美容外科開業医の独り言

美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

美容外科・美容皮膚科は怖いとか、よく分からないなどと思っている人も多いはずです。しかし、女性の多くは美に対する興味をお持ちのはず。どんなものだか、ちょっとでも興味があれば読んでみて下さい。
時々マニアックに走りすぎて、こいつ何が言いたいんだと突っ込みたくなるかもしれませんが、お許し下さい。
美容医療はビジネスライクになりがちです。しかしそれだけではありません。美容医療を通じて人が幸せになれる、そう信じて仕事をしています。みんなが幸せになれば自身も幸せ・豊かになり、同業者に正しい情報を広く伝えればトラブルが減り、より良い美容医療が発展、さらに多くの人が幸せになる、それが願いです。

なお治療に関する相談などは、クリニックの公式サイトにて承っております。

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ブログをしばらく放置していました。。。。

先週、採用したばかりの看護師が突然の退職、ちょっとバタバタしておりました。

春から当院で働きたいという看護師さん、いらっしゃいましたらご連絡をお待ちしております。クリニックサイトの質問フォームからでも結構ですので、希望の旨お伝え下さい。

 

さて、先月からピコ秒レーザーのセミナー講演で国内を飛び回っています。先週と先々週だけで3回の講演。名古屋、東京、福岡でお話しをさせて頂きました。全ての回で満席、そして希望者が多くてキャンセル待ちになっていたそうです。有り難いことです。

現在我々美容医療の業界では、ピコ秒レーザーは最先端の機器という位置づけから、新しいものではあるが必要不可欠なものになりつつあります。その優位性がかなり明確になり、診療において大きなベネフィットをもたらすものになってきました。今まさに導入するべきと考え出したドクターが増えてきて、非常に関心が高いフィールドになっているということです。

 

ピコ秒レーザーは、刺青に非常に優れた結果を出せるだけではなく、薄いシミや肌の張り、質感など皮膚表面の様々な治療に有効であることが分かってきました。

現在、様々な会社がピコ秒レーザーを販売しています。

その中で当院で導入しているPicowayはメラニンを応力緩和時間内で破壊できる唯一の機器です。応力緩和時間とは、非熱的な衝撃波・レーザーエネルギーが周囲に拡散せず、標的となるメラニンのみを破壊する制限時間を示します。これは従来のルビーやアレキサンドライトといったQスイッチレーザーでの熱緩和時間(熱エネルギーが標的となるメラニンのみを破壊する制限時間)と同じで、ピコ秒レーザーにとっては非常に重要な要素です。衝撃波による破壊を真に実現できる唯一の機器であるため、従来のレーザーと明確な差別化が出来るのです。

その他にも様々なメリットがあり、なぜピコ秒レーザーでないといけないのか、そのあたりを最近は分かりやすく講演できるようになってきました。

私自身の診療においてはピコ秒レーザー無しでは叶えられない結果もあります。しかし万能ではありません。流行なのか、患者様自身がピコ秒レーザー指定で治療を望まれることもありますが、向いていない時ははっきり申し上げるようにしてます。

最新の機器はメリットも多ですが、魔法ではありませんので。

 

さて、小難しい話しはここまで。

 

先々週。名古屋といえば櫃まぶし。おか冨士という新しい店に。美味しかったです。

 

先週は東京での講演の後、そのまま福岡へ移動。

綺麗な富士山でした。

 

そして大濠公園を朝Runして、

 

講演の後は老舗の稚加栄でアオリイカの刺身。

 

 

忙しい週末でした。

 


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週末はまた出張。

土曜日は同業とのちょっとした会合を済ませ、日曜は福岡でIPL(フォト)治療器のICONについて講演でした。

 

