日経平均株価が史上最高値更新ということでニュースになっています。これについては多くの解説者が言っていますようにバブルではないと思います。

 

上場企業の業績が好調という実態をともなった上昇と米国株式市場の上昇による連れ高ですね。

 

企業の株価というのは理論的には黒字が続けば上昇し続けます。そこに売り買いする人の心理が影響するので波が出来ますが基本的には黒字を続けている限り株価は上がっていくのです。そして日本の上場企業の、しかも業界1番手、2番手といった企業はこれからも好業績が続くでしょう。

 

それぞれの業界ごとに競争に勝ち残った企業が価格決定権を握って市場のお金を吸い上げている状態です。いつまで続くのでしょうか。

 

大きな企業は小さな地方自治体よりもよっぽどたくさんお金を持っていると思います。今後もそれが続くとしたら政府や行政に何かを求めるよりも民間企業に頼る方がいいという時代が来るかも。

 

法令を守り、適正な決算書を作り、納税し、外部の監査を受けるまじめな会社が従業員の福利厚生もしっかりやるなら、行政よりも企業に人生を預けたいという時代が本当に来るかもと思ってしまいます。