今回は大学生編です。
水泳は競技者として相変わらず続けていて、
大学も水泳のスポーツ推薦で体育大学に
入学しました
スポーツ推薦で入学が出来たことは
有り難かったのですが、
そのことが私を苦しめることになります
それは、環境の変化や自分の出来なさを
目の当たりにして、結果が全然出なく
なったからです
入学してから全くベストタイムが出ない
練習をサボっていた訳でもないのですが、
全国レベルの水泳部
練習についていくので精一杯で、
練習の為の練習になり、
体も心も
苦しくて、苦しくて
我慢して、我慢して
耐えて、耐えて
の日々となりました
そうなってくると水泳自体が
推薦を通してくれた大学の為。
推薦してくれた高校の為。
お金を出してくれる両親の為。
という感じに。
楽しさは全然無くなっていて
自分の為ではなく誰かの為の
水泳になっていました
そこで私は
このモヤモヤを何とかしなければと
思い、当時、
大学で無料で行われていた
スポーツカウンセリングを
受けました
そこで、
/
あなたは何の為に水泳をしているの?
あなたはどうなりたいの?
\
という質問をされ、
自分が結果を出すことで
凄いと思われたい。
価値があると思われたい。
という原点にたどり着き、
そもそも、楽しくて始めた習い事が
いつしか競技者となり、
結果が出ることで両親が喜んでくれた。
周囲の人が凄いねと言ってくれた。
ということで
結果に価値を置く私を作り上げていた
ということに気づきました
だから結果が出なくなって
苦しいのなんのって
どうなりたいの?=結果?
となった時に
私が出した答えは
せめて引退するまで
『気持ち良く泳ぎたい』
ということでした。
自分の感覚を重視する
それを大事にすることで、
ベストタイムの近いところで
何とか競泳生活を引退することが
出来ました
このことは、
結果や出来る出来ないより
感覚や気分が良いを選ぶ
という後の在り方に繋がる出来事と
なったのでした。
次は社会人編です
お読み頂きありがとうございました