バス停で話しかけたご婦人が | みやみや珈琲日記

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毎日のコーヒータイムに、ちょっといいことを。

今日もブログに来ていただき、

ありがとうございます😊


こんにちは、みやです。


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バス停では
様々な出会いがあるもので。

今日も面白い出会いが!

カフェに出勤すべくバス停にいると
後から来た一人の高齢のご婦人が
バスの時刻表を見ていた。

「あら?
 バスの時間、変わったのかしら?」

「どこまで行かれるんですか?」

「◯◯駅までなの。」

「あ、私も同じバスですよ。
 ちょっと遅れているみたいで。」

「そうなのね。
 これには12時5分発ってあったんだけど、
 バス停の時刻表は12時4分になってて。」

ご婦人は
iPhoneの乗換案内で検索した結果を
見せてくれた。

「(ガラケー出てくるかと思ってた!)
 えーっ!すごい!
 検索されたんですね!」

「でもこれ、
 時刻表が違うってことあるのかしらねぇ?
 遅れているとかも出ないし。」

「この”バスあと何分?”ってアプリいいですよ。
 あと何分でバスが来るかわかるので。
 雨の日とかよく遅れますし、
 これから暑くなるんで
 あんまり長い時間炎天下にいたくないじゃないですか。
 よかったらインストールしますか?
 お手伝いしますよ。」

「いいわねー。
 アプリはこれから入れるんだったかしら、、、」

「はい、そうです。
 ”バスあと何分?”で検索してみてください。」

ご婦人、
軽やかにサクサクフリック入力!

私はフリック入力できないから、
ただただ尊敬!

「よかったら、バス停登録しますよ。」

そう話したら、
乗る予定のバスが来た。

「バスの中でバス停を登録しちゃいましょう!」




ご婦人のiPhoneを借りて、
よく使うバス停を2つ聞いて
登録、登録。

「ご親切にありがとう!
 今から◾️◾️病院に行くのよ。」

「え!私も同じ駅まで行きますよ。
 よかったら一緒に行きましょう!」

バスを降りて
一緒に改札を通って、
一緒に電車のホームへ。

「実は私、
 駅の近くのカフェで働いてるんですよ。」

「あら!そうなの?
 そのカフェ知ってるかも。
 何時から何時までいらっしゃるの?」

電車に乗りながら
あれこれおしゃべり。

ご婦人は3ヶ月に一度
◾️◾️病院でお薬をもらっているご様子。

飲み薬はいいけど、
湿布が結構重いらしい。
(わかるーっ!)

一緒に電車を降りて
一緒に改札を出て。

「病院に行く前に
 さっぱりとおうどんでも食べて行くわ。」

「いいですねー。
 暑いので、どうぞお気をつけて。」

カフェに出勤して1時間半ぐらい経った頃、
そのご婦人がお店に来てくださった。

「えー!来てくださったんですか!」

「そうなの。
 思ったよりも病院が早く終わって。
 親切にしていただたし、
 いらっしゃるかなぁ、と思って。」

「わぁ!ありがとうございます。
 ゆっくりして行ってくださいね。」

「ありがとう。」

歳の頃は80歳ぐらいかと。

頭もハッキリしていて、
整形外科に通っているとはいえ
しっかり歩いてらした。

何より
iPhoneをバリバリ使いこなしていて、
ステキだなぁ、と。

家の最寄りのバス停から一緒になったご婦人が
まさか勤めているカフェに寄ってくださるとは。

ほんと面白い!

ご婦人が喜んでくださってよかった。

一方で
「病院帰りに寄ってくれないかなぁ、、、」と
頭のどこかで
カフェの売上のことを考えた自分は
やはり商魂逞しいなと
思わず笑ってしまった。

さらに
バス停で話したことがきっかけで
実際に売上に貢献した私は
もはや天才なんじゃないかとも(笑)

まぁ、それは冗談として
また会えて
すごく嬉しかった!

わざわざ会いに来てくださって
本当にありがたかった!

3ヵ月後、また会えるかな?

ご近所でも、また会えるかな?

楽しみ、楽しみ。