アンタレスSとかを勝って、もっと差を広げたいんやろ | 鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

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中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



去年の10月にデビューしてから今まで、

2019年
■10月5日(土)の2歳新馬戦→1着
■12月7日(土)のエリカ賞→3着

2020年
■1月19日(日)の京成杯→3着
■3月29日(日)の大寒桜賞→2着

と、4戦全て馬券に絡んどる、高野友和厩舎のディアスティマ(牡3歳・父ディープインパクト)は、次走の予定が、5月2日(土)の青葉賞になっとります。

この馬を管理しとる福島県出身の高野先生は、県内では有名な進学校の福島高校を卒業してから、国立の帯広畜産大学に進んどって、大学では、勉強をしながら馬術もやっとりました。

そうそう、帯広畜産大学は、シンボリ牧場の代表をやっとって、去年の4月25日(木)に亡くなった和田孝弘さんとか、高野先生の他にも、卒業生に競馬関係者が何人もおるんですわ。

大学を出てから高野先生は、先輩のツテで「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)に就職しとって、そこで、ステイゴールドとか、ツルマルボーイとか、走る馬によう関わったそうですな。

そんで、2002年に競馬学校の厩務員課程を出て、その年の7月から松田国英厩舎で厩務員をやって、次の月からは調教助手をやって、それから8年くらい松田厩舎におったんや。

高野先生が厩舎を開業したんは、2011年の3月で、その年にいきなり19勝を上げて、「2億7002万円」の賞金を稼ぐっちゅう、上々のスタートを切っとりました。

それから、先生の厩舎は2015年までに、

2012年→12勝・獲得賞金2億1394万円
2013年→20勝・獲得賞金2億7974万円
2014年→30勝・獲得賞金5億5519万円
2015年→34勝・獲得賞金9億4756万円

っちゅう成績を残しとって、2014年は、ショウナンパンドラを使った秋華賞で、初めての重賞勝ちをGIで飾っとったし、シャイニングレイを使ったホープフルSも勝っとって、2015年は、ショウナンパンドラでオールカマーとジャパンCを勝って、他の馬もよう走ったんで、開業してから一番の数字やったんや。

こうやってエエ成績を残せとるんは、松田国英厩舎におった頃に、キングカメハメハやダイワスカーレットとか、走る馬を間近で見とった経験を、しっかり活かせとるからなんやろ。

せやけど、一昨年までの3年間は、

2016年→18勝・獲得賞金3億7342万円
2017年→29勝・獲得賞金4億7909万円
2018年→33勝・獲得賞金5億9538万円

と、2015年の賞金を大きく下回ってしもうたんやから、去年の高野先生は、「キッチリ巻き返したい」と考えとった筈やし、実際、今までで一番の40勝を上げて、2015年の次に多い「7億9332万円」の賞金を稼いどりました。

ただ、今年は先週までが「6勝・獲得賞金2億0721万円」っちゅう成績で、まだ2015年の2割くらいしか稼げとらんのやから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝ってキッチリ巻き返さなアカン」と考えとるんでしょうな。

そんな訳で、1着賞金が5400万円の青葉賞に向けて、ディアスティマをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

ただその前に、高野先生の厩舎は、来週のマイラーズCにフィアーノロマーノを使う予定なんで、もちろん、この馬からも目が離せませんな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、佐々木晶三厩舎がアンタレスSに使う、「サンデーレーシング」のウェスタールンドや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主秘書のJさん」から届いた報告を紹介しときます。

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「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏は、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーのご子息であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産です。

吉田勝己オーナーが、1988年に「株式会社ダイナース愛馬会」として創設した「サンデーレーシング」に於いて、最近の代表的な存在としては、2011年の牡馬三冠を勝って、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴルや、2012年の牝馬三冠を勝って、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナや、2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテなどが挙げられます。

同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」に輝いていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」になっており、特にその中でも2012年は、ジェンティルドンナなどの活躍により、重賞18勝を含む118勝を上げ、「38億7944万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。

更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、昨年までも、

2017年→133勝・獲得賞金29億7266万円
2018年→152勝・獲得賞金35億4845万円
2019年→124勝・獲得賞金36億0520万円

と記せば分かる通り、3年連続で「馬主リーディング1位」となっております。

そして、今年に入ってから先週までのリーディングは、

1位:サンデーレーシング→29勝・獲得賞金8億6746万円
2位:シルクレーシング→33勝・獲得賞金7億0892万円
3位:キャロットファーム→29勝・獲得賞金7億0333万円

となっておりますが、2位の「シルクレーシング」との差が「1億5854万円」、3位の「キャロットファーム」との差が「1億6413万円」という状況であり、今後も、高額賞金の懸かったGIレースが続くことを考えれば、決して「セーフティーリード」とは言えません。

そういった中、「サンデーレーシング」は、本日、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のアンタレスSにウェスタールンドを出走させますので、私がクラブの関係者であれば、「賞金の高いレースを勝って、下との差を広げたい」と考え、この馬を預けている佐々木先生に、渾身の勝負仕上げを依頼するでしょう。

実際、私の元に届いている最終追い切りについての報告が、

「15日(水)、坂路で一杯に追われて、4Fが53秒5、終いの1Fが12秒9っちゅう時計を出しとりました。力強い脚捌きで駆け上がっとったし、追い切った後もどっしりと落ち着いとったから、エエ状態をキープできとるんやろうな」

というものでしたので、好レースが期待できそうです。

また、「サンデーレーシング」は、本日、1着賞金1億1000万円(同8800万円)の皐月賞にヴェルトライゼンデを出走させますので、この馬についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と見るべきでしょう。

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佐々木晶三厩舎がアンタレスSに使うウェスタールンドについて、「馬主秘書のJさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。