そのやり方では、
女性側の意図に反して、
余計に「やらない」男になってしまう
という悪循環が起こってしまう
可能性が高いのだ、ということ。
もっと楽に、幸せに。
パートナーシップカウンセラー
真中美和です。
真中美和(Miwa Manaka)
- 大人女子(主に30〜50代)向けパートナーシップカウンセラー
- 6,000人以上の相談実績(たまに鬼軍曹w)
- 49歳シングルマザー
- お付き合い歴11年・遠距離の年上彼(通称ダーリン)と”無期限婚約”中
今日はクリスマスイブだねーーー🎄
と言いつつ、
まったくクリスマス感のない私ですがw
昨日は、初開催の
”オトナ女子”幸せラボだったよーーー![]()
なんと!この師走の忘年会シーズン真っ只中に
34名もの方が!
リアルタイムでご参加くださったよ‼️
(録画視聴も入れると44名!)
また改めてレポさせてもらいたいと思うのだけど、
いやぁ、もう、本当にさ、
懐かしいお顔もいっぱいで、
みんな熱心にワークにも取り組んでくださって、
そんなみなさんの温かい空気感に見守られて、
楽しく開催させてもらえたことが幸せすぎて、
本当に感激の一夜でしたーーー( i _ i )
ご参加くださった皆さん、ありがとうーー![]()
(録画とアンケートは今朝8時頃にお送りしたよ!)
というわけで、1月の開催会も
昨晩から募集を開始しているので、
ぜひたくさんのご参加、お待ちしております![]()
さてさて、またもやXで、
こんな興味深い投稿を発見しました。
「『女が下方婚しろ!』『男が主夫になればいい!』そうすれば男も家事する!!」という言説がいかに嘘っぱちかがわかる研究がある。
— 三木智有|家事シェア研究家 (@tadaima_Tomo) December 7, 2025
これをジェンダーディスプレイモデルというのだけど、どういうことか言うと。… https://t.co/ABuIXPNOxW
「『女が下方婚しろ!』『男が主夫になればいい!』そうすれば男も家事する!!」という言説がいかに嘘っぱちかがわかる研究がある。
これをジェンダーディスプレイモデルというのだけど、どういうことか言うと。
夫の稼ぎが妻より下回った場合、経済合理性から考えれば「夫は家事育児めっちゃするようになる」はずだけど、実際は「あえて家事の時間を減らしたり、分担を増やさなかったりする行動をとること」がある。
なんでかって言うと、「収入が少ない上に家事もする」という状態になると、伝統的な「男らしさ」や「稼ぎ頭」としてのアイデンティティを完全に失ってしまうから。
これだけピックアップすると「男ってくだらないプライド持ってんな〜」って思われるかもしれないけど、ちゃんと女性バージョンもあって。
妻の収入が一定水準(例えば、夫婦の総収入の4割や5割)を超えて多くなると、妻は逆に家事をする時間を引き上げたり、家事分担を増やしたりすることがある。
それは、「稼ぎすぎて生意気だ」と見なされることを避けるために、「私は外で稼いでいるけど、ちゃんと『良き妻・母』として家事もやっていますよ」を示すため。
だから、多くの人は「『男が働いて、女は家事育児』なんて古い価値観」って思ってるかもしれないけど、まだめちゃくちゃこの規範は残ってる。
でも、この社会規範は遅かれ早かれ変わっていく。社会がジェンダー平等に進んでいる以上それは確実。
なら、さっさとジェンダー平等っていう新規範にアップデートしたほうが生きやすくなる。
結局、「下方婚しないから」とか「時間がない」とか「男が」「女が」とか言ってないで「夫婦でしっかり協力し合う関係」をつくった方が幸せになれる。
この方は、
「帰りたくなる、わが家にしよう。」
というコンセプトで、
家事を夫婦でシェアする活動をされているようで
男性がこういう活動をされてるのは
本当に嬉しいことだなぁと思います。
私も、この彼が言うように
「男が」「女が」とか言ってないで
「二人で協力し合う関係を作る」ということに
尽きるなぁと思っています。
「敵」じゃなくて「味方」になろう
少し前に、
男性心理を学ぶことについて書いたら、
プチ炎上したけれども(笑)
(参照:よかったら読んでみてね)
それは、
男性だから〜しなくていいとか、
女性だから〜すべきだとか、
そういうことを言いたいんじゃなくて、
男も女も、平等とは言いつつも、
抱えてきた社会規範や価値観が違うから、
どうしても、そこに引っ張られるし、
お互いに「なんでそうなるの⁉️」って
理解し合えない前提を持っていたりする。
だから、その誤解を解いて、
闘い合う「敵」じゃなくて、
協力し合う「味方」として
生きていこうよ、っていう提案なんだよ。
先ほどの投稿にあったように、
男性は、伝統的な「男らしさ」や、
「俺が家族(彼女)を守っている」と思える
自負みたいなものが、
自尊心と深く結びついているがゆえに、
それらが減ってしまうような状況があると、
自分に「男として価値がある」と思えない
=アイデンティティを保てなくなってしまい、
「どうせ俺は…」と卑屈になるか、
「俺は偉いんだ」と虚勢を張るか、
どちらかの形で、
自分のアイデンティティの崩壊を
直視しないでいい方法を選ぼうとしてしまう。
特に、男性自身の自信が揺らぐような状況
(収入が低い、評価されてないなど)
があるときには、
余計にここが発動しやすいわけだよね![]()
そんなときに、妻から
「あなたの稼ぎが少ないから」とか
「こんなに私は頑張ってるのに、
あなたはそこまで頑張ってない」
といったトーンで不満を伝えてしまうと、
- 見下されている
- 頼りにならないと言われている
- 男として優秀じゃないから私が不幸なんだと責められている
そう感じやすくなって、
女性側の意図に反して、
余計に「やらない」男になってしまう
という悪循環が起こってしまう
可能性が高いのだ、ということ。
これを、正論で
「だって、それが事実でしょう⁉️」って
言いたくなる気持ちは、
めちゃくちゃわかるよ?
