人のせいにしない

 

独立開業して22年目の春となりました。

 

ずっと心がけていたことはいくつかあります。

 

そのうちの一つが人のせいにしないこと。

 

自分に出来る最大限の努力をしても思い通りにいかないことはたくさんあります。

 

そんなときも人のせいにしない。世の中のせいにもしない。景気のせいにもしない。

 

誰かのせいにしても…私の感情だけの問題で何も変わらない。

 

この場所で、この仕事で、独立して自分でやっていくと決めたのだから。

 

うまくいかないのは自分のせいだと思う。そうすると直すべきところが必ずある。

 

それを直そうという意志や行動が次の結果を変えていくことになるはずです。

 

経営者という立場で言えば、部下のせいにしないことです。これは気をつけておきたいところです。

 

部下のせいにする経営者はカッコ悪い。

 

私がお客様(経営者)と話をしているとき、部下のせいにする人もいます。本当は自分のせいだとわかっていてもプライドがあるからそう言えない。それならいいんです、私にそう言うだけなら。

 

でも本当に部下のせいだと思っていたらそれはカッコ悪い。自分の能力の低さをアピールしているかのようだから。経営者じゃなくても常に向上心を持っている人は人のせいにしないし。

 

…とか言ったら、私の家族から訴えられるかもしれません。”お父さん、私のせいにしてる”って💀💀

 

 

 

 

米国経済と日本の経済 最大の違い 原油生産量

 

原油の生産が多い国と言えばサウジアラビアなどアフリカ・中近東の国々を思い浮かべる人が多いと思います。でも世界一位はアメリカなんです。

 

あらゆるエネルギーや商品製造の原料になっている原油がお金払って買わなくても地下から湧いて出てくるのですからこれは絶対的な強みと言えるでしょう。

 

原油に依存する世界が終わらない限り米国の優位は揺るがないと思います。

 

 

 

 

 

 ユーラシア大陸の端っこにある小さな島国。気候が人間の活動にちょうどよいから1,000年以上前から今までよく勉強してよく働くのが日本の強みになってきたと思います。

 

 日本に似たような国といえば英国でしょうか。今後の日本の戦略を考えていく上では英国をベンチマークにしたらいいのではないかと思いますがどうでしょう?

 

日経平均株価が史上最高値更新ということでニュースになっています。これについては多くの解説者が言っていますようにバブルではないと思います。

 

上場企業の業績が好調という実態をともなった上昇と米国株式市場の上昇による連れ高ですね。

 

企業の株価というのは理論的には黒字が続けば上昇し続けます。そこに売り買いする人の心理が影響するので波が出来ますが基本的には黒字を続けている限り株価は上がっていくのです。そして日本の上場企業の、しかも業界1番手、2番手といった企業はこれからも好業績が続くでしょう。

 

それぞれの業界ごとに競争に勝ち残った企業が価格決定権を握って市場のお金を吸い上げている状態です。いつまで続くのでしょうか。

 

大きな企業は小さな地方自治体よりもよっぽどたくさんお金を持っていると思います。今後もそれが続くとしたら政府や行政に何かを求めるよりも民間企業に頼る方がいいという時代が来るかも。

 

法令を守り、適正な決算書を作り、納税し、外部の監査を受けるまじめな会社が従業員の福利厚生もしっかりやるなら、行政よりも企業に人生を預けたいという時代が本当に来るかもと思ってしまいます。

 

 

  

 

『俺のルールだ』(坂田銀時 from 銀魂)

 

 マンガ『銀魂』で主人公の銀さんが初めて新選組の土方と対峙したときに言った言葉。

 

 土方との勝負は銀さんの勝ちで、そのまま土方を斬ることも出来たのにそれをしなかった銀さんに土方が

『なぜ俺を斬らない。(武士のプライドとして)情けをかけられるぐらいなら斬られたほうがましだ』と。

 

 そのときの銀さんの答えが『そうだなぁ、、、俺のルールだ』。… このシーン好きです。銀さんはそれだけしか言わない。いつもはぐらかしたり、笑いを取りに言ったりする。

 

 社会のルール、価値観も大事、でも銀さんにはそれよりもっと大事な『俺のルール』があるということ。

 

 『信念』とも言う。

 

 今の日本って一人ひとりに『これが私の考えです』っていうものが少ない。

 

 少し前のことですがテレビのニュース番組で飲食店の店主が店内禁煙にするかどうか記者に質問されて『自分で決めろと言われても悩むので、法律で決めてほしい』と回答しました。

 

 それを見ながら岡山の税理士は心の中で思ったのです。

 