ICONは当院で長らく使用している光治療器です。シミを薄くして、肌艶も出すことが出来る、いわゆる「フォトフェイシャル」的位置づけの機器。

他機種との比較では、ICONは機器本体から発振できるエネルギーが大きいため、リスクを冒して(パルス幅を短くして)瞬発力でメラニンなどを焼くのではなく、スムースパルスというじっくり熱を与えて焼灼する仕組みを持っています(もちろん瞬発力で焼くことも出来ます)。作用機序をレーザーに近づけるのではなく、異なった仕組みで肌改善を図る機器であり、むしろレーザーとの複合的治療なども計画しやすいのです。もちろんそれを可能にするためには強力な冷却システムが必要であり、使用中は機器が唸り音を上げています(笑)。IPLに付きもののジェルも使用しなくて良いほど冷却装置が優れています。

簡便にリスク少なく全顔治療をおこなうには最適な機器であり、また肌のメラニン量を測る装置skintelが付いています(未承認品)。これによって正確にメラニン量を把握し、機器側が安全な出力域を表示してくれます。IPLというのは患者様の日焼けに気づかず照射してしまうとトラブルになることもあるのですが、これがあることで未然に防げるという優れものです。私も何度か助けられました。

 

このあたりの私自身の経験と、美容医療機器を初めて導入するならICONが良い理由などについてお話をさせて頂きました。

 

一緒に講演したのは韓国から来た若手注目株のGunHong Lee先生(写真左)と、

すなおクリニックの土屋沙緒先生(写真撮り忘れ!)。

土屋先生の御講演は、理論もしっかりしており、素晴らしかったです。次世代のspeakerが登場してきたことは嬉しい限り。オッサンはそろそろ座長でいきたいものです。

 

さて、せっかくの福岡。ラーメンをお昼に。

魚介豚骨の「海鳴」。駅ビルに入っていました。

講演終了後はとんぼ返り。

相変わらず慌ただしい週末でした。

 

 

ご報告。

長らく実施してきたアキュスカルプによる異物や増殖因子系除去治療ですが、初診患者様のあまりの無断キャンセルの多さに対応できなくなり、新規の受け入れを終了します。利益の出ないボランティア的な治療でしたので、経営を圧迫するようになりました。申し訳ありません。

また治療効果に関しても異物を取るだけの条件のはずが、それ以上のことを求める方も多く、なかなか理解が得られないというのも理由です。そもそも不確実性が高い上に、リスクもある治療法ゆえ、厳しいお話ししか出来ません。全国から多数の患者様がいらっしゃってましたので悩みましたが、これを機に終了させて頂くこととなりました。既存の患者様はもちろん対応致しますし、初診でもデオキシコール酸注射による対応は今後も継続します。

 


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先日の日曜日は、たるみのコンビネーション治療に関するセミナーで講演でした。

たるみに対して非外科的手技を組み合わせて改善を図る手法です。

主にサーマクール(高周波)とウルセラ(超音波HIFU)、ヒアルロン酸注入の組み合わせ治療について解説と実演をしました。

たるみというのは様々な要因で組み合わさって生じており、いわゆる「肌の改善」では効果が不十分です。機器治療でも深部組織にまで熱影響があるサーマクールとウルセラのような機器を主として用いますが、それでも骨や筋、脂肪などの萎縮、変形といった加齢性変化には効果は乏しいのです。

ヒアルロン酸などの注入剤は萎縮変形には効果が高く、しかし一方で皮膚のゆるみには効果が薄いということから、実際の診療では患者様が受け入れてくれるなら組み合わせの治療をおこなっています。その方が自然に無理なく治療効果を得られます。

