命を戴く 合掌
私は食べ物では野菜よりも肉系が好きです。
特に焼肉は美味しいです。
先日ふとネットの検索で、台湾での牛や豚や鶏の屠殺工場のシーンを見ました。
牛を動けないように頭を挟み、上から銃で頭の頂点を撃って殺します。
豚は殴り殺します。
殺すと直ぐに首を裂いて、血を抜きます。
それからお腹を裂いて、内臓を取り出して、
女性たちが水で洗い、小分けして行きます。
オートメイション化されています。
生き物は死ぬときには嫌がり暴れます。
決して、まな板の鯉のようではありません。
仏教の教えでは不殺生戒としています。
生き物を殺してはいけませんと言う事です。
人間は無論のこと、牛や豚や羊や鶏や穀物、野菜、果物のすべてに命があります。
その命を戴かないことには、自分の命を保てません。
地球上の全てはその連鎖で行われています。
残酷ですが、それが現実です。
ですからその命を戴くときに、感謝して合掌します。
合掌は、知恵ある人間としての感謝の気持ちで、宗教行為ではありません。