だって、何を隠そう、
私自身、これを元夫にやってたから![]()
私にとって夫は、
- 考えが浅くて、無計画で、
- 自分のことしか考えてなくて、
- 責任感がない人だ
と思っていたからね、
だから、
それをなんとかして改めさせなければ、
私たち家族が困ったことになる!
と思ってたんだよ![]()
だから、どうすればその危機感を
彼にも持ってもらえるだろう?と思って
「問題点」を説明し、改善を要求する、
みたいなコミュニケーションをしてたんだよね。
おかげで、
どんどんダメンズになって、
二人の関係も悪化していったよね![]()
そしてこれは、逆もしかりで、
女性側も、勝手に(!)
- 女とはこうあるべき、
- 妻としてこれくらいはやらないと
- 母親なんだからちゃんとしなきゃ
そんなものを抱えているせいで、
必要以上に自分を頑張らせ、
無理をして疲弊し、
「こんなに頑張ってるのに!」と
余計に相手に腹が立ち、
どんどん素直になれなくなり、
敵対心剥き出しの鎧をつけた女になっていく![]()
私も、夫に文句を言うためには、
自分に落ち度があると言えないからね(笑)
彼から文句を言わせないように、
「私は妻として、母として、
こんなに正しく頑張ってやってます
」
的なアピールを無意識にやってたなぁ
と思うんだよ(痛いwww
そりゃ、元夫からすれば、
正論を振りかざして「お前はダメな男だ」
と否定してくる敵に見えていただろうな
と思います(ほんとごめん![]()
実際、ここでも書いていたように、
裁判のときに送られてきた答弁書の中に
私が彼に
「トイレの扉を開けっぱなしにしないで」
と言ったことを取り上げて、
そんなこと言うなんて、酷いヤツだ!
って非難するような内容が書いてあって、「???」ってなったのだけど、
(それ以外にも、私には意味不明な攻撃文がいっぱいあった)
トイレの扉ごときの私の一言が、
当時の彼にとっては、
刃のように心に刺さってしまうほど、
あれもこれも責められてる、否定されている
と感じられていたんだろうなと思います。
(今だから、冷静にわかるんだけど!笑)
そんな、
男だから、女だから、というような
価値観をみんなが排除して、
「完全に平等に」なれれば
楽なのかもしれないけれども、
でもさ、やっぱり現実的には、
生物的にも、社会的にも
男性と女性は違う生き物として生きてるからね
そうやって「平等にすべきだ!」って
正論を振りかざして、闘うよりも、
平等にすべきところは変革しながらも、
お互いの違いを尊重して、
彼はこう感じやすいんだな、とか、
私はこう感じやすいんだな、とか
お互いの「取説」を理解し合って、
お互いの地雷を踏まずに、
もっともっと心地よく、協力し合える関係に
していけるといいなと思うんだよ。
男性が気持ちよく
彼女のために頑張ってあげたいな、
彼女と協力してやっていきたいな、と
自発的に思える時というのは、
「彼女からいい男として
信頼されている、尊敬されている」
と感じられている時です。
そう思えていないと、
自分のパートナー以外に目を向けて、
その自信を補填しようとしてしまうことすら
よくある![]()
(これを容認しろってことじゃないよ!)
