今週は木曜のみ休診として、バンコクへ弾丸出張、ピコ秒レーザーPicowayについての講演をしてきました。
0泊3日、行きも帰りも深夜便という強硬スケジュールです。日本は通常日曜や平日夜にセミナーぎあるのですが、タイでは平日に開催するのが普通とのこと。何だか変な感じです。
水曜の診療終了後に羽田からバンコクへ。
早朝、会場のホテルに到着後は2時間ほど仮眠して、講演。今回は友人のDr. Wichai Hongcharuと一緒。彼が座長、進行役でした。
まずはWichai(私の向かって右隣)、キャンデラ社マネージャーやタイの代理店社長と記念撮影。
私の講演時間は30分。
愛用しているPicowayについて思う存分話してくれという依頼。様々な症例とともに、全顔の治療であるピコトリプルの理論や効果について解説しました。これはシミを主として肌の張り感なども得られる、3波長のレーザーを利用する手法です。アジア人には強すぎるピコフラクショナルハンドピースを改良したFusionという改良版を用いますが、これはPicowayの製造会社であるキャンデラ本社を私が訪問した際に提案したもので、今やアジアで広く用いられています(ちょっと自慢)。特にタイではキードクターのDr. Wichaiが気に入っていて、何かあると必ず私の名前を出して評価してくれるのです。今回もそんな縁で招待頂きました。
無難にこなし、その後は20分のエキスパートトークと20分の質疑応答。非常に活発な議論で盛り上がったのですが、英語なので疲労困憊。まあ無事に終了しました(と信じてます)。
最後は表彰式などセレモニーがあり、ランチを食べて終了。
表彰された皆さんと。
ホテル出発まで2時間ほど時間があったのですが、あいにくの雨模様。ホテルの部屋で原稿書きの仕事をして、空港へ。30分で10メートルしか進まない酷い渋滞に巻き込まれながらも2時間かけて到着。空港で晩御飯(やっとタイ料理!)を食べて、深夜便で帰国です。
羽田に到着して、診療モードのスイッチを自らに入れて、気合いと共に診療開始。
疲れました。流石にもう若くないことを実感。
でも、私が開発に関与した機器については、持っている情報を広くシェアして、少しでも良い美容医療ができるよう貢献する事が義務だと思ってますので、これからも続けていきたいと思います。そしてたまにはインプットもしていかないとなと。
機器の開発に関われることは私の知的好奇心を大いに刺激する素晴らしい経験です。今もいくつかの機器についてアドバイスさせて頂いていますが、宮田はもう古いと言われるまでは、アイデアを提供していきたいと思います。
バンコクでは素敵なプレゼントを頂きました。ジムトンプソン。
ここのネクタイ、結構好きで、今回も実は着用して講演してたのです。
グルメや観光もなく、ホテルと空港の移動以外は一切外に出ない弾丸出張でした。