そしてもう一つのメリットがあります。注入だけで顔を若くしようとすると緩んだ皮膚を「膨らませる」ことで改善する事になりがちです。勢い、大量の注入剤を用います。

皮膚や皮下を引き締めて容積を縮小させながら萎縮変形を注入剤で補っていくことは理想的な組み立てです。

さらに、物理的な下垂には糸(スレッドリフト)なども組み合わせることでより効果を増します。

これらの考え方、加齢メカニズムに基づいた修正の手法を習得してこそ、美容医療による「見た目のアンチエイジング」が可能であると考えています。


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先日の連休中も講演のお仕事でした。

日曜日はbio-stimulator 注入剤エランセのセミナー。当院での開催で理論と実際の手技を供覧しました。この製剤、ブログで何度か書いていますが、希釈して使用する事で、ボリュームを増すのではなくコラーゲンなどを増やして皮膚質を改善することが可能です。目の下の細かいシワや張りの欠如に非常に有効で、今までヒアルロン酸では難しかった繊細なタッチで治療ができます。実際にこの手法は海外ではhyper-dilution テクニックとして幾つか論文が書かれていますが、レディエッセという希釈するとややダマができる製剤で行なわれており、エランセを用いる事でこれを解消した手法です。日本人のように結果に拘る性格であるほど、均一性が優れたこの手法は非常に役に立つと思います。恐らく本邦では当院で始めた手法であり、エランセのアジアでのトレーナーの先生方とは全く違うテクニックなのです。そのため参加者はご高名な先生を含めて満員御礼、キャンセル待ちも出たそうです。広く普及すると良いなと思っています。

 

そしてそのまま新幹線で大阪に移動して、仲良しの先生方と飲み交わし、翌日はピコ秒レーザーの講演。

炭酸ガスレーザーについてと合わせて一人で2時間弱の持ち時間。結構疲れましたが、この講演活動、全国4都市で順次行なわれます。ピコ秒レーザーのPicowayが厚生労働省承認を取得し、正式に日本国内で販売されることが決まった記念企画なのです。非常に関心が高く、こちらもほぼ満席。導入を考えている施設が多数とのことでした。

ピコ秒レーザーの何が優れているのか、理論を噛み砕き、公の場では発言出来ない独断も交えながら、来てくださった方だけに自身の考えをお伝えする企画でした。あと3回、練りに練って話そうと思います。

 

最近では業界に少しずつ恩返し出来るようになりました。このような講演活動を通じて、美容医療に真剣に取り組み勉強しようとしているドクターに私の拙い経験をお伝え出来ればと思います。

 

大阪では、中之島から大阪城を早朝ラン。しかし最近食べ過ぎで絶賛デブ活ちゅう。


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今年初投稿です。

年末年始はプライベートで旅行、アドベンチャーしてきました。
 
 
年始より沢山のご予約を頂き、暫くは大変混雑しており御迷惑をおかけします。初診の方のご予約空きは3月頃となります。毎年の事ではありますが、春先までご容赦下さい。
 
さて、今年導入する機器第一弾。粘膜側から照射してたるみを改善するレーザーです。ヨーロッパで有数のレーザーメーカーの製品。
数年前に日本に何台か導入された機器ですが、当時は設定などが幾つか誤っており、評価が高まらずに埋没してしまいました。しばらく静観していましたが、メーカー本社の臨床責任者から詳しい理論を聞く機会があり、今まで国内で聞いていた話しと全く異なることに驚き、文献や臨床データなどを集めて検討しました。結果、理論の整合性がとれている事が分かり、かつどう照射すれば効果が出るのかも導き出されました。そのうえでモニターも実施、好結果を得ましたので導入となりました。
スムースアイリフトという手法で、目の結膜側から照射、つまり「あっかんべー」した状態での照射です。粘膜側だと目袋の脂肪が直下にあり、熱作用によって収縮しやすく、かつ粘膜は常に濡れていて熱に強いため、皮膚からの照射よりも圧倒的に有利なのです。いわゆる「肌の治療」ではありません。解剖学的構造を理解し、どこから(どの方向に)どれくらいの熱を与えれば効率的で有効かを考える必要があります。
もう一つのポイントはレーザーの波長と照射時間(パルス幅)モードになります。どう照射すれば効果が出るか、逆に言えばどう照射すると効果が出ないか、非常にユニークで、斬新です。
 
目の下の軽度の弛みに有効です。既に施術ご予約はお受けしています。また追加モニターも募集予定です。
詳細はいずれまた。

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今日は今年の診療最終日でした。師走は毎年のように予約が混み合ってしまい、ご迷惑をおかけしました。年始も暫くは予約が取りにくい状況が続くと思います。申し訳ありません。