不倫しやすい男性の
もう一つの傾向は、
「収入に余裕があり」
「評価されてないと感じている」男性。
収入に余裕がある、というのは
まあ、当然だよね。
女性とホテルに行くにも、
ご飯を一緒に食べるにも、
相応にお金がプラスアルファでいるので
お金に余裕がなければ、
そもそも、したくてもできない。
で、収入が高くても、
「評価されている」と感じている男性は
それほど不倫しない。
だけど、たとえば、
会社からあまり評価されていないと感じたり
妻の方が収入が高かったり、
(自分の方が妻より格下だと感じる)
つまり、男性としての自信が低くなると、
それを補填するために、
「認めてくれる女性を求める」
という行動に出るわけだね。
彼らの
・家事をしない、協力しない
・偉そうな発言をする
・不倫をする
といった不適切な態度や行動を
「許せない!間違ってる!」と断罪しても
もちろんいいんだけれども、
(いや、ほんと、それが正しいんだよ?)
それで、彼らが心を改め、
パートナーに対して
「彼女のために頑張りたいな」
「彼女と一緒に協力していきたいな」
という気持ちになることは、まずないからね、
「二人で協力し合って
いい関係を築いていきたい」と
自発的に思える状態にしていきたい、と
あなたが望むなら、
〜やるべきだ、
〜するのはおかしい、
〜しなさいよ、
というコミュニケーションではない、
ということなんだよ。
信頼できない・尊敬できない彼と、どうすれば協力し合える?
とは言え、
彼に失望してしまうようなことが
たくさんあると、
もう彼を信頼する気にも、尊敬する気にも
なれないと思うんだけれどもね、
そんなときに役立つのが、
「彼の側に立つ」
つまり「彼の取説を理解しようとする」
というアプローチです。
彼が不適切な言動をしているとしたら、
彼には「そうする理由があるのかな」
という視点で見てみる、ということだよ。
自分の感情や考え、価値観は
ちょっとだけ、いったん脇に置いて、
(脇に置くだけで、なくさなくていいよ!)
「彼はなぜそうする必要があったんだろう?」
って考えてみる、ということ。
ただし、ここで気をつけて欲しいのは、
(下にリンク貼っとくね)
「彼を理解する」とか
「彼の側に立つ」というのは、
あなたが、彼の立場だったら
どう感じるか?どう考えるか?
ということではないんだよね。
ここを誤解していると、結局
「なんで彼はあれくらいのことで怒ってるんだろ」
「私だったらそんなことしないのに」
「相手を好きだったら私はこうするのに」
そうやって悩んだり、
相手に不満を持ったりすることが
加速するだけ、なんだよね
そうではなく、
彼という人間にとっては、
どう見えているんだろう?と考えるの。
そこの視点に立てたとき、
きっと全然違う世界が見えてくる。
私が「男の取説」とタイトルに入れて
こうやって男性心理を発信しているのは
それが理由です。
彼らを擁護する、ということじゃなく、
女性が容認しろ、ということでもなく、
いったん、
- 彼には彼の事情があるのかもしれない
- 彼には彼なりの理由があるのかもしれない
- 彼にはそうせざるを得なかった気持ちがあるのかもしれない
という視点から見てみることが、
敵ではなく味方(パートナー)のポジションに
あなたを戻してくれるから。
このポジションに立つことができれば、
彼はあなたが敵じゃない、という安心感を得て
あなたの言葉に耳を傾けられる心情になるし、
あなたは「味方として」
- 私にはこんな事情があるんだ、
- 私はこんな気持ちになっているんだ
- だから、あなたにこんな風に協力して欲しいんだ
ということを伝えられるようになる。
逆に言えば、
このポジションに立つことができなければ、
相手を変えても、きっといつか、
男性は分かり合えない「敵」になる。
このパートナーのポジションに
あなたが立てるようになれば、
きっと彼と「協力し合える」関係を
作り直していけるんじゃないかな。
ブログで読んでいてもよくわからないな、
と思われたら、ぜひ、90日間で、
一生もののパートナーシップ術を
手に入れて欲しいなと思います。
1月スタート分、お申し込みいただいています。
ぜひあなたも2026年を幸せのスタートにしてね![]()
▼ぜひこれを読んでみてね。
▼こちらもぜひ参考に。
※文中で「男性は/女性は」という書き方を用いることがありますが、あくまでも一般的な傾向をお伝えしているものであり、考え方や価値観、行動特性は一人一人異なります。
※あなたの置かれている状況・背景などによって、全く異なる見解になる場合もあるので、自分の場合は?と思われたら個人セッションで相談してください。
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もっと楽に、幸せに。
悩んでる場合じゃないよ♪
今すぐ、幸せになろーぜ♡











