東日本大震災から3ヶ月が経過しました。
被災地の方々の、特にある避難所での生活は、
まだまだ辛いものだと聞いています。
きっかけは天災、でも実は大部分が人災…
そう思えてなりません。
改めて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
下記は5月7日に更新したブログです。
この時から何も状況はよくなっていません。
悪い情報を国や保安院、東電が認めただけが進歩。
なのにまだ対策を立てていないお母さん方も多いとか。
新宿にあれだけ降り注いだ放射性物質。
アスファルトやコンクリートはともかく、
土には染み込んでいるのをご存知ですか?
給食やプール。
食品や飲料水の暫定基準値はご存知ですか?
東京湾岸の生鮮市場近くの下水処理場。
放射線量ご存知ですか?
東京でのマスクは本当に必要ないですか?
副都知事が言うように取り越し苦労でしょうか?
子を守る親として当然ではありませんか?
子供たちを思うと胸が痛いです。
何かのきっかけになることを願って、
そのまま再掲載します。
◇ ◇ ◇
今回久しぶりにブログを書いたのは、
関東地方に住む、子供を持つ皆さんに知って頂きたいことがあるからです。
東京に住んでいて、子供を連れた方々があることについて無頓着すぎるのでは、と感じたので書くことにしました。
それは、今原発事故で放出されている放射能についてです。
現場で作業してくださっている方々には心から感謝しています。
一日も早く、安定した状態になってほしいと願っています。
ですが、今回の件で漏れ出ている放射性物質について、
わたしは今の政府の対応が信じられません。
国民の健康を考えて動いてくれているとは到底思えません。
東大大学院小佐古さんの参与辞退会見での涙をご覧になった方も多いと思います。
福島県の子供達の年間許容値が20mSvというのは、
世界からも激しく非難されている数値です。
それを日本政府は貫こうとしています。
これらは福島県だけの問題ではありません。
チェルノブイリの影響範囲は、福島~東京の距離をゆうに超えています。
これは旧ソ連政府が情報のかなりの隠蔽を行ったため内部被曝が遠方でも進み、
成長期にある子供たちが影響を受けたケースが多く含まれます。
先日茨城県ほかのお母さんたちの母乳から放射性ヨウ素が発見されたのも、
チェルノブイリでの経験より既に予想されていた事柄です。
これらはネットですぐに見つけることのできる情報です。
チェルノブイリの記録を見ては、今の日本の子供たちを思い胸が痛いです。
次世代を担う子供はもちろんのこと、
これから子供たちを産み育てる若い世代の生殖機能にも影響を及ぼします。
その認識はありますか?
今回の件で、今後どのような障害が出るかは誰にもわかりません。
専門家ですら、東電と繋がり耳当たりのいいことばかりをテレビで口にします。
真実を教えてくれる科学者はテレビになど呼んでもらえません。
今回の件では、全てがお金でつながっていることがよくわかりました。
今、特に東京では何事もなかったかのように日常が過ぎています。
それでも都の発表する新宿の放射線量は上空約20mの測定値。
Twitterで確認できる都内各地の個人の測定による放射線量は、
その2倍を示す地域があったりします。(例えば足立区)
また、重量のある放射性物質は地面に溜まっているため、
背の低い幼児や小学生は直接影響を受けます。
さらに乳幼児の受ける影響は大人の300倍とも言われます。
現に鼻血の止まらない幼児や若者が増えているようですし、
大気中の放射性物質を吸い込み、鼻腔が炎症を起こし免疫力が落ちたことで
インフルエンザが流行っているとも言われています。
咳や喉の痛みを訴えても、放射能の影響と結びつける医師はまずいません。
東京においても、子供については楽観視できる状況ではありません。
自分の子供は、自分で守る必要があります。
確かにこれらは政府発表ではなく、ネットやTwitter上の情報です。
しかし、チェルノブイリ以上の量の放射性物質が
今現在も大量に放出され続けているこの状態は(正確な値は、発表すらされていません。)
今後どうなっていくのか世界中のどんな専門家にも予測不能です。
福島だけでなく、東京はもちろん日本全国に被害が及ぶ可能性は高いです。
日本は外国から、『国家レベルでの人体実験』を観察するような目で見られているのです。
そんな中で、親の楽観的な判断から、
311以前と同じようにマスクなしで外で遊ばせ(砂場で遊ぶ子供を見ると涙が出ます)、
関東地方産の野菜を食べさせ牛乳を飲ませた結果、
子供の将来の健康を損なわせることがあったとして、
親として後悔しないと言い切れますか。
まずは可能な限り調べた上で、親の判断のもと、
できる範囲の防衛策を個人レベルで行うべきだと思います。
Twitter上では、ネットリテラシーの低い国民が淘汰されるとまで言われています。
テレビや新聞の情報はそれほどコントロールされています。
現にチェルノブイリで最も被害を広げた原因とされる内部被曝について、
メディアではほとんど触れられていません。
状況は思っている以上に切迫しているのです。
安全か危険かが判明するのはずーーっと後のことでしょう。
そのときに政府を信じてよかったと思う人と、
政府を信じず自分で行動してよかったと思う人、どちらが多いでしょうか。
もちろん誰にもわかりません。
でも、誰にもわからないから考えなくてもいい、ということではありません。
考え出すと怖いから・・・そんな理由で子供の未来を潰す権利は親にもありません。
また、福島に限らず、全国各地に、原子力発電所があります。
日本は、地震活動期に入りました。
その意味でも、福島で起こっていることは決して他人事ではないと思うのです。
いろんな考え方があるのはわかっています。
東京に住むわたしたちよりも、
被災地に住む方々の直面する問題がいかに大きく苦しみを伴っているかもわかっています。
でも、いま、何が起こっているかをまず知ってください。
関東地方に住む方々も、自分の問題として理解してください。
普通の生活に戻るのは、納得できるまで調べてからにしてください。
子ども達のために。
どうぞよろしくお願いします。