 『経営者なら自分で決めなさい』と。

 

 『私はこう思う』、…そういうものを持つことが大人になるということだし経営者ならなおさらだと思うのです。

 

  

  これから繁忙期の佳境に入っていくレグルス岡山

 

 年に一度でもクリスマスの日に世界中の人が、神様に感謝したり、祈ったりするというのはすごいことだと思います。それが2,000年続いているのならそれだけでもイエス・キリストはすごいです。

 

 私が神様に祈るということを知ったのは20代後半、税理士試験を受験するようになってからです。それまでは自分の人生なんて自分でどうにかできると思っていました。

 

 でもNTTを退職して税理士を目指しはじめてからやっとわかりました。自分の人生は、自分の力だけでどうにかなるもんじゃない。まわりの人が助けてくれている、ということがよくわかりました。遅いですけどね。結婚して子供が出来てさらによくわかりました。

 

 自分の力だけではどうにもならないこともある。それでも手に入れたい夢があったり、守りたいものがあるから神頼みに行くようになりました。まったく勝手なものですね。

 

 だから今年もクリスマスに思うのです。私のまわりの人が幸せであってほしい。あと猫も。

 

 それと、クリスマスの話をしておきながらなんですが、私が神頼みに行くのは教会じゃなくて吉備津神社か倉敷の安養寺が多いです(^^)V。 雰囲気が好きなんです。倉敷の安養寺は戦いの神様である毘沙門天を祀っていることもあり、ここぞというときに気を引き締めに行ってます。オススメですよ。

 

  

  倉敷 安養寺

 

 『ONE PIECE』が最終章に入ってもう半年ですね。

 

 岡山の税理士はいつも『ONE PIECE』を読みながら正義について考えています。

 

 『正義なんてものは立場によって変わる』by  海軍大将 青キジ

 

 『いくら探したって答えは見つからねえんだよ』by 黒ひげティーチ

  

 『歴史を見ればわかる。いつだって勝ったものが正義だ』by ドフラミンゴ

 

  私の現時点での思いは、、、、、、、青キジに近いかもしれません。

 

 悪政で弱者を虐げる世界政府と戦う麦わらの一味は正義(彼らにはそういう意識はありませんが)、政府のもとで海賊と戦う海軍の兵も正義。

 

 明治維新のときに戦った攘夷志士と新選組はどちらもその信念にしたがって戦っただけでどちらが正義でどちらが悪というわけではないと思います。正義の反対も正義ということがあるのだと思います。

 

 じゃあ、もともと何が正義で何が悪とかないんじゃない?という気持ちにもなりますがそうすると黒ひげの言葉やドフラミンゴの言葉がそれに近いのかとも思えます。

 

 下はアンパンマンの作者やなせたかしさんの言葉です。

 

 『アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです。』

 

     

 

 遺産相続の仕事で久しぶり、3年ぶり?に東京に行ってきました。

 

 あいかわらずダイナミックなエネルギーを感じさせてくれる街です。

 

 行きの飛行機は都心部の上空を旋回したので東京の大きさがよくわかりました。ちなみに岡山の税理士(私)は東京に行くなら飛行機派、そしてJALよりANA派です。

 

  

  地球が丸いのがわかりそうな光景

 

  

  東京都心部の上空を周ります。

 

 そしていつもJR新橋駅周辺に泊まります。かって東京で働いていた頃の思い出のある街なので。

 

  

  新橋駅前SL広場

 

 ホテルは岡山にもある三井ガーデンホテルの系列に泊まれば、はずれはないイメージがあります。

 

 今回のホテルは窓の外の景色が良くてオープンしたばかりの日本一高いビル、麻布台ヒルズも見えました。

 

 

  

  ホテルのロビーからの景色

 

 

 お客様との打ち合わせ場所は御徒町(上野)。新橋~御徒町あたりは安くて美味しい飲食店が多いですね。

 

 打ち合わせ前に1人で食べたカツ丼は500円ぐらい。打ち合わせ後に別のお客様と居酒屋に軽く飲みに行きましたが2人で5,000円でした。岡山より安いかも。

 

  

  500円のカツ丼

 

  

  2人で5,000円の居酒屋。

 

 翌日は帰岡前に国立科学博物館へ恐竜などを見に、と思っていましたがホテルでぎりぎりまで寝てしまったので行く時間がなくなりました。いつもこのパターン。

 

 

  

  ホテルの部屋からの景色。

 

 でも今回はいい仕事が出来たと感じられたのでいい出張になりました。


 それにしても東京に行くとよく歩かされますね。帰ってから全身筋肉痛です。

 

