プロキオンSのオイシイ情報を掴んどるんや | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

こんちは。
鎌田光也ですわ。



友道康夫厩舎のランブリングアレー(牝4歳・父ディープインパクト)は、次走の予定が、8月16日(日)の小倉記念(芝2000m)になっとります。

この馬は、今年、

2月9日(日)の日田特別(小倉・芝1800m)→1着
3月29日(日)の四国新聞杯(阪神・芝2000m)→2着
5月3日(日)の糺の森特別(京都・芝1800m)→1着
6月21日(日)の垂水S(阪神・芝2000m)→1着

と、4戦全てで馬券に絡んどるんですわ。

ランブリングアレーを管理しとる友道先生は、大阪府立大学の獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一先生の厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英厩舎で調教助手をやっとりました。

ちなみに、友道先生がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかを育てた白井寿昭先生が、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。

友道先生が浅見厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったんやから、走る馬を間近で見るっちゅう、ホンマにエエ経験ができたんやろ。

2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道先生は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。

しかも先生は、レースを多く勝つだけやなくて、ワンモアチャッターを使った2005年の朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つと、アドマイヤジュピタを使った2008年の天皇賞・春で初めてGIを勝つなど、その他にも、ヴィブロスを使った2016年の秋華賞とマカヒキを使った2016年のダービーや、アドマイヤマーズを使った一昨年の朝日杯FSと去年のNHKマイルCとか、先週までに、GIの12勝を入れて、JRAの重賞を43勝もしとるんですわ。

2012年の友道先生の厩舎は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう数字を残しとって、それから2015年までは2012年の成績を超えられなかったんやけど、去年までの4年間は、

2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円

と書けば分かる通りで、4年続けて10億円以上の賞金を稼いどったし、今年は先週までに29勝を上げて、リーディング1位の矢作芳人厩舎と1勝差の2位に付けとるんや。

せやけど、賞金は「5億6069万円」と、先週までに「11億0186万円」を稼いで1位の矢作厩舎に「5億4117万円」の差を付けられとるんやから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼がなアカン」と考えとるんでしょうな。

そんな訳で、1着賞金が4100万円の小倉記念に向けて、友道先生がランブリングアレーをどう仕上げてくるんかを、最後までキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

ただその前に、先生の厩舎は、来週の中京記念にウーリリを使う予定なんで、もちろん、この馬からも目が離せませんな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、北出成人(よしひと)厩舎がプロキオンSに使うサクセスエナジーや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

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北出成人君は、1987年の9月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から、神戸新聞杯を勝ったロングタイトルとかを育てた大根田裕也厩舎で厩務員をやって、1990年の4月からは調教助手をやっとったんですわ。

それから、大根田さんが2002年の2月に定年で引退したんで、その年の3月からは、ナリタブライアンや、ナリタタイシンや、メジロパーマーや、エリモジョージとかを育てた大久保正陽(まさあき)厩舎で調教助手をやって、2005年に調教師の試験に受かると、次の年に、定年で引退した大久保さんの厩舎を引き継ぐ形で、自分の厩舎を開業しとります。

初めの年は、レースに使った数が少なかったんで、「4勝・獲得賞金8785万円」っちゅう成績やったけど、2年目は9勝、3年目は16勝と、順調に勝ち星を積み重ねとったし、それからは、毎年勝ち星を2ケタに乗せとって、2014年の北出君は、ルールプロスパーを使った京都ハイジャンプで初めて重賞を勝つと、アクティブミノルを使った函館2歳Sも勝って、「24勝・獲得賞金4億1716万円」っちゅう、今までで一番エエ数字を残しとったんや。

せやけど、その後は、

2015年→11勝・獲得賞金3億7159万円
2016年→17勝・獲得賞金2億7505万円
2017年→20勝・獲得賞金3億3974万円
2018年→17勝・獲得賞金3億7793万円
2019年→16勝・獲得賞金3億8102万円

っちゅう形で成績が伸び悩んどったから、今年の北出君は、「巻き返さなアカン」と考えとる筈ですわ。

実際、今年に入ってから先週までは、エーポスでフィリーズレビューを勝つなど、「12勝・獲得賞金3億0202万円」っちゅう成績を残しとって、去年のペースを大きく上回っとります。

もちろん、今の彼は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとるんやろう。

そんな中、今週は、1着賞金が3600万円のプロキオンSにサクセスエナジーを使うんで、気合いを入れて仕上げてくるとワシは見とったし、実際、ワシの元に届いとる、最終追い切りについての報告が、見込み通りのものやったから、ええレースをしてくれそうやな。

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北出成人厩舎がプロキオンSに使うサクセスエナジーについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。