さて、
当院=私自身の1年間の活動を振り返ってみたいと思います。

今年もまた新しい機器をいくつか導入しました。サーマクールFLX、ウルトラセルQプラス、Acgen、ラビアンです。まだ手が回らず完全稼働に至っていない機器もありますが、概ね好評です。患者様から頂いた治療費は出来るだけ機器などクリニック投資にして還元しております。他にも購入を決めて発注した機器が2台あります。
購入して臨床使用したら必ず学会やセミナーで講演して、業界にも還元できるようにしてきました。
他にも注入治療では、新しい製剤や新テクニック、コンセプトに関しても幾つか関わらせていただきました。特にbio-stimulatorエランセのhyper dilutionというテクニックは日本ではまだ殆ど知られていませんが今や当院の人気治療となりました。

そしてここ数年の傾向ですが、美容医療のグローバル化が進み、国外での活動も頻度が増えました。最新の知識を得るために国際学会に行って勉強をしてきました。それだけではなく沢山の講演もさせて頂きました。下手な英語でも内容が良ければ評価して下さり、また来年も幾つか講演の指名を頂いています。そして連絡を取り合う海外のドクターも増えてきましたので、個人的に学会でも広まっていない情報やテクニックを得ることも容易になりました。

当院はまだまだレベルアップしていきます。患者様のため、業界のため、そして自分自身の知的満足のため。

最後に
今年ご来院頂いた全ての患者様に感謝致します。至らぬ技術でご迷惑やご心配をおかけした事も多々あったと思います。心からお詫び致します。精進してもっと満足して頂ける医療を目指します。
何事も至らぬ私ですが、それでも今年も通ってくださった多くの患者様、一生懸命に働いてくれた最高のスタッフ達、週末も飛び回る私の健康面を支えて応援してくれた愛する家族、いつも機器の保守をして最良の状態に保ち、また新しい情報を提供してくれる熱意ある業者さんたち、ライバルではなく情報を共有してくれる沢山の同業Dr.の皆さん、この場を借りて御礼申し上げます。

来年は1月4日から診療再開します。


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年末年始は御予約を沢山頂いており、再診のご予約も1月中はかなり混み合っている状況です。初診は2月中旬まで埋まっております。申し訳ありません。予定が決まりましたら早めの御予約申し込みをお勧めします。

 
さて、
最近、ヒアルロン酸注入に関して、大量注入の問題点などを指摘させて頂いています。
何が本当に問題なのでしょう。
安全面では製剤によって異なるものの、年間投与量の上限が添付文書に明記されています。以前のヒアルロン酸が吸収される前提での上限ですから、大量注入して残が生じている場合はかなり慎重に量を制限しなければなりません。
実際に時間が経ってから免疫反応が生じる例も論文などで報告されています。量や注入層、使用した材料の製造方法などによってその発現率は異なるので注意が必要です。
このあたりは製造メーカー、販売会社からの情報提供が積極的ではないので医師自身が調べる必要があります。リスクを知らない医師が大量注入を勧めるのはあまりにも無知です。
また医学的危険性以外でも問題があり、大量注入を重ねた顔には特徴があります。それゆえに一般の人が見ても何が違和感を感じます。本来は他人に気付かれず若く見せるのが大事なのですが、量が多いと窪みや皺は消えても真ん丸になります。砂山の上にさらに砂を足すとどうなるでしょう?裾野が広がります。だからなんだかパンパンに張った顔になるのです。ヒアルロン酸は注入後時間が経てば移動しないはずですが、常に圧迫されるように足されていくと広がりを見せる印象があります。
注入によって若い頃の輪郭を取り戻せます。形状は動きます。しかしいくつかのポイントとなる位置は動きません。目鼻口のベースラインは動きにくく、注入するにつれ埋もれていきます。綺麗な輪郭になっているけど何か違和感がある、そんな印象を与えます。
 
