IMCAS Asia 2024参加〜その1〜 | 美容外科開業医の独り言

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美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

先週後半は休診とさせて頂き、バンコクで開催されたIMCAS Asiaに参加してきました。アジア最大の美容医療の学会。学術団体主催ではなく商業的な部分もありますが、近年は科学的な内容に努めるようにと各種の制限もあり、基本的には通常の国際学会との差が少なくなってきています。

私自身は10数年前から参加しており、今回も新しい情報など求めて出席してきました。

 

今回もいくつかの講演をするので、Facultyのバッジを頂きました。参加費は無料です。結構お高いので助かります。

 

学会前日に到着して受付を済ませ、夜はバンコク在住の日本人の知り合い(医師ではありません)と会食。楽しい夜を過ごしました。

 

私、実は辛いものが苦手で汗をかくのですが、less spicyでとお願いして美味しく頂きました。

 

翌日、学会初日。この日は講演2つと座長1つのお仕事。

まず最初は高周波機器の仕組み、作用機序と新しい機器の臨床結果について講演。マニアックな話をさせて頂きました。最近、アジアではオタクな医師として機器の理論を解説する仕事依頼が多いのですが、最近高周波機器が多数登場する中で、機器の違いがきちんと理解されていないことが多くなりました。もう一度その基礎理論を理解しようということで若い医師でも理解できるよう詳細な解説をさせて頂きました。

演者、座長の皆さんと。知り合いが多くてお気楽。討論も盛り上がりました。

 

お次は座長のお仕事。ピコレーザーについてのセッションでした。

これは少し時間が押して、あまり討論できず残念。

座長を一緒に務めたシンガポールのDr. Yongと。

 

休む暇も(水を飲む時間も)なく、次の講演へ。skin rejuvenationのセッションで超音波たるみ治療機器のSOFWAVEについてお話をしました。この内容は同じユーザーの先生方から共感を得たことも多くて嬉しかったです。インド人のドクターが質問してきたのですが、あまりの巻き舌に理解不能。座長のタイ人ドクターは理解されていて、優しく教えてくれました。なんとか乗り切り、終了。

 

演者、座長の皆さんと。

 

怒涛の1日目で、すでにバテバテでした。

 

国際学会では友人たちとの再会も大きな目的です。新しい治療機器や注入剤の手技、安全性など情報交換をします。今回も沢山の有益な生の情報を得たので、当院での治療に還元します。

 

大韓皮膚科学会の前理事長でMy brother(笑)の韓国Oh先生、古くからの友人San Ju Lee先生、日本から林寛子先生と。

 

他にもフロアで知り合いと会っては立ち話、一日中喋っていた感じです。

台湾Shangli Lin先生と。

 

ベトナムNguyen Ngan Kim先生と。彼女は2年ほど前に当院で2日間ヒアルロン酸注入などの見学をしたのですが、久々の再会となりました。今やベトナムの芸能人御用達だそうです。

 

そして夜は私の好きな蟹カレーのお店、Somboonへ。

バンコクに来たら毎回必ず訪れるお店です。

このあとは今バンコクで最先端というルーフトップバーTichucaへ。予約不可のため入場まで結構並びました。

上から眺めた写真。巨大なクラゲのようなデザインが面白く、若い人たちが沢山。

 

ということで、しっかり働きしっかり遊んだ1日でした。