寺院と僧侶が必要とされる場所は
先日テレビで筆談ホステスという、難聴の銀座のホステスさんのことや、
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また、目の見えないピアニストが20歳で国際コンクールに優勝された報道を見ました。
彼や彼女は絶望の中から光を見出して、力強く生きられています。
特にピアニストに対して、記者の「もし、目が見えたら一番先に何が見たいですか」の質問の答えの「両親の顔」には泣けました。
仏法はこの人たちにどのような光を与えているか、疑問に思います。いま社会の中で、本当に寺院と僧侶が必要とされているか、根本的に考える時が来ているように思います。
これからの寺院存続のための一歩
6月7日の日曜日に、新潟県秋葉区古津の新潟仏教会長である曹洞宗広大寺住職の加藤朝雄老師に逢って来ました。
朝7時半に京都の家を出て、午後3時の約束の時間に間に合いました。みなさんご存知のように高速道路がETCを付けているとどこまで走っても千円で行けるという、臨時的な改正が出来ました。
ご飯まで頂いて午後6時半に寺院を出発して、家に帰り着いたのは翌朝午前2時でした。往復約1150キロの道でした。一人で運転して、62歳になっての日帰りの旅でした。
こうして新潟仏教会長の加藤朝雄老師と話し合った問題点はこれからの寺院の存続について重要なことでした。
東京の中外日報社の小川記者もおられました。この次のブログで書きます。
不可思議光如来という不思議な縁
牡丹やつつじの散り始めた京都から、牡丹桜の咲く札幌にきて平成21年5月26日に「おくりびと」の原作者の青木新門氏と会い、握手をさせて頂きました。
納棺夫日記を読み感動して、一度お会い致したいと思っていました。30日に京都の大谷大学で講演会があることを記事で知り、京都の講演会を聞きに行きたいと思っていたところ、なんと北海道の札幌で会ったのです。
札幌の西本願寺別院本堂で若い僧侶たちの「北藤会結成40周年記念事業」として、青木新門氏の「いのちのバトンタッチ」映画「おくりびと」に寄せて、という講演会に参加できたのです。そこで青木氏に紹介していただき握手をさせていただきました。感激でした。
まさしく、望めば門は開かれるという弥陀の本願に他なりません。心の中で思っていることが本願他力として叶います。それも「縁」です。不可思議光如来という不思議な縁です。青木氏の講演されていた後には、御仏がおられました。合掌