藤浪
本日お床のお花は一初(いちはつ)。アヤメ類の中で一番早く咲くのでこの名前になったようです。またまた初めて聞く名前でした。一八、逸初、鳶尾とも書くそうです。
今日のお稽古で炉のお稽古は終了。次回からはお風炉のお稽古です。早くもそんな季節なんですね。今回も大津袋を使ったお濃茶でお棚を使ったお稽古でした。相も変わらずおろおろ、あわあわで進歩なしのお手前では~っでしたが、次回からは気愛を入れなおして顔晴ろう。お茶杓のご名は苗代にしました。
姉弟子の皆様は大円の真のお手前です。これまた初めて拝見するお手前で、心の中で、は~、とか??とかえっ、とか声をあげていたら、へえ~っと心の中で言ったつもりが声に出てしまいました。正客のお稽古ひとつも、はじめてのことばかりで!!!でした。本日のお稽古も終始楽しい笑顔の中終えることができ先生、皆様に感謝です。
お菓子は藤浪。そういえば5月の小学校の校庭のはしに藤棚がそれは美しく咲いていました。鉄棒が全く出来ず逆上がり、苦労したな。先週の黄色いお花は山吹でした。Kさん、羽織襟芯地ありがとうございます。有り難いです。感謝です。
抹茶カステラ・マーラーカオ風蒸しケーキ
昨日初めてのレシピで焼いた抹茶のカステラです。切れっぱしを頂きましたが、市販のものとは全く別物で、う~ん・・・でした。レシピより小さな型で数個にわけて焼いたのですがそれに対して焼表示より少し焼き時間を短くしたのですが、それでも焼き時間が長かったのがパサパサの原因かな。お家で市販のもののようなカステラが作れたら嬉しいですね。また作ってみよう。本当はゆで小豆も入っているのですが全く写っていませんね。トホホ・・・・。ほかのカステラの底に大量に沈んでいました。
こちらも初めてのレシピで作った蒸しケーキ。昨日生地を作っておいて今朝蒸しました。マーラーカオのお味になっているのか楽しみです。
最後に今日もおむすび、結んでみました。お口にあうと良いのですが。昆布とゴマのと中に梅干し入りです。
今日の一言 発酵道
おはようございます。
今日は、千葉県香取郡の造り酒屋寺田本家23代当主
寺田啓佐の一言。
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【今日の一言 2012年4月26日】
『“よくなるために、悪くなる”
という法則があることも、しっかり見ていてほしい。
一見腐敗した状態も、
発酵のために必要だったのだと思えるときが来るからだ』
(寺田啓佐 造り酒屋寺田本家23代当主)
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酒屋寺田本家では、20年程前までは添加物いっぱいの
日本酒造りをしていました。
「私は、いかに儲けて勝ち組になるか、そればかり考えて
いました。
利益を出すためなら、原料を安く抑え、手間暇かけずに
コストダウンを図る。別にルール違反じゃなかったし、
みんなもやっていたので、アルコールや添加物で水増し
した酒を、手間を省いて造っていました」(寺田)
“日本酒は悪酔いする”、“翌日が辛い”そんなイメージ
が日本酒の売り上げにストップをかけだした時代でしたが、
寺田はコスト削減で利益を確保しようとしていました。
しかし、経営は悪化し借金が増える一方。
そして、社員は始業時間になっても集まらず酒造りへの
熱意が感じられない。
そんな中、寺田は反自然物や不調和の積み重ねから
心身のバランスを崩し、直腸が腐るという病気にも
なってしまいます。
まさにどん底状態ですが、そこまで追い込まれたとき、
「発酵すれば腐らない」のに自分の体は腐った。
「自分の体も会社も“腐った”のは、発酵して
いなかったからだ」(寺田)と閃きます。
「微生物は自然の法則に従って生きているのに、私は
自然の枠からはみ出た生き方をしていた。だから
発酵できずに腐ってしまったんだと思いました」(寺田)
それからの寺田は、自然の摂理に学び、そして、生命力
のある命の宿った“百薬の長”たる本来の日本酒造りへの
挑戦を開始手します。
銀行には「そろばんに合わない」、販売店には「売れる
わけねぇ」と言われつつも、あきらめずに試行錯誤。
醸造用アルコール添加は廃止し、100%純米造り、
乳酸菌・酵母菌も無添加の蔵となり、平成22酒造年度
からは、原料米も無農薬米を100%使用しています。
「米は無農薬米。酒造りのコストの5割は原料米ですが、
無農薬米は3倍の値段です。それから『生酛』といって、
天然の乳酸菌の力で発酵させる製法をとりました。
市販の乳酸を買ってきて短期で発酵させる『速醸』より、
時間は2~3倍、手間は10倍かかります。
酵母菌も麹菌も、今では自然のものを使っています」(寺田)
寺田本家は、固定客をしっかりつかみ、醸造している
「五人娘」は、インターネットの日本酒ランキングでも50位
以内(楽天38位(2/24時点)と、人気の酒蔵に変身
しました。
「今の腐敗を“よかったね”と受け入れ、
“すべてはいいことなのだ”と思い切れれば、
すぐにでも発酵の道はたどることができる。
それからあとは、どんどん発酵が進んでいく。
なにもかもがよくなっていく。
自然も、社会も、家庭環境も・・・・・・」(寺田)
追伸 寺田啓佐さんは、さる4月18日御逝去されました。
63歳でした。謹んで哀悼の意を表します。合掌