 

 秋の空気が気持ち良い時期が短くなってしまった最近の日本の秋ですが、

 

しまなみ海道にプチ遠征してきました。

 

 風邪で休んだあとの軽い遠征だったので車で移動しながらの軽い釣りです。

 

 まず尾道市因島の古い商店街の中で古い店舗を改装した民泊に泊まります。部屋が1部屋だけで私しかいないので

気楽ですし、清潔感のあるいい部屋でした。

 

 晩御飯はその近くでお好み焼きです。もちろん広島風、いんおこ(因島のお好み焼き)とも言うそうです。

 

 翌日は朝からまず高根島、続いて生口島と場所を変えながら釣りをしていきます。移動中に見える海の風景が

とてもきれいでした。

 

 昼過ぎに釣りを終わって帰る途中で尾道ラーメンと思っていたのですが生口島から因島へ移動するタイミングで

高速に乗ってしまうのでそのまま岡山へ戻ります。片道1時間20分ぐらい、近いです。

 

 釣果はと言えば、エサ取り(持ち帰りにならないフグ、チャリコなど)が多数でしたが型のいいキスやベラも

まあまあ釣れて、気楽な気持ちで行ったにしてはいい釣行になりました。

 

 

  

 イラストみたいな写真が撮れました。

 

  

 今回、泊まった民泊です。快適でした。

 

 

 お好み焼き『うえだ』

 

 

  

 前方、右側の島は大三島、愛媛県です。

 

 

  

 メカニカルな出で立ちのフグも釣れました。

 

  

 この写真ではわかりにくいですが島々の向こうに四国が見えます。

 

 

 

 フグがこれ以上ないぐらい怒っています。

 

 

 食べ損ねた尾道ラーメン『萬来軒』

 

 

 

 持ち帰ったキス、ベラ。キスは天ぷらが定番ですが刺し身も美味しいですよ。

 

 

 世界的に物価が上がっています。学校の授業で習ったインフレとはちょっと違う、世界が初めて経験する状態じゃないでしょうか。

 シンプルに考えたら世界人口が増え続けているので供給が限られたエネルギーや食料の価格が上がっていくのは必然と思えます。その状態が続くと限られた商品やサービスの奪い合いになってしまい、ますます物価が上がることになってしまいます。

 アメリカは経済の指標などを見ていると国全体としてこの物価上昇に耐えられそうです。アメリカは経済という視点から見るととてもフェアな国でかつ強いものが生き残るという厳しい国です。今アメリカの経済が非常に強いのはそのせいだと思うし、今後も当分アメリカの強さが際立つのではないかと思っています。(アメリカ発の世界的バブルになる可能性もあると思います。)

 逆に日本は厳しい状況に追い込まれていくと思います。人口が減少していくうえに一人ひとりの労働時間も減らす方向ですから、日本で暮らす人全体で生み出す商品やサービスの量が減少していきます。

 政治家は”経済を活性化するためには消費を促すのが大事”と、お金をばら撒きますが本当に大事なのは消費より生産です。今、日本人は自分たちで生産する以上に消費しようとしているから円が安くなったり、政府が借金を増やしてお金をバラ撒く状態になっているのではないでしょうか。

 

 日本人は自分の国を自分で変えるというのが苦手な国です。今の流れもいったんギリギリのところまで落ちていくかなと思っています。高齢化や人口の減少スピードなど考えると20年後ぐらいには非常に厳しい状況になるのではないでしょうか。それを超えたら再浮上の可能性は十分にあると思います。

 

 

 

 月に1度ぐらいしか行かないわりに今年は春から順調に

 

 3月カレイ → 4月カワハギ → 6月ウナギ → 7月キス → 9月ハゼと

 

 季節の旬のものを釣って(食べて)きました。スーパーでは売ってないような

魚が多くて釣り人の特権ですね。

 

 10月は何食べようかなぁと。季節的には一番何でも釣れる季節です。

 

 今年まだ食べてないのはサヨリ、カサゴ、メバルあたりですが…。

 

 本命カワハギ、外れてカサゴ、運が良ければカレイで行ってみましょうか。

 

 となると、しまなみ遠征ですね。 

 

 

 

 カレイ 広島の倉橋島 煮付けが美味しい!

 

 

 カワハギ 広島の倉橋島 これも煮付けが絶品でした!

 

 

 ウナギ 岡山でけっこう釣れます。場所は秘密です。

 

 

 キス 王子が岳の下の海岸

 

 

 ハゼ 安定の吉井川