なるべく少ない本数で、膨らませるのではなく若々しい顔を作ることが大事だと思ってます。皺や窪みに目を奪われ過ぎず。他人はそれよりも全体の雰囲気で若いかどうか判断するものです。目尻のシワが1本、2本あるような局所の問題よりも、全体に若々しい印象を与える方が治療においては大事だと感じます。
注入はセンスや技術も重要ですが、それと同じくらいバランス感覚が重要であり、さらにはリスクマネージメントのための医学的知識も必要です。
 

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私は1990年代の数年間を北海道の地方都市で過ごしました。総合病院形成外科医長として、です。

若いながらも診療科のトップとして、最初は一人、途中から部下一人を率いて、顔面外傷、癌切除後の再建、唇裂や多合指症など先天異常、瘢痕、熱傷、アザレーザー治療などの形成外科の主領域から切断指の接着などに至るまで、今思えばよくもこれだけの仕事をしたものだと思うくらい働きました。

初年度は一人だったので364日(元旦以外)、病院に顔を出し、救急での外傷は全て呼び出してもらい縫合していました。

論文や学会発表も沢山しました。

専門医を取得して初めての赴任地、バリバリにやる気もありつつ、まだまだ経験不足なのに院内では形成外科で何が出来るのかという期待値もあり、能力以上に請け負って、100%の医療ができずに悩む日々。

単身赴任での生活が数年続き、ふと将来を雪降り凍える街で一人思った時、燃え尽きました。。。。

ちょうどその頃出会った美容医療の素晴らしさに心惹かれ、未来を見出して東京にやって来たのでした。

 

あっ、ぼやき調になってきました。。。。

本題に戻ります。

当時はシートベルト着用がまだ不十分な時代。交通事故での顔面外傷は非常に多く、特に北海道地方都市は、冬期にスピードを出すことでの事故が多かったのです。都会では、そして現在では殆ど見ないような悲惨な事故です。フロントガラスに顔を突っ込み、ガラスが突き刺さって、筋は裂け、骨は砕け、原形を留めないこともしばしば(某メーカーの車がその事故になる可能性が高いと言われていました)。待ったなしで緊急手術です。ちょっと表面を切っただけの傷ではないので、その瞬間に顔の筋肉や骨の構造を理解していないと手術はできません。しかし当時の私は大学病院から来たばかり。そのような事故したてホヤホヤよりも、一旦どこかの病院を経てからの治療をする事が多く、最初は戸惑いつつも手術していたのでした。そこで顔面解剖について勉強することを余儀なくされ、表情筋や血管の走行など非常に深い知識を得ました。

美容医療の世界に入って、顔真っ正面からメスを入れることなどはなく、切開層も浅いので、このような知識はもうあまり使わないかなと思っていましたが、近年ヒアルロン酸などの注入治療においては顔のあらゆる部位から針を刺して注入するようになりました。それも非常に深い層にです。解剖が分かっていないと危ない血管もありますし、表情筋などのつり上げなども適切に出来ません。

先日、シンガポールで解剖のセミナーを受けましたが、やはり形成外科医としての外傷治療の経験が本当に役に立つのだなと実感しました。

知識が錆び付かないよう、今後も時々勉強していきたいなと思います。

 

*現在、看護師募集しております。当院で働きたい方いらっしゃいましたら、クリニック宛にお電話下さい(03-5510-3931)。

 


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週末は沖縄に出張でした。

泌尿器抗加齢医学研究会が沖縄コンベンションセンターで開催、そこで座長のお仕事でした。




なぜ泌尿器??と思われるかもしれませんが、この会は泌尿器だけに留まらない、抗加齢関連の発表をまとめた研究会です。

代表世話人は順天堂大学泌尿器外科教授の堀江重郎先生です。現在、抗加齢医学会の理事長でもあられます。

今回、スロベニア🇸🇮のレーザー会社、Fotona社の共催セミナーがあり、座長を頼まれました。実はこの会社の機器を先日買ったばかりなのです。招聘されたアルゼンチンのAdrian Gaspar先生はFotona社を代表するユーザーであり、婦人科、泌尿器から美容に至るまで機器を使いこなしているエキスパート。尿失禁の話が主にはなりましたが、もちろん美容系の話もあり、機器の作用機序は共通ですので大変勉強になりました。

他によこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニックの奥井伸雄先生、田中病院の田中優子先生が演者。


演者の皆さんと。


楽しみにしていたのは、Fotona本社のZdenko Vizintin (40年以上働いているレーザーのプロ!)直々に色々な理論的な話を伺える事でした。会うと毎回質問ばかりしてしまうのですが、今回は機器を導入決定後なのでかなり本気モードで。私の持てる知識を全開にして長時間質問攻めにしましたが、完璧なる回答を頂き、沢山の謎が解けました。日本でなぜ流行らなかったのか、きちんとした理論をベースに治療プロトコールが出来ていなかった事などが分かりました。適当に照射しても効くわけがないし、ずっと疑問だったのです。

工学的な知識がある程度ないと、この機械の理論は理解出来ませんし、たまには私のマニアックな性格が役に立ったのでした。

そして泌尿器科的な臨床結果、作用機序を奥井先生に教えて頂き、特に血管拡張に関する話は非常に興味深いものでした。美容における作用機序にも強く結びつきます。


 私の持っていたレーザーの知識が大きく塗り替えられた日でした。日々の診療にフィードバックします。



さて、難しい話はここまで。

日韓泌尿器科会議も前日まで開催されていましたので、懇親会は合同。

こちらのお店でカジュアルに。


左からアンチエイジング内科でご高名な青木晃先生(大学の先輩です)、堀江教授と。


二次会は楽しく。


学会場では、なんともう一人、大学先輩の後藤先生、20年(それ以上)ぶりの再会です。私の卒業した防衛医大は全寮制なので繋がりが深いのです。

 

そしてもちろん出張時は朝RUNです。残念ながら雨で肌寒かったですが、宜野湾のビーチ沿いを。






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先週金曜と本日午前は休診し、シンガポールへ解剖の勉強に行ってきました。
日本で承認されているヒアルロン酸注入剤は2社あり、私はその中でガルデルマ社の技術指導医をさせて頂いています。今回は実際の御検体を使った解剖のセミナーがあり、勉強をしてきました。
アジア各国から100数十名の参加者。知り合いのDr.もいました。





初日はきちんと計算されたプログラムのもと、内容の濃い、日本では学べないような講義を受けて、2日目には実際に御検体に注入したあと血管や靭帯、筋肉などの位置を同定しながら安全性や有効性などを学びました。
自分の注入手技が実際には正しいのか、それをしっかり確認しました。難しい手技でも狙った層に入っており、パーフェクトの評価を頂き一安心。
リスクとして最も危惧される血管内注入については細かい解剖までさせて頂き、かなり詳細な事も理解しました。
解剖のセミナーとしてはかなりレベルの高いものだと思いました。

形成外科医は顔面外傷、ガン切除後の顔面再建などで美容医療の現場では絶対に見ることの出来ない血管や筋肉の走行を把握しています。これは生きた人体での解剖であり、このような実習でも習得は不可能です。美容皮膚科医や美容外科医ではなく形成外科医の最大の強みです。しかし今回は実際にヒアルロン酸を注入した上での解剖であり、また血管への誤注入を前提とした解剖もさせて頂いたので、大きな収穫でした。このような事は現在日本国内では出来ないので、仕事を休んででも行く価値があります。



今回、日本人参加は5名で、同じく技術指導医の衣理クリニック表参道の片桐衣理先生、ヤナガワクリニックの梁川厚子先生と主にご一緒させて頂きました。
参加前後の時間では食事などご一緒しました。



チリクラブで有名なレッドハウス。





シンガポールのフレンチと言えばles amis。間違いのない味でした。

もちろん出張RUNも。

さて、今回の出張で得た知識をもとに、さらなる注入技術の向上を目指します。


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