たった1パーセントの富裕層とそれ以外
2019年の田植え
昨年に続いて今年も最後の田植えは不耕起栽培の田植え。
長い田んぼの下の段、二畝ほどの田が二枚。
三年前に代掻きの際にトラクターを埋めたことがあり耕さないことにした。
もともと米づくりをはじめた時は機械を持たずにできる方法として不耕起栽培を選んだ。1.5反から2反ほどの田んぼを耕さずにつくっていたのだが面積が増えると耕さないでというのが難しくなった。一反あたり一週間程度の時間を必要とする。五反あっても一ヶ月ほどでできると思えばやれなくもなかったかもしれないけれど。
で、この耕さない田んぼ、不耕起栽培の田とか、自然農の田とか、呼び方はいろいろだけど、どういうこと?と訊かれることも多い。乾田とか陸稲とも違う。品種はヒノヒカリとかいわゆる水稲。栽培期間中はもちろん水を入れる。耕さないということも、田植えの際に水を入れていないということも、かなり不思議なようで、説明をしてもハテナ顔を見ることになる。
なので、不耕起栽培の田んぼで動画をつくってみた。
動画をつくってYouTubeにあげる。その理由はまた別にあって、先日お話したとあるクリエイターの方から「三浦さんは農業よりユーチューバーの方が稼げそうじゃないですか?」と言われたからという、単純な思考回路。でもこれ、全然簡単じゃない。片手で作業しながら動画撮るのも大変だし、編集もそこそこ時間かけるし、そして、YouTubeでお金を稼ぐにはまずチャンネル登録者数1000人超えてからという随分先の長い険しい道のり。百姓しごとを地道にした方が良さそうだ。
2019年6月8日(土)2反弱を機械植え ~ 補植 ~ 6月18日(火)田車一回目
2019年6月21日(金)3反強を機械植え ~ 補植の日々
2019年6月25日(火)28日(金)29日(土)自然農の田植え2畝
課題にしようと思った十日起きの田車押しは二回目が押せないまま十二日が過ぎた。
田植えの日々はつづく
一回目の田車を押す
今年一回目の田車を押した。除草作業。
まだすべての田植えを終えられていないのだけど、6月8日(土)に田植えをしたところ、およそ8畝と7畝の田んぼ(もしかしたら9畝と8畝かも、ちゃんと計ったことが無い)で田車を押して歩いた。ちょうど10日後になる。まだまだ可愛らしいくらいのコナギがびっしりとまではいかずチラホラチラホラはえていたところ。苗の活着具合はバッチリ、ちょうど良い時期だったのではないだろうか。
草も小さいから田車を押す負荷も少なく最初の8畝分は2時間弱で作業が終わり、これは楽勝!と思ったのも束の間、午後になり日が照りはじめたり、午前中の疲れが出たのもあってか、午後の作業7畝分の田んぼの方はなかなか作業が進まない。なんだかんだ4時間くらい掛けた。なかなかの重労働。夜はグッスリ(good sleep)寝に落ちた。
今年は7月が終わるまでに3回田車を押すことを目標にしている。7日~10日置きに1回押すとなると4回押せる計算になるのだけど、どうしよう。そんなに体力があるのか心配。
遅れているもう一ヶ所の田んぼ三枚分は、週末の雨でどうにか代掻きができたので、次の金曜日に田植えをする予定。三枚分三反強の田植え、パッと終えられるといいなぁ。がんばる。
田植え2019実況中継
6月8日(土)今年最初の田植え終了。
およそ三分の一程度。
のこり三分の二はまだ代掻きもできていない。
水不足。
井戸水を汲めなくもないが雨待ち。
田植えが終わるころ「とおちゃーん!」と遠くからこどもの声。
どこを走って来たのか、娘があらわれる。
ぜいたくを言えば一緒に田植えがしたいものだが、田んぼに来てくれるだけでもありがたいと思う。
九州南部以南はすでに梅雨入り、九州北部、中国、四国、近畿をぶっ飛ばして、中部、関東、北陸などが梅雨入り。広島から福岡へ、山口を通り過ぎる新幹線のごとく。2019年の梅雨はどこへ?山口県、周防大島にはやって来ないのか。週間予報を見てもこの先一週間は雨マークが無い。でも、しょうがない。
土曜日の朝だったか、ちょっと遠いところにある、ちょっと重たいものを持ち上げようとして腰を痛めた。ひさしぶりのぎっくり腰。一度座ると立ち上がるのに一苦労、激痛に見舞われる。今日は田の畔を塗り直そうと思っていたけど、気持ちを切り替えて?軽作業と休養。わるくない。