換で口腔粘膜側からの照射などを解説しました。

 

そして夕方には当院でも好評のムービング式HIFU、リフテラVについて講演。HIFUとは一体どういう機器なのか、歴史なども含めて細かく解説させて頂きました。当院ではHIFUの初号機ウルセラを2008年頃より使用しています。私はHIFUをアジアで初めて本格的に通常の診療で使用開始したという立場から、歴史を語らせると話が長いです(笑)症例も沢山ありますし、トラブルについても特に初期には多数経験しています。10数年かけて安全で有効な治療機器となったHIFUについてしっかりとお話しをさせて頂きました。

 

講演終了後は急ぎ足で会食の場へ。現在米国で流行している超音波たるみ治療機Sofwaveの社長とアジア担当者、輸入代理店の面々とのディナーミーティング。医師はクロスクリニック銀座の石川浩一先生と私の2人。Sofwaveは最初のテストをこの2人で実施検証し、発表などもしましたが、私は効果はあるものの治療時の疼痛がクリアできず導入を見送りました(石川先生は導入済み)。しかし私の友人であるタイの医師が非常に良い結果を出せるようになったとしきりに勧めてくることもあって、詳細を聞いて納得したことから導入を決定しました。丁度秋に国際学会があるので、タイに行ってクリニックを訪問して痛み対策など詳細は見てくるつもりです。

さてSofwaveの社長は、世界屈指のレーザー機器メーカー、シネロンキャンデラ社の社長だった人物。アジア担当者もウルセラの担当者だったため、旧知の仲でもあり和気あいあいと会食でした。しかし久々の英語での会食にて、自分の語学力の無さを痛感しつつの食事でした。。。。

 

2日目の報告は次回へ続く。

 

 

 

 

昨日は業者さんのセミナー、Lumenis beauty symposium にて講演と座長のお仕事。

場所は六本木アカデミーヒルズ。うーん、都会の太陽はギラギラでした。暑い。

 

 

 

私の担当はCO2レーザーの講演。

CO2レーザーはありふれた機器ですが、機種によって様々な違いがあります。今回はスキャナーという精密かつ均一に皮膚を削る装置の重要性についてお話ししました。

美容医療では当たり前のようなほくろのレーザー治療でも、このスキャナーの性能差によって結果は雲泥の差なのです。スキャナーがついていない安価なレーザー機器でほくろ治療をするとガタガタになったりくぼんだりと様々なトラブルが起こりがちです。

当院ではCO2レーザーだけで4機種揃えています。

 

自身の講演のほかは、トキコクリニックのチーム医療の講演や医療広告ガイドラインの講演について座長を務めました。

そして夕方は移動して、来月開催される日本美容皮膚科学会での企業オンラインセミナーの講演ビデオ撮影。

 

相変わらず、怒濤のように迫り来る講演依頼や原稿締め切りと戦っています。